プレイングマネージャーの「進まないプロジェクト」を解決する『PyxOne』β版リリース
AIによるタスク提案・細分化と、複数プロジェクトを横断できるガントチャートで推進力を強化
PyxOneチーム(代表:小栗佳祐)は、本日2025年10月9日(木)より、プレイングマネージャーの兼務負担を軽減するガントチャートをベースにしたプロジェクト推進ツール『PyxOne』β版の提供を開始いたしました。
β版提供期間中は、AI機能の利用回数をスタンダードプラン相当の25回/月まで、無償で開放し、多忙なプレイングマネージャーがプロジェクトを効率的に前進させる新しい体験を提供します。
サービスサイト: https://www.pyxone.com

背景
近年、マネジメント層における役割の複雑化が進んでいます。
2019年にリクルートワークス研究所が実施した調査によると、約9割の部長・課長職が自ら現場業務も担う「プレイングマネージャー」として従事している実態が明らかになりました。
プレイングマネージャーは、チームを率いるリーダーでありながら最前線でも成果を出す存在であり、まさに日本企業や社会の基盤を支える“屋台骨”となっています。しかしその一方で、マネジメント業務とプレイヤー業務を同時に担うこの体制では、プロジェクトを推進する際に以下のような課題が頻発しています。
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メンバーに指示したタスクが計画通りに進まない
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組織内の調整ごとや追加業務・緊急対応が多く自己リソースが足りない
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業務分担の偏り・属人化が発生
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育成やフィードバックが後回しになりがち
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ツールやルールの運用が定着しない
こうした課題の背景には、メンバー一人ひとりが自律的にプロジェクトを前進させるためのスキルや仕組みが十分に整っていない現状があります。その結果、プレイングマネージャーに業務が集中し、慢性的なリソース不足や疲弊を招いています。
いまこそ、マネージャーだけに依存せず、チーム全員が自律的に動けるようになるための仕組みや支援策が強く求められています。
サービス概要
『PyxOne(ピクスワン)』は、従来のように進捗を管理するのではなく、メンバーが自律的に動きやすい環境を整えることに重点を置いたプロジェクト推進ツールです。ガントチャートで全体を一目で把握でき、プレイングマネージャーの負担を軽減しながらチームを前進させます。



β版でできること
複数プロジェクトを横断したガントチャート表示
全てのプロジェクトを1つのガントチャートで俯瞰でき、納期や優先度、メンバーのリソース状況まで一目で把握可能。状況共有やサポートがスムーズになります。
AIによるタスク提案と分解サポート
プロジェクトの目的やKPIからAIが必要なタスクを提案。さらに、実行可能なアクションに分解して提示することで、推進力を高めます。
タスクごとのコメント・メモ機能
会話や記録をタスクに紐づけられるため、議論の脱線や情報の散逸を防止。必要な情報に集中でき、チーム内のコミュニケーションがスムーズになります。
今後の展開
正式版では、ガントチャートの高度な自動化機能やAIによるレポート生成サポートを搭載予定です。目指すのは、プレイングマネージャーの負担を減らすだけではありません。メンバー一人ひとりが自律的にタスクを理解し、推進できる力を身につけることで、全員が“プレイングマネージャー”のように動ける組織を実現します。
その結果、プロジェクトはより円滑に進み、日本の働き方やチームの生産性を底上げし、ひいては社会全体の成長につながると考えています。
代表コメント
私自身、プロジェクトを進める中で、無理なタスクの押し付けやタスクの停滞に何度も直面しました。その背景には、優先度を見誤ったり、プレイヤーが進め方が分からなかったりする課題があります。本来マネージャーはメンバーを育成しながら伴走し、共に課題を解きほぐしていく役割を担うべきですが、現実には自身もプレイヤーとして多忙で十分に機能しません。いまのように環境が複雑化する時代には、マネージャー一人に頼るのではなく、全員がプレイングマネージャーのスキルを備えることが不可欠です。『PyxOne』はそのために生まれました。ぜひ多くの方に使っていただき、プロジェクト推進の新しい形を一緒に広げていければと思います。(小栗)
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