北岩手の地元企業と都市人材をつなぐマッチングイベント「蝦夷の魂」11月23日に開催
自然豊かな東北の地で、地域資源を活かした事業に関わる地方での暮らしとキャリアを提案
株式会社アースカラー(本社:岩手県普代村、代表取締役社長:高浜大介)は、北岩手の地元企業と右腕・幹部候補人材のマッチングイベント「蝦夷の魂」を2025年11月23日(日)に開催します。
本イベントは、東北で地域資源を活かした経営を行う企業と、地方で新たなキャリアや生き方を模索する人材をつなぐ出会いの場です。実際に岩手県で暮らし働く登壇者による対談や出展企業・団体によるピッチ、直接交流・面談を通じて、地方での生活やキャリアについてリアルにご体感いただけます。
舞台となるのは、雄大な自然と共生する文化が息づく北岩手。地域や人、そして自身のために働くことの意味を見つめ直しながら、四季折々の豊かな暮らしを楽しむライフ・ワークスタイルも併せて提案します。また、本イベントにご来場の方には、農山漁村での15の職業を実践レベルで解説した実用書「地球のローカルしごと図鑑」(著:株式会社アースカラー 代表 高浜大介)をプレゼントします。

■ 実施の背景

東北地方では1995年の1,232万人をピークに人口減少が進み、2030年には1,000万人割れ、2050年には約741万人まで縮小すると予測されています。特に生産年齢人口(15〜64歳)は、ピーク時1995年の約810万人から2050年には半分以下(約56%減)の約354万人にまで減少すると推計され、若年層の県外流出や高齢化の進行による人口減少が課題となっています(*1)。
さらに企業側の人手不足も深刻で、2024年4月の東北6県企業に対する調査では、「正社員が不足している」と感じている企業が50%を超え、地域経済の担い手の確保は急務となっています(*2)。
その一方で、人々の地方移住・関係人口への関心は高まり、全国の移住相談件数は2024年に6.17万件と過去最多を更新。相談会やセミナーも活発化しています(*3)。
「蝦夷の魂」は、こうした「地域の人手不足」と「都市部人材の地方志向」という需給ギャップをつなぐためのマッチングイベントです。東北には、自然と共生する暮らしの基盤と地域資源を活かした誇りある地元企業がある一方、現代の経営を支える右腕・幹部候補が不足しています。都市部で経験を積んだ人材と東北の魂を受け継ぐ企業・事業者を結び、日本の地域資源を活かした事業を育てるための出会いの場を作るのが本イベントの目的です。
■ 「蝦夷の魂~北岩手の地元企業×右腕・幹部候補人材のマッチングイベント〜」について
本イベントは、岩手県北部エリアで暮らし働きたい人材と、地域資源を活かし経営を行う地元企業との出会いの場を提供するマッチングイベントです。実際に岩手県で暮らし働く登壇者による対談や出展企業によるピッチ、そして企業との直接面談を通して、北岩手での生活やキャリアについてリアルにご体感いただけます。
お金を稼ぐためだけの仕事ではなく、地域社会にとっても自身にとっても意義ある仕事に就き、四季折々の豊かな食生活や雄大な自然を生かした遊びなど、地域での暮らしを楽しむというわくわくするライフ・ワークスタイルも併せて提案します。
イベント概要
タイトル:蝦夷の魂 ~北岩手の地元企業×右腕・幹部候補人材のマッチングイベント〜
日 時:2025年11月23日(日) 13:30~17:30(開場13:00)
会 場:盛岡という星で BASE STATION
(岩手県盛岡市菜園1-8-15 パルクアベニュー・カワトクcube-Ⅱ B1)
参 加 費:無料
定 員:40名
申込期限:2025年11月20日(木)
※面談を希望される方の申込期限は11月16日(日)
申 込:以下のフォームにて受け付けております
https://x.gd/OgKdG
主 催:株式会社アースカラー
対 象 者:
・東北地方、特に農山漁村での仕事探しをしている方
・岩手県へのIターン、Uターンを考えている方
・次の一歩として、地域で力を発揮する道を具体的に検討したい第二新卒の方
・東北地方へ思い入れがあり、将来経営者を目指されている方
・東北地方でウェルビーイングな仕事、暮らしをしたいと考えている方
・ハードワークを経験し、今後の社会人生活や生き方を見つめなおそうと考え始めた方
・プロフェッショナルとして活躍してきたアクティブシニアの方
出展企業・団体:
有限会社 谷地林業、株式会社北三陸ファクトリー、株式会社ミナミ食品、かまどのつきや、株式会社のだむら、有限会社 総合農舎山形村、久慈地方猟友会普代支会、木こり屋、株式会社アースカラー
※株式会社北三陸ファクトリーは、オンラインでのピッチ参加となります
イベント公式サイトURL:https://chikyunoshigoto-zukan.com/event/emishi-no-tamashii-01/
登壇者

