従業員向けギフト代行プラットフォーム「AMPGIFT(アンプギフト)」β版をリリース

贈る側の「贈りたいけど選べない」と受け取る側の「同じもの・嬉しくないものをもらう残念さ」を同時解決。プロとAIの協働で個別対応と手軽さを実現する従業員ギフト代行プラットフォーム

株式会社マタビテクノロジーズ

2025年11月18日 08時50分

株式会社マタビテクノロジーズは、企業の従業員ギフトに特化した新サービス「AMPGIFT(アンプギフト)」のβ版をリリースいたしました。プロの目利きとAI技術を融合させることで、感謝が伝わる従業員ギフトの新しいスタンダードを目指します。

人的資本経営時代に求められる、新しい従業員ギフトのあり方

人的資本経営への関心が高まる中、従業員エンゲージメント向上は経営の重要課題の一つとなっています。その施策として、表彰や誕生日、勤続記念や昇進などの節目にギフトを贈る企業が増加していますが、従来の手法には以下のような課題が残されています。

ギフトの形骸化・マンネリ化: ギフトカードや定番のカタログギフトなどの画一的な手法が「義務的」「形式的」になり、本来の感謝の気持ちが伝わりにくい。

当社の調査*では、デジタルギフト券を受け取った約4割が「何を購入したか覚えていない」と回答しています。ギフトカードなどの換金性の高いギフトは使途が自由で便利な一方、日常の支出と混同されてしまい、記憶に残りにくいことが行動経済学の様々な研究でも明かされています。

*回答者数206名、インターネット調査
個別選定の難しさ: 全員に同じものを贈る画一的なアプローチでは、記憶に残る体験を提供するのが難しい一方で、予算や好み、ハラスメントなどを配慮しながらギフトを個別手配することは時間と工数がかかります。
公平な運用の煩雑さ: 予算管理、ギフト選定・手配、祝い漏れ防止、立替経費精算など、人事・総務担当者に負担がかかっています。

AMPGIFTの特徴

1. プロによる個別選定で記憶に残るギフト体験

お相手の年代・性別や職種、トレンドなどを踏まえて、ギフト選びのプロフェッショナルがAIと協働しながら一人ひとりにシーンに合わせた商品を厳選、従業員の記憶に残る特別なギフト体験を提供します。

2. 公平なギフト制度運用を省力化

対象者や予算、通知日を設定すれば、ギフトの選定からメール等での通知、発送までを一気通貫で実行。受け取り状況の確認やリマインドも自動化され、祝い忘れのリスクやギフト手配、立替え経費精算等の手間を削減します。

3. 高い満足度と無駄のない料金体系

従業員は厳選されたギフトから好きなものを選択可能なため不要なものを受け取ることがなく、実証においてはギフトの受取率99%を実現しています。また、お相手がギフトを受け取られなかった場合は費用が発生せず、導入費用や最低発注個数の設定もないため、小規模な企業や部門ごと、少人数からでも気軽にご利用いただけます。

利用フロー

AMPGIFTは、シンプルな4ステップで利用可能です。

リクエスト: シーン(誕生日・表彰など)、予算、お相手の情報を入力またはアップロード
ギフト選定: ギフト選びのプロが、お相手ごとに6商品からなるギフトコレクション(eギフト)を作成
ギフト選択: お相手が、受け取ったURLから気に入ったギフトを選択し届け先を指定
受取り: 選択されたギフトをお届け。選択されない場合は費用は発生しません。

ご活用実績

実証期間においては誕生日ギフト、上場IT企業における表彰ギフト、金融系IT企業における産休ギフト、大手製造業における送別祝い、スタートアップにおけるお歳暮など、多様な業種・シーンでご利用いただき、「数が多くなく手軽に選べるのが嬉しかった」「全員異なるギフトが届くため社内で話題になる」「食べ物・消耗品・残るものが混ざってたのが嬉しかった」「家族からいい会社だねと言われた」「選定された商品がお洒落」といったご好評をいただいております。

導入事例：株式会社ツクリエ様

起業支援事業を展開する株式会社ツクリエ様では、2024年より福利厚生施策として「誕生日ギフト制度」にAMPGIFTを採用いただきました。同社の制度を担当した上野様からは、「社員全員に公平に感謝を伝えたいという想いがあり、気軽さ・楽しさ・安心さを意識した制度を構築しました。利用者アンケートやインタビューで高い評価を受けている点がうれしいですね」とコメントいただいております。

株式会社ツクリエ様での導入インタビューはこちら

開発背景と今後の展開

株式会社マタビテクノロジーズ代表取締役植野力

記憶に残るギフトの力を実感しながらも、自分で選ぶ難しさも経験してきました。AMPGIFTで実現したいことは単なるギフトの自動化ではありません。AIが仕事とコミュニケーションを変える時代だからこそ、感謝やメッセージがギフトという手触り感のあるツールによって増幅(amplify)されて届くことで、個人、組織、社会がポジティブに変わる一助になりたいと考えています。