【11月23・24日】京都・東本願寺で初の「報恩講特別参拝ツアー」開催!タイの高級ホテルによる特別な精進料理や、能舞台での雅楽を堪能

真宗大谷派 東本願寺では、親鸞聖人の御命日(11月28日)を縁とする法要「報恩講」において、史上初となる「報恩講特別参拝ツアー」を開催します。

真宗大谷派

真宗大谷派 東本願寺

真宗大谷派 東本願寺(京都市下京区)では、2025年11月21日~28日にかけて、浄土真宗の宗祖・親鸞聖人の御命日(11月28日)を縁とする法要「報恩講(ほうおんこう)」が勤められます。この「報恩講」のこころをより深く、多角的に伝えるため、11月23・24日、東本願寺として初となる「報恩講特別参拝ツアー」を開催いたします。

 報恩講とお斎 

「報恩講」では、法要のほか、親鸞聖人の御心にふれる講演会や展示、コンサートなど、さまざまな行事を行っております。その中でも特に重要なのが「お斎(おとき)」です。

「お斎」とは仏事の際にいただく食事。肉や魚介類を用いない精進料理が基本です。全国各地のご門徒が持ち寄った食材で作られ、参拝者に振舞われます。

仏教では、食事とは、私たちが「他のいのち」をいただくことで「自らのいのち」をつながせていただいているという、尊さ・感謝、有難さを知る大切な行為と考えています。「お斎」は、こうした「いのち」を見つめなおす重要な機会です。

2025年の「報恩講」では、こうした「いのち」のつながりを、より深く、多角的に伝えていきたいという思いから、新たに特別参拝ツアーを企画。

2023年にオープンしたタイのラグジュアリーホテル「デュシタニ京都」とコラボレーションしたツアー限定の「お斎」を中心に、普段は非公開のエリア「能舞台」での記念撮影や雅楽体験などを提供します。

 特別参拝ツアーの内容 

「報恩講特別参拝ツアー」では、主に3つの体験をご用意しています。

・御影堂での法要参拝・焼香

・ツアー限定お斎

・能舞台での記念撮影・雅楽

 

御影堂での法要参拝・焼香

今回のツアーの参加者は、出仕(受勤)する僧侶と同じ視点の特別な席で、法要参拝・焼香を行うことができます。

東本願寺にある御影堂は、木造建築として世界最大級の規模を誇り、高度な木工技術、彫刻、工芸の粋を集めて施工された大空間と、明治期の京都画壇を代表する画家・幸野楳嶺ら(※)の筆による障壁画や襖絵を間近で感じることができます。

※幸野楳嶺(こうの ばいれい、1844~1895)……京都の美術工芸界の近代化を推進し、京都美術協会の設立にも関わった画家。円山・四条派を学び、多彩な作風の絵を残した。

ツアー限定お斎

本ツアーでは、「デュシタニ京都」が特別にご用意した精進料理をお楽しみいただけます。

「デュシタニ京都」は、タイを本拠とする「デュシット・インターナショナル」のホテルのひとつ。タイは、日本と同じ仏教を信仰する国ですが、「デュシタニ京都」は、タイのホスピタリティと日本の繊細な伝統文化が織り交ざった、最高級のおもてなしを提供しています。

お斎のメニューとしては、タイ産ジャスミンライス、マッサマンカレーなどが含まれます。これらには、報恩講のために寄進される食材である、蓮根、大根、椎茸などを用いており、「日本×タイ」による精進料理の新たな可能性を示すものとなります。

また、例えばデザートには、『仏説阿弥陀経』において語られている阿弥陀仏の浄土に咲く蓮の花をイメージし、赤・緑・黄の花をちりばめております。

近年、世界各地で戦争や紛争が続いております。東本願寺では、この度、国際的に評価の高い「デュシタニ」と連携することによって、国境を越えて、「いのち」を大切にする東本願寺・報恩講のこころを伝えていきたいと考えております。

能舞台での記念撮影・雅楽 

東本願寺にある能舞台は、建築面積59.41㎡。舞台、橋掛、鏡の間から成ります。もともと1880年(明治13年)に設置されたのが始まりとされ、その後1936年(昭和11年)に白書院前に固定移設されました。普段は非公開となっており、能楽公演や特別な催しの機会にのみ使用・公開されます。

