トニックの日(10/29)グランドオープン!|ホップの苦味と甜菜糖のクラフトトニック製造所兼バー「日出ずるクラフト蜜造所」が東京・町屋に誕生
株式会社Nutsnine(代表:高橋善希)は10/29、「日出ずるクラフト蜜造所」を町屋に開業。キニーネ代替にホップの苦味を採用し、祖父の哲学を継承したニッポン"発"のクラフトトニックを提供します。

■ 幼少期の思い出の地、町屋での開業
代表の高橋が町屋で開業した理由は、幼少期の思い出の地である町屋にあります。
これは、彼の祖父が戦後まもなく営んでいた製菓会社の記憶に由来します。
当時、足立区梅島に本社兼工場、そして倉庫が文京区根津にあった製菓会社。
幼少期の高橋は祖父と共にトラックに乗ってこの町屋の通りを頻繁に往復していました。
この土地は、高橋の事業の原点と繋がる大切な場所です。
■ 祖父の哲学と「シロップの可能性」が導いたクラフトトニック開発
高橋は、業務用酒販店勤務時代に「トニックウォーターは売れない」という言葉を聞いた反骨心から、その奥深さに魅せられます。
その後、清涼飲料(シロップ)会社での勤務を通じ、「シロップは嗜好の素となる」とその可能性に気づき、「よし、シロップでクラフトトニックを自作してみよう」と決意。
コロナ禍のおうち時間を活用し、「クラフトトニック」開発プロジェクトを始動しました。


■ 開発の壁「キニーネ」問題と、祖父の教えによる「再定義」の決意
開発プロジェクト始動後、トニックウォーターの核となるキニーネが、日本の法規制などの理由から使用が困難であるという壁に直面。
「キニーネを使わずにトニックと呼べるのか?」という疑問に悩みます。
その時思い出したのが、祖父が戦後、「高価だったチョコレートを、お菓子という形でどんな人にも届くように再定義した」というエピソードです。
この哲学に強く影響を受けた高橋は「キニーネにこだわらず、トニックウォーターを再定義し、独自の価値を生み出す」ことを決意しました。
■ 幼少期の記憶が突破口に。新潟産ホップで独自の苦味を表現
「トニックの再定義」を決意した後、代替の苦味成分を模索。
埼玉県川口市にある実家がリフォームを行った際の片付け時、幼少期に窓から香ってきたビール工場から漂うホップの「苦い」香りを鮮明に思い出し、「これだ!」と閃きました。
国内のホップ農家を探索し、新潟産のホップを採用。
キニーネに代わる苦味としてクラフトトニックの個性を確立しました。
この時点で試作回数は108回を超え、熱意の結晶として完成に至りました。

■ 鎖国日本のバー文化を妄想した、物語性のあるコンセプト
店名「日出ずるクラフト蜜造所」およびブランド名「日出ずるクラフトトニック」は、代表の高橋が趣味で始めた「日出ずる国のクラフトトニックウォーター」というプロジェクトが由来。
これは自家製トニックウォーターを作り上げる上で、「仮に日本が鎖国を続けていたとして、憧れのジントニックの味を独自で再現した」という架空の物語を設定することで、風味の方向性を決めていたことインスパイアされています。
店内併設のイートインバーでは、ホップと甜菜糖、レモン、ライム、じゃばらなど数種のボタニカルが織りなす奥深い風味を味わえます。


■ 製造過程で出る廃棄物も活用したメニュー展開
「蜜造所」の名が示す通り、シロップ作りへのこだわりを追求。
クラフトトニックを使用したカクテルやソフトドリンクのほか、製造過程で出るレモンやライムの粕を黒蜜に漬け込んだ『黒レモネード』など、素材を余すことなく活用したユニークなメニューも提供し、サステナブルな視点も大切にしています。


施設概要
施設名 :日出ずるクラフト蜜造所 (ひいずる くらふと みつぞうしょ)
所在地 :東京都荒川区町屋3-7-17 エベビル104
営業時間:火・水・金 18:00-23:00 / 土曜 16:00-23:00
定休日 :日・月・木曜(月曜が祝日の場合、日曜は通常営業予定)
営業形態:シロップ製造所 兼 イートインバー
席 数:カウンター6席、スタンディングカウンター約3名
※休業および営業時間は変更となる場合がございます。ご来店の際は公式Instagramをご確認ください。
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