訪日外国人観光客が選ぶ『最も美味しい日本のTAMAGO料理・スイーツ調査』を発表

―たまごの魅力を世界へ発信、「たまペディア」で公開―

たまご知識普及会議

たまご知識普及会議(日本養鶏協会、日本卵業協会が母体)は、増加を続ける訪日外国人観光客を対象に、日本のたまご料理やスイーツに関する食経験・嗜好を調査しました。
その結果を、「たまごの知識」や「たまごレシピ」など、たまごに関する情報をまとめたポータルサイト「たまペディア」(https://www.tamapedia.net/)内にて、「訪日外国人観光客が選ぶ『最も美味しい日本のTAMAGO料理・スイーツ調査』」として公開します。

第一回訪日外国人TAMAGO調査 https://www.tamapedia.net/news/research.html

【総合結果】

最も美味しい日本のたまご料理・スイーツは、『オムライス』。『日本のたまごのそのものの味が良かった』点を評価

調査対象国すべてにおいて、滞在中に食べた日本のたまご料理・スイーツの中で『オムライス』が最も美味しかったと回答した。

『オムライス』は昼食に食べた割合が最も多く、なぜ『オムライス』が最も美味しかったのかの理由について尋ねると、『たまご自体の味が良かったから』との回答が最も多かった。


【個別結果】

最も美味しいと感じた、①たまごがメインで使われている料理、②たまごがトッピングで使われている料理、③たまごを使ったスイーツ・デザートに関して個別で調査を行った。

最も美味しいと感じた「たまごがメインで使われている料理」は、「親子丼」。

「親子丼」を選んだ理由は、「たまごと鶏肉の相性・食感の良さ」「味の濃厚さ・クリーミーさ」などが挙がった。

最も美味しいと感じた「たまごがトッピングで使われている料理」は、「ラーメンの味玉」。

「ラーメン+味玉」を選んだ理由は、「味の良さ・美味しさ」「スープやラーメンとの相性の良さ」などが挙がった。

最も美味しいと感じた「たまごを使ったスイーツ・デザート」は、「チーズケーキ」。

「チーズケーキ」を選んだ理由は、「食感・口当たりの良さ」「風味の良さ」などが挙がった。

【その他調査結果】

たまご料理・スイーツを食べた場所は、「レストラン」「ホテルの朝食」。

たまご料理・スイーツは、半数近くが「レストラン」「ホテルの朝食」で食べている。「フードコート」や「居酒屋」を挙げた割合も20%を超え、食行動の範囲が広がっていることがうかがい知れる。


【総評】

この結果を受けて、たまご知識普及会議のメンバーで日本卵業協会副会長の齋藤大天は次のように述べています。

「このたび実施した調査では、最も美味しいと評価された料理として『オムライス』が選ばれました。その評価の背景には、オムレツタイプ、ふわトロのかけるタイプなど、調理方法の違いによる多様な魅力があることも影響しているのではないかと推察しています。同じ“オムライス”というメニューであっても、調理法や仕上げ方によって受け取られる印象や満足度が異なる点は、今後の研究テーマとして非常に意義深いと考えております。今後は、こうした調理方法の違いがどのように評価に影響するのかを、より体系的に分析してまいります。

また、今回の調査では、日本のたまごそのものの“味の良さ”が高く評価されました。これは、生産者一人ひとりが日々努力を重ね、安全で品質の高いたまごを供給している成果が、確実に消費者や食文化の評価につながっていることを示しています。この結果は、全国の生産現場にとって非常に大きな励みであり、私どもとしても大変うれしく、誇らしく感じております。

さらに今後は、調査エリアの拡大や、海外のたまごおよびたまご料理との比較分析など、調査の範囲を一層広げていく予定です。日本のたまごが持つ特性やおいしさを多角的に捉え、国際的な視点からもその価値を明らかにしていきたいと考えております。

こうした取り組みを通じて得られた知見は、①国内におけるたまご消費拡大に向けた施策の開発に生かすとともに、②海外に向けた『ニッポンのTAMAGO』ブランドの戦略的な展開へとつなげてまいります。日本のたまごが世界でより一層評価され、食卓を豊かに彩る存在となるよう、引き続き取り組んでまいります。」


【調査方法の概要】

■調査実査 (株)Matcha

■調査手法 WEB アンケート調査

■調査期間 2025年8月29日〜2025年9月1日

■調査対象 2024年度訪日外客が多かったベスト3地域より、訪日外客数の多い国を選定※2。

訪日観光経験のある男女 合計215人 

アジア: 韓国/中国/台湾

北南米: アメリカ

ヨーロッパ: イギリス

※2 出典:2024年訪日外客(総数) 日本政府観光局(JNTO)


たまご知識普及会議

「栄養・健康効果」、「安全・安心」、「美味しさ・楽しさ」、「生産者の想い」、「サステナビリティ」。日本のたまごには、まだまだ知られていない5つの価値があります。
たまご知識普及会議 は、その価値をすべての活動において伝えていくために設立されました。

日本養鶏協会および日本卵業協会が母体となり、市場調査、プロモーション、子供向け活動支援、研究機関との連携を中心に活動しています。

たまごの生産、加工、販売等に関わる事業者、団体等の食育活動にコーディネーターとして参画し、業界全体が連携した知識普及活動を推進できるよう支援します。

【事務局】

TEL: 03-3297-5515 MAIL: tamapedia@jpa.or.jp

お問い合わせ:https://x.gd/HS54a


調査結果報告書はこちらから

d172824-1-7a1f55a9f9addce9b8c26fefff60c972.pdf

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

たまご知識普及会議

0フォロワー

RSS
URL
-
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都中央区新川2-6-6 馬事畜産会館5F 事務局 一般社団法人日本養鶏協会内
電話番号
03-3297-5508
代表者名
齋藤万佐夫
上場
-
資本金
-
設立
-