人間拡張の未来がここに。各界から注目の音が見えるメガネ「ONTELOPE Glass」がついにクラウドファンディングに登場。
- GREEN FUNDINGにて11月よりスタート!本日より事前登録開始!! -
株式会社オンテロープ(本社:東京都新宿区、代表取締役:澤田真吾)は、プロボノ100人以上が参画するテクノロジースタートアップです。デイリーユースに完全対応した初のフラッグシップ製品となる音が見えるメガネ「ONTELOPE Glass(オンテロープ・グラス)」を、CCCグループが運営するクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING(グリーンファンディング)」にて、2025年11月5日(火)よりプロジェクト支援の募集を開始いたします。
また、本日10月20日(月)より専用ページにてメールアドレスの事前登録を開始いたします。

近年、ヘッドホンやイヤホンの長時間使用による“イヤホン難聴”や、周囲の音が聞こえにくくなることによる危険や不便の増加が社会的に問題視されており、世界保健機関(WHO)は、2050年までに世界人口の約4分の1にあたる25億人が、何らかの聴覚障害を抱える可能性があると発表しています。
また、テクノロジーの進化とともに、多様性・包摂性(ダイバーシティ&ソーシャルインクルージョン)への意識が世界的に高まり、聴覚の課題を誰かの困りごととしてではなく、社会全体で向き合うテーマとして捉える動きが広がっています。
このような社会背景の中で誕生した「ONTELOPE Glass(オンテロープ・グラス)」は、人の脳が音を聞く仕組みをアルゴリズム化して再現し、“音を目で見える光に変換する”特許取得済みの新技術を搭載したメガネです。
音が見えるメガネ「ONTELOPE Glass(オンテロープ・グラス)」

聴覚に障害のある方や聞こえにくい方が、家電の動作音やクラクションや街の環境音などの「必要な音」、人の呼びかけや笑い声などの「大切な音」を視覚的に認識できるだけでなく、健聴者もまた、日常の音や音楽を光として感じ取ることで、人間の感覚拡張という新しい可能性を体験し、これまでにない感覚的な気づきと、世界との新しい関わり方を得ることができます。
さらに、一般的なスマートグラスとは異なり、通常のメガネ同様に度付きレンズやサングラスレンズへの交換が可能。デザイン・装着感・機能性のすべてにおいて、日常生活に自然に溶け込むことを目指した人間拡張型デバイスです。

音が見えるメガネ「ONTELOPE Glass(オンテロープ・グラス)」の使用例
「ONTELOPE Glass」は、音を“見る”という全く新しい体験を通じて、人と音との関係を再構築します。
聴こえる・聴こえにくいといった属性を問わず、あらゆる人が“音と世界の存在をより深く感じ取る”ための道具です。
日常生活での安心と気づきに
家電の動作音、インターホン、車や自転車の接近音、クラクションなど、これまで聴き逃していた“必要な音”を光で直感的に認識できます。
コミュニケーションの豊かさに
人の呼びかけや会話、笑い声など、音に込められた感情や存在感を光として感じ取り、より深いコミュニケーションをサポートします。
自然や音楽との一体感に
街の環境音、鳥のさえずり、風や虫の声、音楽やリズムなどを光で感じ取ることで、日常の中に新しい美しさや情緒を見いだせます。
ONTELOPE Glass(オンテロープ・グラス)は、音を聴く人も聴きにくい人も、同じ“音の存在”を共有できる感覚の共通言語を生み出します。

「ONTELOPE Glass(オンテロープ・グラス)」の特徴・技術詳細
本製品は、メガネの左右テンプルに配置された高感度マイクが音をリアルタイムに収集し、人の脳が音を聞き分ける仕組みをアルゴリズム化して再現。音の高さ(周波数)・大きさ(音圧)・時間変化を独自の解析モデルで超高速に処理し、レンズフレームに内蔵された左右計44個の特注LEDが、”音の位置と特性”を”色と輝き”へダイレクトに置換することで、まるで“目で音を聞く”ように音の存在を可視化します。
光の色は、低音域を赤、中音域を緑、高音域を青から紫のグラデーションで表現。これは、人間の聴覚が音の高さを“スペクトルとして認識する”仕組みと、光の物理的な波長構造を対応させた設計であり、脳や感覚にとって自然に理解できる配色です。

このLEDは、光学・ゴム複合技術の世界的メーカーである株式会社朝日ラバーの「ASA COLOR LED」をベースに、共同調整によって開発したONTELOPE専用設計。人の感覚に寄り添う自然で柔らかな光の表現を実現しています。一般的なフルカラーLEDとは異なり、「ONTELOPE Glass」のLEDは“音の表情”をゆたかに伝えるために設計された特注品です。さらに、LEDごとの発光特性を音の解析アルゴリズムと同期制御することで、音の変化を“質感”として視覚的に再現します。
デザインは、世界のデザイン賞(Red Dot Award 金賞、iF Design Award Best of the Best、Good Design Award など)を多数受賞している83Design株式会社が担当。
技術と美しさを両立した洗練されたフォルムで、誰もが自然に日常に取り入れられる「ウェアラブルとインクルージョン」を追求しました。

