【中島岳志氏・ニールセン北村朋子氏・安斎勇樹氏・影山知明氏 が講師】無縁・過剰接続社会の時代に「つながり」を問い直す。大人のための学び舎Compath、ロングコース参加者募集中
2026年1月17日(土)〜3月29日(日)開催のロングコース、オンライン授業講師4名が決定。北欧フォルケホイスコーレをモデルに、オンライン授業と北海道東川町での滞在型の学びを組み合わせています。
School for Life Compath(運営会社:株式会社Compath。以下、Compathと表記) は、
北欧発祥の成人教育機関フォルケホイスコーレをモデルに、キャリアや社会の見方を捉え直す、生涯学習の機会を提供しています。
2026年1月17日(土)〜3月29日(日)には、オンライン授業と北海道東川町での滞在型の学びを組み合わせた、ロングコース「自分と、他者と、社会とのつながりを問い直す」を開催します。
現代は、AIが相談相手となり、リアルな他者とのつながりが薄れ、見えにくくなっている時代です。一方で、SNSの発展は、常時誰かと繋がっているという過剰接続の状態をもたらしています。この「無縁」と「常時接続」が併存する時代を鑑み、本コースでは「つながり」をテーマに据えました。
参加者は、オンライン授業でのインプット、そして東川町での共同生活・フィールドワークを通じた実践を往復しながら「私たちはどんなつながりの中で生きているのか?」「これからどんなつながりをつくっていきたいのか?」といった問いを探究します。
この度、オンライン授業の講師として以下の4名が決定しました。

オンライン講師陣と授業名
ロングコースは、1月〜2月のオンライン授業(週に1回程度・全8回)+東川町での滞在(4週間)を組み合わせた、約3ヶ月間のコースです。中島岳志氏・ニールセン北村朋子氏・安斎勇樹氏・影山知明氏には、オンライン授業を1回ずつご担当いただきます。
※このコースには、オンライン授業のみ もしくは オンライン授業+2泊3日の東川町ショート滞在(1/23-25)でも、参加可能です。
中島岳志さん 東京科学大学教授
「主権は人間だけに与えられたものなのか? -自分と世界の見方を問い直す-」
つながりを問い直す学びのスタートとして、私たち自身や世界の見方を根底から捉え直す時間。人間が他の生き物より優れていると思ってしまう当たり前を疑い、生態系の一部として人間を捉えてみます。
ニールセン北村朋子さん 文化翻訳家
「デンマークから学ぶ、日常でデモクラシーを実践するには?」
市民一人ひとりが社会とつながり、社会をつくっていくのがデモクラシー(≒民主主義)。デモクラシーが生活に根付くデンマークから、リアルな実践を学びます。そして、どうしたら私たちの暮らしでも実践できるのかを考えます。
安斎勇樹さん(株式会社MIMIGURI Co-CEO/東京大学大学院 客員研究員)
「自分の衝動を大事にする、探究型の生き方とは?」
一人ひとりが “自分の探究テーマを持って生きること” の大切さを伝えてこられた安斎さん。なぜ現代においてその生き方が重要なのか、自分の探究テーマを見つけていくにはどうしたらいいのか、を学びます。
影山知明さん(クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店 店主)
「つながりを大事にする営みのつくり方とは? -国分寺での実践から-」
ごく身近な日常圏に目を向け、そこで暮らす人びとのつながりを豊かにする影山さんの営みから、私たちの暮らしや仕事の中で"つながりを大切にする営み"をどう育てていけるのか? を探っていきます。
ロングコース「自分と、他者と、社会とのつながりを問い直す」 開催概要
日程:
オンライン授業:2026年1月17日(土)〜2月28日(土) (全8回)
東川町での共同生活:2026年3月2日(月)〜3月29日(日)
※このコースには、オンライン授業のみ もしくは オンライン授業+2泊3日の東川町ショート滞在(1/23-25)でも、参加可能です。
場所: 北海道東川町
募集人数: 16名
プログラム詳細・参加費・申込方法は、下記の記事からご確認ください
フル参加
オンライン授業のみ または オンライン授業+2泊3日(1/23-25)のみ参加
申込締切:2026年1月14日(水) 23:59
(フル参加の場合には、2026年1月4日(日)までに、個別面談への応募が必要です)
プログラムの流れ
(1)オンライン授業(全8回)
プログラムの前半は、週に1回ペースで、オンラインプログラムがあります。知の視野をひらく講師からのインプットだけではなく、仲間とじっくり考える対話の時間を用意しています。対話の時間によって、より講師のインプットが自分の中に定着したり、仲間の視点によってインプットへの見方が多角化したり、新たな疑問が湧いてきたりするはずです。

(2)北海道東川町での共同生活(4週間)
価値観も背景も異なる仲間たちと「つながり」共に暮らします。ここでの共同生活は、社会の縮図。違いを認めあいながら、お互いにとって居心地の良い選択を対話。自分たちにとって心地よいコミュニティを作り上げていく、デモクラシーの実践です。さらに、東川町という地域社会や、大雪山を代表とする大自然につながりながら、社会や他の生き物とのつながりを問い直していきます。


School for Life Compathについて

デンマーク発祥の成人教育機関フォルケホイスコーレがモデル。北海道東川町にある大人のための学び舎。忙しない日常を離れ、一人一人の「問い」と向き合い、自己や人生、さらには自分と社会との関わり方を捉え直すための学びの場をつくっています。学びの軸は、対話と共同生活。林業に携わる方と木を伐る授業から、現代アーティストとアートをつくる時間まで。地域の実践者がつくりだす多様な授業が、学びを豊かにしている。2020年の創業から10代〜70代まで、約400人がCompathの学びに参加。ロングコースのほか、1週間のショートコースなども開催。2024年〜 法人・組織向けにも学びのプログラムを提供中。
取材のご依頼について
ロングコース実施期間中(2026年1月17日〜3月29日)の取材も可能です。オンラインでの取材にも対応しております。
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School for Life Compath
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