イーリアルティとプライムスタイルがAI活用型コンタクトセンター基盤「SemantiQ」で協業
~不動産プロパティマネジメント業務のDXを推進~
株式会社イーリアルティ(本社:東京都港区、代表取締役:菅原貴弘、以下「イーリアルティ」は、株式会社プライムスタイル(本社:東京都新宿区、代表取締役:奥田聡、以下「プライムスタイル」)の提供するAI活用型コンタクトセンター基盤「SemantiQ(セマンティック)」を活用した協業を開始しました。
概要
本協業の第一弾として、イーリアルティにSemantiQを導入し、不動産プロパティマネジメント業務の効率化と顧客満足度向上を目指す取り組みを行います。
本取り組みにより、不動産オーナー様や入居者様からの問い合わせ対応において、AIを活用したデータ分析とVOC(Voice of Customer:顧客の声)データの活用により、迅速かつ精度の高い応対を実現し、業務効率化と顧客満足度の向上を同時に目指します。
背景・課題
不動産プロパティマネジメント業務では、以下の課題が顕在化しています。
多様化する問い合わせ対応:オーナー様・入居者様からの問い合わせ内容の複雑化
業務効率化の必要性:限られた人的リソースで、効率的、且つ質の高いサービスの提供
情報管理の煩雑さ:最新の物件情報、入居者情報の取得・更新、迅速な情報検索
応対品質の標準化:担当者ごとの問い合わせに対する回答のブレ
主要機能の概要
音声のテキスト化
AI音声認識技術を活用し、通話内容を自動的にテキスト化。テキスト化することで、データを自動的に分類・整理。過去の対応履歴との照合・分析を効率化し、質問に対する回答を検出。
VOC(Voice of Customer:顧客の声)分析
VOCの体系的な分析を行い、データドリブンな業務プロセスの改善を推進。データから傾向やパターンを読み取り、潜在的な課題を早期に発見して対応。予防保全型の物件管理を推進。
ハイブリッド運用
定型的な問い合わせや一次対応はAIに、専門性の高いケースや複雑な判断が必要なケースは人に振り分ける。AIと人の強みを組み合わせたハイブリッド運用により、リソースの活用を最適化。
将来的には、自己解決支援機能として、AIを活用して入居者・オーナー様向けのFAQを自動生成することで、情報量の増加、情報取得の利便性を高め、自己解決域の拡大を目指します。
期待される効果
応対品質の向上
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応答時間の短縮:問い合わせに対する回答の検出速度のUP
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対応精度の向上:AI分析による適切な情報提供
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24時間対応:対応時間の拡張
 
業務効率化の実現
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作業時間削減:定型業務の自動化 データ収集の自動化
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情報検索の高速化:一元管理による情報アクセス時間の短縮
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人的リソースの最適配置:高付加価値業務への集中
 
顧客満足度の向上
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迅速な問題解決:AI分析による最適解の提案
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一貫した対応品質:標準化されたサービス提供
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予防保全の実現:データ分析によるリスクの予兆検知、事前対応
 
両社は本取り組みを通じて、不動産業界のDX推進に貢献し、オーナー様・入居者様への新しいサポート体制の構築、最適な顧客体験の提供を目指してまいります。
【会社概要】
株式会社イーリアルティ
設立:2011年4月28日
資本金:5,000万円
代表取締役:菅原貴弘
所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門1丁目2番20号 第3虎の門電気ビルディング4階
事業内容:不動産の売買、仲介、賃貸及び管理、不動産に関するコンサルティング
免許番号:宅地建物取引業 東京都知事(1)第107884号、賃貸住宅管理業 国土交通大臣(01)第005922号
株式会社プライムスタイル
設立:2004年7月28日
資本金:59,797千円 (資本準備金を含む)
代表取締役:奥田聡
所在地:〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町5131 早稲田大学研究開発センター
事業内容:次世代型コンタクトセンター運営、ハイブリッド型ソフトウェア開発、人材育成プログラ
