400年の伝統工芸の技が“世界の声”と出会うテクノロジーで文化継承に挑む『GIF Techcraft』 「クラウドファンディングスタート記念ツアー」を開催わずか5日で目標達成!

株式会社ITOSHIO

 株式会社ITOSHIO(本社:東京都中央区、代表取締役:東海林 亮太)は、株式会社レアゾン・ホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役:渡邉 真)と共同で、日本の伝統工芸品の製造における長年の課題であった「アイデアの枯渇」と「試作リスク」をテクノロジーで解決する新プロジェクト「GIF Techcraft」のメディア発表会を上野ノーガホテルで開催しました。このプロジェクトは職人が何百年も受け継いできた「歴史の声(伝承)」に対し、歴史的な円安と日本文化への関心の高まりによって押し寄せる「世界の声」を融合させる歴史的な挑戦です。職人の創造性の促進と、試作品開発の経済的リスクの克服を目指しています。「GIF Techcraft」の立ち上げと同時に開始したクラウドファンディングでは純銀製ぐい呑み「手影(TEKAGE)」がわずか5日間で目標を達成し、伝統工芸の未来に対する市場の大きな期待値と好調な滑り出しを実証しました 。

■歴史の声と世界の声、そして職人の葛藤

 まずプロジェクトリードを務める大泉氏から、伝統工芸が「歴史の声(伝承)」に耳を澄まし、時代を超える美を生み出してきた中で、いまこの時代に押し寄せる「世界の声」を聴くことの重要性が提起されました 。続いて、越境ECプラットフォームを運営する株式会社ITOSHIOの代表、東海林氏が登壇し、「世界のクラフト市場がここ10年で右肩あがりに成長している中で 、世界でも最高峰とも言っていいくらいの品質・耐久性をもった 素晴らしい日本の伝統工芸品が、世界に届いていない」という現状を報告しました 。特に、新しい挑戦を阻む壁として「試作品開発のリスク」をどう乗り越えるかが大きな課題であったと語りました 。

 その後、東京銀器職人の上川宗光氏(日伸貴金属)が登壇し、作り手としての葛藤を告白しました 。上川氏は「正直に申し上げますと、『新しいモノを創りたいけど、創れない』。これが本音なんです」と語り、高価な銀を扱うため、試作品製作にかかる時間とコスト、そして「もし売れなかったら…」という失敗への恐れが、挑戦を阻む見過ごされてきた課題であることを共有しました 。

■テクノロジーによる「世界の声」の翻訳

 開発リーダーの佐藤貴子氏が、職人一人ひとりの技術を学習したパーソナライズAI創作支援ツール(通称:弟子AI)のデモンストレーションを実施しました。佐藤氏は、このツールが世界中の市場トレンドや消費者の好みといった膨大な「声」をAIが分析し、職人さんが理解できるデザインコンセプトとして「翻訳」し提案する「最高のパートナー」であることを説明しました。さらに、このAIは、職人固有の技術や過去の作品まで学習しており、物理特性に基づいた形状の提案を返す「壁打ち相手」として機能することも解説しました。

 上川氏がこのツールを操作し、デザインの口当たりや丸みを直感的に調整できる機能を紹介。上川氏は、「アイデアに詰まった時も、AIが次々と可能性を見せてくれる」「何より、失敗を恐れずに、本当に創りたいものに挑戦できる。これが一番嬉しい変化」だと、その価値を語りました。さらに、佐藤氏は、デザインが固まると、消費者AIが登場し、デジタルデザインのまま市場での受け入れられやすさや購買角度をフィードバック。これにより、物理試作を一切行わずに市場性を検証し、高額な試作リスクがゼロに解消される仕組みが示されました。

 AIと職人の対話から生まれた新ブランド『GIF Techcraft』と、代表製品「氷鳴(ヒョウメイ)」(AIが台湾市場のウイスキー消費トレンドのインサイトを捉え、「音で味わう」というコンセプトを提案)が公開されると、製造パートナーである東海林氏は、「物理試作ゼロでこの完成度、正直驚きました」と、その革新性を強調しました。

■銀の魅力を体感する「利き銀体験」と浅草での華やかな展開

 発表会終了後には、参加者に対し、銀のグラスで飲み物の味がまろやかに変化することを体験する「利き銀体験」が提供されました。この体験を通じて、銀器が持つ伝統的な価値と実用的な魅力を訴求しました。その後、プロジェクトの熱狂をさらに高めるため、日本の文化的な中心地である浅草の全面協力のもと、目標をわずか5日間で達成したクラウドファンディングの開始カウントダウンを盛大に行いました。さらに、街頭ではプロジェクトの象徴として「シルバー花魁」と「華やかなちんどん屋」によるパレードを実施し、伝統とテクノロジーの融合というプロジェクトのメッセージを、浅草の街を楽しむ海外ツーリストの人々に強く印象付けました。

■GIF Techcraft-テクノロジーと伝統が創る、まだ世界に存在しない工芸品

『GIF Techcraft』は、数百年の歴史を持つ日本の伝統工芸を、テクノロジーで革新するクラフトブランドです 。

私たちが創る「テッククラフト」とは、

1.AIが職人に新しい創作アイデア(=世界が求める声)を届け、

2.職人が伝統の技で、まず「デジタル上の工芸品」としてつくり、

3.お客様の要望(支援)があって初めて「現物」として制作する

まったく新しい、ものづくりの形式です。

■世界の声から生まれた、7つの純銀製品。

① 氷鳴(HYOMEI) - ウイスキータンブラー:氷が奏でる音楽。内底の「響鳴点」が、一杯を五感の儀式に変える。

② 月詠(TSUKIYOMI) - アイスコーヒータンブラー:極薄の縁が唇に消える。温度と香りを、ダイレクトに感じる

究極の一杯。

③ 星読(HOSHIYOMI) - 香炉:使うほど金が摩耗し、あなただけの星空が現れる。時間と共に育つ香炉。

④ 温刃(ONJIN) - バターナイフ:体温で硬いバターを溶かす。電源不要、自己完結型の朝食革命。

⑤ 手影(TEKAGE) - ぐい呑み:完璧な鏡面に、あなたの手跡が影を落とす。使う人が完成させるデザイン。

⑥ 森羅(Shīnra) - 純銀製 茶器:螺旋の溝が茶葉を舞わせる。150万円超のマスターピース。

⑦ 双肌(SOKI) - 純銀製カッサ:冷やして引き締め、温めて巡らせる。デュアルテクスチャの革新。

■「Gif Techcraft(ギフテッククラフト)」とは

『GIF Techcraft』は数百年の歴史を持つ日本の伝統工芸を、テクノロジーで革新するクラフトブランドです 。

私たちが創る「テッククラフト」とは、

1.AIが職人に新しい創作アイデア(=世界が求める声)を届け、

2.職人が伝統の技で、まず「デジタル上の工芸品」としてつくり 、

3.お客様の要望(支援)があって初めて「現物」として制作する

まったく新しい、ものづくりの形式です。

■サイトURL

crowdfunding site:https://itoshio.com/shops/show/oy4nk2sq
project website:https://giftech.io/giftech2025craft/
Instagram:https://www.instagram.com/giftechcraft/

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会社概要

株式会社ITOSHIO

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URL
https://itoshio.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5階 KSフロア
電話番号
080-4338-6984
代表者名
東海林 亮太
上場
未上場
資本金
200万円
設立
2023年01月