今回は、この能舞台で記念撮影が行われるほか、雅楽の特別演奏が行われます。奏者は、報恩講でも雅楽を演奏している楽僧です。

 特別参拝ツアーの概要 

期間:2025年11月23日(日)~24日(月) 各日9:30~12:30

会場:白書院ほか

定員:30人(各日)

冥加金:35,000円

■スケジュール

9:30  受付

9:45  白書院で抹茶の接待(※)

10:10   御影堂で法要参拝・焼香

10:50   能舞台で記念撮影

11:30  お斎開始

12:00  雅楽披露(能舞台)

12:30  終了

※東本願寺オリジナル・亀屋良長製のお菓子とお抹茶の提供、法要の意味の解説を行います。

■ツアーお申込み

真宗大谷派宗務所 財務部

TEL:075-371-9186 (受付時間 平日9:00~16:30)

mail:zaimu@higashihonganji.or.jp

Googleフォーム「報恩講特別参拝ツアー」からもお申込みいただけます。

■お斎メニュー                                                                                           

・タイ産ジャスミンライス

・ココナッツスープ

・マッサマンカレー

・ロン味噌(京都味噌、ココナッツクリームなどを使用)

・ジャップチャイ・ヘーン(野菜、椎茸、春雨などを使った炒め物)

・ヤムパク(新鮮な野菜と旬の果物、タイバジルなどを使ったサラダ)

・デザート(甘いマンゴー、もち米、小豆、ココナッツクリーム、煎り胡麻)

 デュシタニ京都とは 

デュシタニ京都は、タイを代表する高級ホテルブランド「デュシット・インターナショナル」による日本初のラグジュアリーホテルとして、2023年9月に京都の下京区、東本願寺から徒歩約7分の場所に開業しました。タイのホスピタリティと日本の美意識が調和した館内には、日本の四季の恵みをタイ料理で味わえるレストラン「Ayatana」や、伝統文化に触れる体験プログラムもそろい、国内外のゲストから高い評価を受けています。

デュシタニ京都HP:https://www.dusit.com/dusitthani-kyoto/ja/

 真宗大谷派 東本願寺について 

浄土真宗「真宗大谷派」の本山で「真宗本廟」といい、一般に「東本願寺」と呼ばれています。親鸞聖人の御真影を安置するために1272年に建てられた廟堂を起源とし、1602年に徳川家康によって寄進された寺地が、現在の東本願寺となりました。2011年の宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌に際して大規模な修復がなされ、御影堂・阿弥陀堂・御影堂門など23棟が国の重要文化財に指定されています。

 報恩講とは

「報恩講」は、浄土真宗の宗祖・親鸞聖人のご遺徳をしのび、その教えに感謝し報恩の思いをあらたにする法要です。東本願寺では年間最大の法要として毎年11月21日から28日にかけて行われ、全国から多くの門信徒や参拝者が訪れます。期間中は法要のほか、講演やアート展示なども行われます。

なお、「報恩講」は、申込なしでどなたでもご参拝できます。ただし、「お斎」など事前申し込みが必要なお勤めもあるので、詳細はHPをご覧ください。

期間:2025年11月21日~28日

参拝:無料

報恩講特設サイト:https://www.higashihonganji.or.jp/lp/houonkou/

 真宗大谷派 東本願寺の概要 

宗教法人名:真宗大谷派 東本願寺

所在地:〒600-8505 京都市下京区烏丸通七条上る

開門・閉門時間:3月~10月 5:50~17:30 11月~2月 6:20~16:30

アクセス:JR京都駅より徒歩7分、地下鉄・五条駅より徒歩5分、市バス烏丸七条バス停より徒歩1分

特別参拝ツアーに関する問い合わせ:075-371-9186(財務部)

報恩講の参拝に関する問い合わせ :075-371-9210(参拝接待所)

広報・取材のご相談       :075-371-9191(総務部(広報))

真宗大谷派(東本願寺)公式ウェブサイト:https://www.higashihonganji.or.jp/

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会社概要

真宗大谷派

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https://www.higashihonganji.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
京都府京都市下京区烏丸通七条上る常葉町754番地
電話番号
075-371-9181
代表者名
木越 渉
上場
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資本金
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設立
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