木村 剛(きむらたけし)
岩手県盛岡市出身。ビールメーカーに勤務後、2001年にベアレン醸造所を起業。2022年まで代表を務めた後、みちのく潮風トレイルと福島浜街道トレイルを全線歩く。
2023年に地域プロジェクトマネージャーとして野田村に赴任。村の産業振興、特に特産の山葡萄ワインや道の駅運営に携わる。

町田 恵太郎(まちだけいたろう)
東京都清瀬市出身。東日本大震災の復興支援員として2012年から野田村役場で一次産業のPRなどに従事。2018年からは岩手県沿岸広域の観光事業に従事をし、各事業者と連携をして漁港を使ったシーカヤック体験などを開催。
現在は、野田村の地域おこし協力隊として村の第三セクターである株式会社のだむらでイベント企画や商品開発や特産品のPRに取り組む。

上野 早紀(うえのさき)
神奈川県横浜市出身。大学生のときに日本各地を放浪。東北を自転車で3週間かけて廻り、北東北の縄文文化や自伐型林業に興味を持つ。大学卒業後は看護師として医療に従事。数年働いた後、自伐型林業をミッションとした地域おこし協力隊として活動するため九戸村へ移住。協力隊退任後に合同会社ライトリソースを設立。放置林の整備活動を主軸の事業としつつ、協力隊在任中に設立した KUNOHE 木工女子部として放置林の未利用材活用事業に取り組む。
タイムテーブル
13:30〜 オープニング
13:40〜 「北岩手エリアの未来ビジョンについて」主催者・高浜大介より
13:55〜 対談:北岩手の暮らし方(生き方)としごとの魅力
登壇者:木村 剛氏 / 町田 恵太郎氏 / 上野 早紀氏
14:45〜 休憩
14:55〜 出展企業による人材募集ピッチ(各社)
15:55〜 休憩
16:05〜 マッチングタイム:各社のブースを回り面談・交流、質疑応答など
17:05〜 クロージング:現地視察インターンについて、今後の流れ
17:30〜 終了
また、本イベントにご来場の方には、書籍「地球のローカルしごと図鑑」(著:株式会社アースカラー 代表 高浜大介)をプレゼントします。
書籍「地球のローカルしごと図鑑」について
農山漁村で実施される15の職業について、表面的な紹介にとどまらず実践レベルで詳細解説したキャリアチェンジのための実用書です。

地球のローカルしごと図鑑: ~農山漁村から希望が産まれるキャリアデザイン~
著 者:高浜大介(株式会社アースカラー 代表取締役社長/NPO法人 地球のしごと大學 理事長)
発 売 日:2025年7月27日
定 価:1,815円
発 行:株式会社アースカラー
詳細・ご購入URL:https://amzn.asia/d/bMUdZwY
■ 株式会社アースカラー代表 高浜大介コメント

“「蝦夷(えみし)」は、かつて中央政権から東北の民を卑下して呼んだ言葉です。しかし縄文時代、東北は日本の中心でした。古代には自然と共に生きる縄文人の末裔の国「日高見国(ひたかみこく)」が栄えたともいわれます。
今、都会も東北もそれぞれに行き詰まりがあります。都会にはお金も仕事も人も集まる一方で、生きている手触りを感じられるやりがいに溢れた仕事、生きる上で必須の衣食住の原資、生活を彩り癒してくれる自然がありません。
一方東北では、豊かな大自然と充実した衣食住環境がある中、現代の経営を支える右腕・幹部候補人材の不足が大きな課題となっています。
本イベントが、この地で東北の魂を受け継ぐ企業・事業者と、都市部で経験を積んだ意欲ある人材とが出逢うきっかけの舞台となることを願っています。”
【株式会社アースカラー】

「都市と農山漁村がバランスよく共生し、地球上の人類と自然界全体が繁栄する世界を実現する」をビジョンに掲げ、農山漁村の消滅という課題に向けて岩手県北部を拠点に人材・観光・教育を軸とした地域づくり事業を展開。現在は、人材採用・育成・シェアの仕組みを構築する「地域の人事部」事業、事業承継や遊休地の再利用などを通じて訪問者を増やす「地域商社&ツーリズム」事業、農山漁村の未来を創る仕事を学びたい人が集う場を提供する「地球のしごと大學」事業、資源を存分に活用した保育園などの運営を行う「地域教育魅力化」の4事業を通じ、風土や伝統の尊重と現代のテクノロジーを両立したサステナブルな社会づくりを推進しています。
https://earthcollar.jp/
*1 総務省「国勢調査」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」(令和5(2023)年推計)
*2 人手不足に対する東北 6 県企業の動向調査(2024年4月), 2024年6月4日発行, 株式会社帝国データバンク 仙台支店
*3 地方移住に関するアンケート(2024年1月4日~12月28日), 2025年2月25日投稿, 認定NPO法人ふるさと回帰支援センター
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