通信には低消費電力なBluetooth® Low Energy(BLE)を採用し、スマートフォンアプリから明るさやモード設定も可能。バッテリーは充電式リチウムイオン電池を内蔵し、バッテリモジュールをメガネから取り外して汎用的なUSB-C経由で充電できます。度付きレンズやサングラスレンズへの交換にも対応し、軽量で耐久性の高い樹脂フレームによって、通常のメガネと同様に快適に過ごせます。
音が見えるメガネ「ONTELOPE Glass(オンテロープ・グラス)」の開発背景
本プロダクトは、ONTELOPE代表の澤田がデジタルハリウッド大学大学院在学中に技術の骨格を研鑽し、同大学院の成果発表会にてMVPを受賞したことをきっかけに誕生した「学発プロダクト」です。研究的探究からスタートし、テクノロジー・サイエンス・デザイン・インクルージョンの融合を体現する実践的プロジェクトとして発展しました。
今後の展開
音を言葉ではなく光で感じることで、音が本来もつ非言語的な情報を共有できるというONTELOPE Glassの特性を活かし、グローバル展開を基本とします。聴覚支援・感覚拡張・音楽・アートなど多様な分野での応用を視野に入れ、実証実験やアーティストとのコラボレーションを予定しています。ONTELOPEは、テクノロジーと人間性の融合をテーマに、誰もがゆたかに世界と響き合える社会を目指します。

「ONTELOPE Glass」クラウドファンディングプロジェクト概要

本プロジェクトは、2025年11月5日(火)から12月31日(水)までの期間、CCCグループが運営するクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING(グリーンファンディング)」にて実施いたします。
詳細や購入方法は、以下のプロジェクトページにて公開予定です。
(※11/5の公開開始までは、事前登録ページにてご登録ができます。)
▶ クラウドファンディング支援ページ:https://greenfunding.jp/lab/projects/9018
▶ 事前登録:https://glass.ontelope.com/early-access/
「ONTELOPE Glass(オンテロープ・グラス)」展示・体験イベント情報
実際にONTELOPE Glassを体験できる展示イベントを以下の会場にて開催いたします。
□渋谷 蔦屋書店
展示期間:2025年11月1日(金)〜11月14日(木)
場所:『SHIBUYA TSUTAYA』4階 SHARE LOUNGE内
https://maps.app.goo.gl/CfzRPsCtUk6mKBqm8
□東京デフリンピック2025「みるTech」

展示期間:2025年11月14日(金)〜11月26日(水)(※14日はメディアデー)
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター(デフリンピックスクエア)カルチャー棟
https://maps.app.goo.gl/3JavqcDybxPptpWU6
※本展示は、東京デフリンピック組織委員会よりエンブレム使用許可を受けています。
□代官山 蔦屋書店
展示期間:2025年12月1日(月)〜12月14日(日)
場所:『代官山 蔦屋書店』 1号館 1階
https://maps.app.goo.gl/vZZuNVvzpSmuS1WWA
「ONTELOPE Glass」を開発した「ONTELOPE」について

ONTELOPEは「人間拡張で、すべての人に新しい可能性を。」を理念に掲げるテクノロジースタートアップです。
聴覚支援と感覚拡張をテーマに、フラッグシップ製品である音が見えるメガネ「ONTELOPE Glass」をはじめ、人の感覚と社会をつなぐ機器やサービスを開発しています。
100名を超える多様な専門家によるプロボノチームと共に、サイエンス・テクノロジー・アートを横断するプロジェクトを推進。
ブランドメッセージ「音の世界が拡がる」のもと、テクノロジーと人間の感性を融合させ、すべての人がゆたかに生きられる未来を探求しています。
□ONTELOPE公式ホームページ https://ontelope.com/
□ONTELOPE Glass 製品サイト https://ontelope.com/glass
ONTELOPE代表 澤田真吾(さわだしんご)

サウンドエンジニア/デジタルハリウッド大学大学院 現実科学ラボ 特任助教。1981年生まれ。 バンド「トコロテンスライダー」でポニーキャニオンと契約し音楽活動を行ったのち、映像・広告・展示空間などで音響制作に携わる。 その後、材料工学分野で超電導・ダイヤモンド半導体・プラズマ表面改質などの研究に従事。 現実科学者として、科学・技術・芸術を横断する探求を続け、メディアアート『Soup of Voice』(SIGGRAPH Asia出展)を継続中。 これまでの経験と思想をすべて注ぎ込み、人間と社会の拡張を具現化するフラッグシップ製品「ONTELOPE Glass」を開発。 その社会実装の拠点として株式会社オンテロープ(Ontelope Inc.)を設立し、人と世界の境界がゆたかに融け合う社会の実現に挑み続けている。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像