「音楽はボーダレス」——習い事を断られてきた子どもたちに開くピアノの扉
全国約30拠点に広がるピアノ教室「Ami.porte(アミポルテ)」が、療育中のお子さまへピアノ教室を展開
直近10年間で義務教育段階の児童生徒数は1割減少している一方、特別支援教育を受ける児童生徒数は2倍以上に増えています(文部科学省「特別支援教育の充実について」より)。
そして、障がいのあるお子さまが「ピアノを習いたい」と願っても、「うちでは無理です」と受け入れを断られてしまう現状があります。
保護者の多くが「他の子と同じように習い事をさせてあげたい」と望んでも、その受け皿がない——これが現在の障がいのあるお子さまを取り巻く習い事の実情です。
そうした中、Ami.porte(アミポルテ)は理念「音楽はボーダレス」のもと、下関・茨城・宮城の各地で療育に通うお子さまへピアノレッスンを展開しています。

■事例紹介
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Sちゃん(仮名・6歳/自閉症スペクトラム)
初めてグループレッスンに参加した際、部屋の隅に座り込み、他の子どもたちとの関わりを避けていました。
しかし音楽が流れ始めると体が少しずつリズムに反応し、やがて周りの子どもたちが自然に「一緒にやろう!」と声をかけました。戸惑いながらも小さく頷いて輪に加わった瞬間、教室全体の空気がやわらかく変わりました。
お母様は涙ながらにこう語りました。
「娘があんなふうに他の子と関わる姿を初めて見ました。
学校では常に一人で誰とも話さないんです。でも、ここではこんなに楽しそうにしているなんて…」
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Aくん(仮名・8歳/重度知的障がい)
お母さまに連れられて訪れた際、「うちの子にピアノは無理だと思うんです」と不安そうに話していました。
ところが明るいメロディに惹かれたAくんは、少しずつ鍵盤に手を伸ばし、やがて繰り返し弾き始めました。その表情は言葉では言い表せないほど輝きに満ち、お母さまは驚きと喜びの涙を浮かべました。
「他の教室では難しいと言われて断られてきたんです。
でもここではこんなに笑顔でピアノを弾けるなんて…」


アミポルテでは「教える」よりも“引き出す”指導を大切にしています。
レッスンは基本的に「子どもは子どもの時間、親は親の時間」として設計されており、普段は常に付き添いが必要で疲弊していた親御さんも、レッスンの間だけは安心して手を離せます。
お子さんは音楽の世界に夢中になり、親御さんは束の間の自分の時間を持てる。
その双方にとっての“心のリフレッシュ”の時間が、小さな「できた!」の積み重ねとなり、子どもの自信を育み、家庭の笑顔を広げています。
代表の神野は次のように語ります。
「音楽の前に、境界線はいりません。どんなお子さんにも“できる”瞬間がある。その扉を開き続けることが、私たちアミポルテの使命です。」
本取り組みは、教育や子育て、福祉に関心のあるご家庭や地域社会にとって、新しい学びと文化活動の形となることを目指しています。
【会社概要】
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社名:Laboratous株式会社(本社所在地:長野県長野市)
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Ami.porte代表 神野 由香 (所在地:山口県下関市)
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事業内容:ピアノ教室「Ami.porte(アミポルテ)」運営、幼児英語「プリトーン」提供、療育中のお子さまも通えるピアノ体験 ほか
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創設:2003年(現在、全国約30拠点)
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理念:音楽はボーダレス
【本件に関するお問い合わせ先】
長野県長野市東和田842CORE OFFICE 301号室
Laboratous株式会社
メール:kouhou.pr@laboratous.com 担当:広報担当
電話:026-217-5723
Ami.Porte HP https://amiporte.com/
運営会社 Laboratous株式会社 HP https://laboratous.com/

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