“次世代のカルチャー共創” 創造経済における新しいフェローシップモデル制度を始動。ー岸田國士戯曲賞ノミネート作家・小御門優一郎氏を初のクリエイティブ・フェローに迎える。

株式会社AMARENA

2025年12月1日 11時00分

株式会社AMARENA（本社：東京都港区南青山、CEO：上野弘之）は、2025年12月1日付で脚本家・演出家の小御門優一郎（こみかどゆういちろう）氏を初のクリエイティブ・フェローとして迎えました。

AMARENAが提唱する“Creative Resonance（創造の共鳴）”の思想を軸に、独立した表現者同士が、自由を保ちながら並走し、共鳴によって価値を創造する、新しいフェローシップモデルを正式に立ち上げます。

AMARENAについて

AMARENAは、審美眼と文脈を核にカルチャーを再編集する、新時代のプロデューサーズ・カンパニーです。

文学を出発点に、映画・ドラマの企画開発、アートプロジェクト、ブランディング、食文化など、多様な領域で新たなカルチャーの地層をひらいています。

私たちは創造を「意味のつながりを編み直す行為」と捉え、AIやデジタル技術が加速する時代において、新たな文化の文脈をつくるプロデューサーの役割を再定義しています。

さらに、映画監督・詩人・脚本家・音楽家・料理家・建築家・デザイナーなど、多様な表現者が集うネットワークを形成し、インディペンデントな立場から“Creative Resonance（創造の共鳴）”の回路をひらき、ジャンルや規模を超えて、新しいカルチャーを創出することを目指しています。

「クリエイティブ・フェロー制度」とは

AMARENAが新たに導入した「クリエイティブ・フェロー制度」は、プロデューサーとクリエイターが対等な立場で共鳴し合うための、新しいエコシステムです。

従来の雇用や業務委託とは異なり、お互いが独立した存在として自律性を保ちながら、思想・美意識・表現を高め合う協働関係を重視しています。

フェローには、協賛料の提供をはじめ、営業面でのサポートやプロデュース支援を行い、コンテンツ開発やカルチャー発信を共に進めます。敬意と独立性を前提とした関係構築を通じて、創造活動の自由と多様性を担保します。

本制度は、AMARENAが掲げる「つくる」から「響き合う」への転換を具現化する仕組みであり、日本のクリエイティブ業界においてもきわめて稀有な取り組みです。

制度導入の背景

近年、文化や表現のつくり方が多様化するなかで、「言葉にならない感性や思想を、いかに社会へ翻訳するか」という問いが、これまで以上に重要性を増してきました。

AMARENAは、この問いに応えるため、各分野で独自の美学と哲学を持つクリエイターと対等に共鳴できる仕組みとして「クリエイティブ・フェロー制度」を立ち上げました。

その第一弾として、批評精神と、微細な感情をとらえる繊細さを併せ持つ稀有なストーリーテラー、小御門優一郎氏を初のフェローとして迎える運びとなりました。

なお、“Fellow（フェロー）”という称号は、欧米の大学・研究機関・文化団体において、卓越した専門性と表現力を持つ人物に与えられる名誉的なポジションとして広く認知されています。

AMARENAはこの国際的な呼称を参照し、独立した表現者の専門性と尊厳に最大限の敬意を払う立場として「クリエイティブ・フェロー」という名称を採用しています。

第一号フェロー、小御門優一郎氏について

【プロフィール】

脚本家・演出家。1993年生まれ。ストーリーレーベル『ノーミーツ』主宰。『それでも笑えれば』で第65回岸田國士戯曲賞ノミネート。『あの夜を覚えてる』で62nd ACCメディアクリエイティブ部門グランプリ。YOASOBI「三原色」の原作小説『RGB』や、テレビドラマ、リアル脱出ゲームシナリオやイマーシブコンテンツなど、領域を広げながら活動中。

今回のクリエイティブ・フェロー契約では、AMARENAが展開する各種プロジェクトのブレーンとして、根幹の企画設計から関わり、共に新たな表現の可能性を探求します。