Babylon Labs と Bflux、戦略的提携を発表

次世代ビットコイン金融「BTCFi 2.0」を実現・拡大へ

提携の背景と目的について

Babylon Labs（以下「Babylon」）は、コールドウォレットに保管されたビットコイン（BTC）を、信頼を必要としない（トラストレス）なインフラ上でステーキングや貸出などの金融サービスに活用可能にする「Trustless Bitcoin Vaults」技術を開発しています。
Bfluxは機関投資家向けにきめ細やかで企業受け入れやすいインフラソリューションを提供する専門企業です。

両社は今回、両社の強みを融合することで、機関投資家・金融機関向けに安全かつ効率的なビットコイン運用の新しい道を開くべく、戦略的な協業を開始いたします。

 協業内容

協業内容 本提携は主に以下の三つの領域で進められます。

１　トラストレス BTC レンディングのユースケース開発
　Babylonによる技術支援と助言のもと、Bfluxが規制対応を考慮した機関向けレンディングのサービスモデル構築を主導。 

２　トラストレス BTC 技術の追加応用に関するリサーチ
　これまでのステーキングに加えて、Bfluxが伝統的金融（TradFi）で培ってきた知見を活かし、新たな BTC の活用ユースケースを検討・研究。 

３　日本市場向け共同マーケティング
　機関投資家や金融機関を対象とした共同イベント、ホワイトペーパー作成、ターゲティングを含むアウトリーチ活動を展開。

想定される効果

この協業により、機関投資家や金融機関は以下のようなメリットを享受できる見込みです：

第三者カストディ（保管業者）への信頼を必要とせず、自己管理（self-custody）を維持しつつ BTC を運用可能 ブリッジやラッパーといった中間レイヤを排し、カウンターパーティリスクを抑制 ステーキングやレンディングなどの BTC ネイティブ金融サービスを通じて、保有ビットコインに収益性を付与

こうした仕組みは、企業のビットコイン保有資産の「休眠」を防ぎ、資本効率の改善を後押しする可能性があります。

今後のロードマップ及び開発体制

現在、両社で共同リサーチを進めており、サービス開始の時期および詳細な設計については今後追って発表いたします。

Babylon は技術提供と助言を担当 Bflux は実務設計およびインフラ整備を主導 市場投入前に、安全性、規制適合性、運用モデルの検証を慎重に実施

両社コメント

「Bflux の複雑な金融概念をシンプルかつ安全なプロダクトへ落とし込む能力は、Babylon の信頼不要インフラを補完する。今回の提携により、機関向け BTCFi の未来を日本およびアジアで実現する」
— Babylon Labs Co-Founder

「Babylon のトラストレス技術は、機関によるビットコイン採用における最大の障壁であるカウンターパーティリスクを取り除く。この提携を通じて、機関が BTC で収益を得る最もシンプルかつ安全な手段を構築する」
— Bflux CEO

会社情報

Babylon Labs — 信頼不要の Bitcoin ネイティブ金融プロトコルを開発する先進的なブロックチェーン企業。

Bflux — 機関投資家・金融機関向けに、規制対応とセキュリティを重視したビットコイン運用インフラを提供するプロバイダー。

本プレスリリースに関するお問い合わせ先、今後のアップデートなどについては、両社公式チャネルをご参照ください。