京都・下鴨茶寮「おせち2026」発表
創業170年の料亭が紡ぐ、京都の食文化

京都料亭「下鴨茶寮」、新春を寿ぐおせち全12種類を発表
安政三年(1856年)創業の料亭「下鴨茶寮」(所在地:京都市左京区)は、創業170周年を迎える節目に、新春に向けた新作おせち全12種類を発表いたしました。
2025年10月14日、世界遺産・下鴨神社にて、婚礼以外では立ち入ることのできない重要文化財「供御所(くごしょ)」内で「おせち2026」のお披露目を行うメディア向け発表会を開催。
当日はまず、下鴨茶寮本店にて総料理長・本山直隆(もとやま なおたか)によるこの日のための特別懐石で来場メディアをおもてなし。
続いて祈祷殿にて新春の豊穣を祈るご祈祷を賜り、その後、供御所で新作おせちを披露しました。
会の締めくくりには、主人・小山薫堂によるトークを通じて、京都の食文化の未来と、料亭が受け継ぐ“おもてなし”の心を広く発信しました。
下鴨神社と下鴨茶寮の深いつながり
京都・下鴨に本店を構える下鴨茶寮は、世界遺産・下鴨神社の門前に位置し、かつて神職や参拝者の食事を司る「供御所」としての役割を担ってきました。
供御所は現在、重要文化財に指定され、今もなおその歴史と格式を今に伝えています。
下鴨茶寮は、下鴨神社の御用達包丁人として神事に関わる料理を担い続け、古来より受け継がれてきた京料理の基本「土産土法(どさんどほう)」の精神を守り続けています。

「おせち2026」について
伝統の技法を継承しながら、現代の食卓に寄り添う味わいやスタイルを追求した「おせち2026」。
全12種類の多彩なラインアップをご用意しました。
中でも、合鴨鍋を添えた二段重はひときわ華やかな仕様で、下鴨神社の宮司による直筆の干支文字を賜った貝型陶器をあしらい、新年を寿ぐにふさわしい一品です。
また、ふぐのお雑煮重付きのおせちや、凍結酒とともに楽しむ酒肴のおせちなど、趣向を凝らした内容は、ご家庭用はもちろん、贈り物としても喜ばれる仕立てとなっています。
このほかにも、素材や構成にこだわった多彩なおせちを取り揃え、生おせち・冷凍おせちのほか、人数や価格に応じて選べる仕様で、それぞれの暮らしに寄り添う一品をお選びいただけます。


創業170年を迎えて
下鴨茶寮は、平安の昔より賀茂御祖神社(下鴨神社)の御用達包丁人を務め、京料理の基本「土産土法」を今に伝えてきました。
今回の発表会は、神域とともに歩んできた料亭ならではの節目の儀式として、下鴨神社の供御所を舞台に開催されたものです。
世界遺産の静謐な空気の中で祈祷が行われ、供御所にておせちが披露されるという、格式と歴史に包まれた特別な機会となりました。
おせち販売情報
「おせち2026」は、下鴨茶寮公式オンラインショップにて予約受付中です。
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