砥部陶石の持続的な活用に向けた新たな社会基盤 WHETSTONE RESEARCH が活動を本格化

砥部焼および砥部陶石の知見共有と採掘・原料化の実践を通じ、陶石の継続的な活用をめざすWHETSTONE RESEARCHは、NPO法人化を見据えた任意団体として活動を本格化することをお知らせします。

WHETSTONE RESEARCH

愛媛県の伝統工芸である砥部焼にとって陶石は、産業の根幹を担う存在です。しかし、2025年10月、長年採掘事業を担っていた会社の受注停止を受け、その課題が顕在化。11月18日、窯元で構成される砥部焼共同組合の臨時総会において、採石場を含めた事業の取得・継承に向けた方針が決定されるなど、産地の喫緊の課題として対応が迫られています。

私たち 「WHETSTONE RESEARCH(ウェットストーンリサーチ)」、略称 WSR(ダブルエスアール)は、こうした状況の有無に関わらず、10年以上にわたり有志の活動として調査を重ね、砥部陶石を供給する一つの選択肢をめざし準備を進めてきました。2025年7月末、今後の活動の基盤として NPO 法人化の準備を兼ねた任意団体を設立。2026年より、地域資源として砥部陶石を持続的に活用するため、産地を支える一つの選択肢として、砥部陶石の安定的な供給をめざします。

期せずして、砥部焼および砥部陶石の存続が危惧されるタイミングと重なりましたが、私たちの考えは当初より一貫しており、継続的な知見の探究、そしてそれらに基づく選択肢の提示によって、できる限り多くの可能性を地域につないでいきたいという思いに基づいています。

250年にわたり受け継がれてきた砥部陶石の恵みによる産業を、次の世代にできる限り良い形で引き継ぐために。WSR は、地域とともに活動していきます。

WHETSTONE RESEARCHについて

砥部焼および砥部陶石に関する知見の共有、採掘および原料化に関する実践の推進を通じて、砥部陶石の世代を超えた継続的な活用のための研究および実践を目的とする「WHETSTONE RESEARCH(ウェットストーンリサーチ)」、略称 WSR(ダブルエスアール)は有志の活動として始まり、2025年7月、NPO 法人化の準備を兼ねた任意団体として活動を本格化。


設立:2025年7月末日

設立発起人:泉本明英、岡部修三、日野達真、宮崎達朗

問い合わせ:info@wsr-tobe.jp(担当 日野)

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会社概要

WHETSTONE RESEARCH

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業種
鉱業
本社所在地
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電話番号
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代表者名
泉本明英・岡部修三
上場
未上場
資本金
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設立
2025年07月