OpenPlayが日本初進出となるパートナーシップをトイズファクトリーと締結
権利管理プラットフォームが、日本のストリーミング市場の成長を背景に初の契約を発表
音楽業界をリードするメディアおよび権利管理プラットフォームであり、数千におよぶ出版社およびレーベルのカタログを支えるビジネスエンジンであるOpenPlay(会社名:OpenPlay Inc.)は、日本における初のパートナーシップとして、象徴的なレーベルであるトイズファクトリーとの提携を発表しました。本契約により、OpenPlayはトイズファクトリーに包括的なコンテンツ管理サービスを提供し、音声、映像、アートワーク、メタデータを含む多様なデジタルアセットを効率的に管理・活用するための集中型プラットフォームを提供します。
この節目は、世界第2位の音楽市場である日本におけるOpenPlayの参入を示すものであり、グローバル戦略の一環としてさらなる拡大を計画しています。
1990年に設立されたトイズファクトリーは、日本で最大かつ最も成功したレコードレーベルの一つであり、長年活躍しているアイコンから日本のポップカルチャーを形作る新しい声に至るまで、幅広いアーティストを擁しています。
このパートナーシップを通じて、トイズファクトリーは、権利を完全に保持したまま、自社のデータとデジタルアセットを管理するための中核的ハブとしてOpenPlayのプラットフォームを活用できるようになります。同社のアーティストがグローバルな成功を推進するにあたり、OpenPlayはコンテンツ管理を効率化する技術基盤を提供し、世界展開を後押しします。
日本の音楽市場は依然としてユニークであり、2023年にはCDが売上の大部分を占め、前年比7%増の1,390億円(8億6,000万米ドル)に達しました。しかし近年、特にCOVIDパンデミック以降、日本の消費者や権利者はストリーミング配信を受け入れるようになり、2023年にはサブスクリプション型ストリーミング収益が850億円(5億2,600万米ドル)に達しました。
日本の音楽はデジタルプラットフォームを通じて世界的な拡大を加速させており、OpenPlayは効率と成長を推進する音楽ビジネスエンジンとして中心的な役割を果たします。
OpenPlay CEOのエドワード・ギニスは次のように述べています。
「世界最大の音楽市場の一つであり、急速に成長するストリーミング経済を持つ日本の音楽は、適切なツールさえあればグローバル成長の大きな可能性を秘めています。私たちは、OpenPlayのプラットフォームがトイズファクトリーに、グローバルな成長を解き放つための適切な技術基盤を提供します。データ、メタデータ、デジタルアセットを管理するためのカスタマイズされたサービスを提供することで、アーティストは創作活動に集中できる環境を提供し、アーティスト、楽曲を世界のオーディエンスとつなぐことを支援できることを楽しみにしています。」
株式会社トイズファクトリーの配信部門責任者は次のように述べています。
「クリエイティビティに焦点を当てるレーベルとして、データベース開発、メタデータ管理、配信ツールを自力で扱うことは大きな課題となり得ます。OpenPlayは、私たちのような日本のレーベルや制作会社にソリューションを提供する上で、不可欠な役割を果たせると信じています」。
OpenPlayについて
OpenPlay(会社名:OpenPlay Inc.) は650億ドル(約9兆7,500億円)規模の音楽業界において、権利と資産管理のための不可欠な”ビジネスエンジン”として革命を起こしています。世界中で3,500社以上の音楽企業に信頼されているOpenPlayは、分断されたレガシーシステムを置き換え、あらゆる規模のカタログを一元的かつ知的に管理する「唯一の信頼できるインフラ」を提供しています。
同社の包括的な製品群 ― Music(録音音源管理)、Reach(マルチチャネル配信)、InTune(収益分析)、Flow(ワークフロー管理) ― は、音楽資産の管理と収益化をシームレスに実現し、既存の商業的関係を維持・強化します。
技術的な摩擦を取り除き、直感的なインターフェースを通じてエンタープライズ級のツールを提供することで、OpenPlayは権利者が現在のパートナーシップを維持したまま、自らの未来を主体的にコントロールできるようにします。
Webサイト https://openplay.co/
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