【朝、手を洗う。が儀式になる】2300年の思想史が辿り着いた新概念 "Ritualtude" を発表
プロヴァンス発の思想ブランド『DERNIÈRE CHALEUR』が、日常を儀式に変える思想を日本から世界へ
BELLE ET POP SARL(本社:フランス・アンティーブ)は、新しい思想概念「Ritualtude(リチュアルチュード)」を発表いたします。Ritualtude は、21世紀後半の「一人一思想社会」に向けて、エピクロスからハンナ・アーレントへと連なる2300年の叡智をさらに昇華させた、日常を儀式に変える実践思想です。この思想を体現する思想ブランド『DERNIÈRE CHALEUR(デルニエール シャルール)』は、本日、2025年12月22日より日本市場での本格展開を開始いたします。

■ 朝のために手を洗ったことはありますか?──21世紀後半の孤独論
清潔のために手を洗うのではなく、朝という奇跡そのものへ敬意を届ける儀式として手を洗う。日常の行為を意識的な儀式へと変えることで、自己との対話を超えて、人類が培ってきた文化的叡智、そして宇宙の根源的秩序と対話しながら生きる状態。
これが、Ritualtude──「儀式を通した万人との対話」です。
それは、約2300年前のエピクロス(現在を意識的に生きることの喜び)に始まり、中世プロヴァンスのトゥルバドゥール(日常を詩的に洗練)、19世紀のArt de Vivre(生き方の芸術)、そして20世紀のハンナ・アーレントのSolitude(もう一人の自分との対話)へと連なる思想史が、21世紀後半の「一人一思想社会」に辿り着いた、新しい孤独論です。
■ Alonity──「比較も、承認も、マウントもない」共同体
21世紀前半、SNSは人類をかつてないほど「つなげ」ました。しかし、その接続は比較と承認の競技場となり、新たな疎外を生み出しました。そんな時代に Ritualtude を実践するために生まれたのが、Alonity(アロニティ)という新しい共同体です。
「一人でありながら、共に在る。」
Alonity では、メンバー同士が完全に不可視です。互いが見えず、ランキングもバッジもコメントもフィードバックも存在しません。存在するのは、送り手と受け手の2者だけの静かな関係。
「思想で人は救えない。でも、守ることは出来る。」
一人一人が自分の思想を持って生きる21世紀後半に向けて──Alonity は、柔らかなベールのように個人を守りながら、より大きな秩序とつながることを可能にする、SNS時代の対極にある共同体の設計です。
■ なぜプロヴァンスの思想を、日本から世界へ?
2300年間、光と静けさが思想家を育ててきたプロヴァンス。そして、八百万の神、いただきます、「道」を極める精神など、見えないものに敬意を払うことを日常として生きてきた日本。この2つの文化圏は、地理的には1万キロ離れていながら、日常を儀式に変えるという同じ叡智を、2000年以上にわたって独立して培ってきました。
土地が思想を生み、人が思想を育てる。
プロヴァンスの光と思想、そして日本の儀式文化が交わるとき、逃げず、闘わず、軽やかに在る──Ritualtudeという新しい生活哲学が、一人一思想社会への布石となります。

■ Ritualtude を実践するために
思想ブランド DERNIÈRE CHALEUR は、Alonity 概念に基づき、Ritualtude を実践する場を創設しました。
詳細は公式サイトをご覧ください: https://www.dernierechaleur.fr/

■ 思想ブランド DERNIÈRE CHALEUR について

運営会社:BELLE ET POP SARL(フランス法人)
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