Integral AI、世界初の「AGI対応モデル」を発表。12月8日に渋谷で関連ブリーフィングを開催
Google出身・生成AIのパイオニアであるジャド・タリフィ博士とニマ・アスガーベイギ率いるチームが、世界初のAGI対応モデルを体験できるインタラクティブ・サンドボックスを開発

Integral AI, Inc.(本社:米国カリフォルニア州マウンテンビュー、共同創業者兼CEO:ジャド・タリフィ、以下Integral AI)は、身体性を持つAGI(embodied AGI)の開発における世界的リーダーとして、世界初のAGI対応モデルのテスト成功を発表しました。
AGI分野の専門家であり、元Google AIのベテランでもあるジャド・タリフィ博士(Jad Tarifi, Ph.D.)の指揮のもと、同社エンジニアは、自律的に新たなスキルを安全かつ効率的、そして信頼性高く学習できるシステムの開発に成功しました。
この成果は、現在のAI技術の限界を大きく超えるものであり、自己進化する汎用知能を実現し、さらにスーパーインテリジェンスへと発展していくためのスケーラブルな基盤を築いたことを意味します。
※本リリースはIntegral AI, Inc.による英文プレスリリースの日本語抄訳です。
■AGIの到来を測る3つの指標を定義
研究開発の過程で、Integral AIはAGIの到来を実証的に評価するため、3つの明確なパラメータを定義しました。
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自律的スキル学習(Autonomous Skill Learning)
事前のデータセットや人間による介入を用いず、未知の領域で新たなスキルを自ら習得できること。 -
安全かつ信頼できる習熟(Safe and Reliable Mastery)
学習過程で破壊的なリスクや予期せぬ副作用を伴わないこと。 -
エネルギー効率(Energy Efficiency)
学習に要する総エネルギーコストが、人間が同等のスキルを獲得する場合と同等、もしくはそれ以下であること。
Integral AIのエンジニアにとって、これらの原則は本システムの構想からテストに至るまで一貫して指針となり、開発を支える基本的な土台であり評価基準でもありました。
■人間の脳を模した統合的アーキテクチャ
本モデルは、人間の思考を支える大脳新皮質の多層構造を模倣して設計されており、成長・抽象化・計画・行動を一体化して機能する統合的システムです。
テストでは、特にロボティクス分野においてこれまでにない適応性が確認され、人間の補助なしに現実環境で新しいスキルを習得するロボットの動作が観察されました。
本モデルの自律学習と未来予測による意思決定プロセスを紹介するデモ動画はこちら。
■代表コメント
「今回の発表は、単なる技術的成果ではなく、人類文明の新たな章の幕開けを告げるものです。
私たちの使命は、まだ初期段階にあるこのAGI対応モデルを、人類の自由と集団的主体性を拡張する“身体性を持つスーパーインテリジェンス”へと発展させていくことです。」
— Integral AI CEO兼共同創業者 ジャド・タリフィ博士(Jad Tarifi, Ph.D.)
■12月8日(月)に関連ブリーフィングを開催します
本発表に関連し、Integral AIは、発表内容の背景にある技術的意義やアーキテクチャについて代表自らが解説する対面ブリーフィングを、12月8日(月)に東京で開催致します。当日は、AI×ロボティクス領域において日本を代表する研究者の方にもご登壇頂く予定です。席に限りがあるため、参加をご希望の方はぜひお早めにお申し込みください。
イベント詳細及び参加登録はこちら:
■詳細情報
AGI対応モデルの詳細につきましては下記リンク先の公式ページをご覧ください:
https://www.integral.ai/agi
■会社概要
会社名:Integral AI, Inc.
所在地:323 Serra San Bruno, Mountain View, CA 94043, USA
代表者:ジャド・タリフィ(Jad Tarifi, Ph.D.)
設立:2021年
事業内容:Integral AIは、安全で効率的かつ自律的に学習する新たな基盤モデルアーキテクチャを通じて、具現化された汎用人工知能を構築しています。知能を「世界をモデル化し、相互作用するプロセス」として再定義し、スケーラブルなスーパーインテリジェンス基盤の開発を推進しています。
ミッション:人類に真の「魔法の杖(magic wand)」を与えること。
URL:https://www.integral.ai
■日本でのお問い合わせ先
Integral Japan株式会社(Integral AI 日本法人)
E-mail:pr@integral.ai
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