株式会社シマノ 新本社ビル「SGH(ShimanoGlobal Headquarters)」を設計

株式会社KOO Associates

シンボルロード側より北側外観夕景を見る*

株式会社KOO Associates(本社:東京都中野区、代表取締役:小林 仁)は、当社が企画・設計・監理を担当した株式会社シマノ(本社:大阪府堺市)の新本社ビル「SGH(Shimano Global Headquarters)」が2025年12月に竣工したことをお知らせします。

新本社の建つエリアは、100年の歴史を持つシマノの発展を支えた創業の地になります。

芦原太郎建築事務所の担当時代より16年かけて、Sakai Intelligent Plant(本社工場)・Technology Innovation Center(R&Dセンター)・Manufacture technology Center(生産技術センター)・Team Shimano Square(福利厚生施設)・West Parking Tower・North Parking

(駐車場)などの諸施設や周辺道路の無電柱化や緑化整備を含む街区環境構築が長い時間をかけ成されてきました。それは、シマノがこれまで築き上げてきた企業理念と培った独自の働き方を融合させた環境づくりへの意志の表れです。

新本社プロジェクトにおいてもその姿勢を踏襲し、景観環境のメルクマールとなるよう、次世代に継ぐ“シマノの世界観と⽇本に⽴脚する開発型デジタル製造業を標榜する矜持“を体現する “日本的な精緻な空間づくり” による建築づくりをめざしました。

新本社はグローバルな経営展開における意思決定の中枢であり、全世界のTeam Shimano を象徴する拠点です。既存施設と調和を図りながらも、40年前に先代が建設した本社の

風土を感じさせるような、将来の経年変化にも耐えるタイルの素材をつかった陰影のある

ボリュームに用途として、本社機能のほかに、シマノのものづくりの精神を継承する教育

研修の場であるシマノキャンパスを配し、世界からシマノを訪ねて来られるお客様を

お迎えする接遇の場としての空間となっています。それらに呼応すべく、本社のエントランスホールは、創業の地の整備された周辺環境を取り込み、東側には日本庭園をしつらえ、 日本の美を感じる空間として/“⼈への投資”(創造性・ウエルネス)の表象/“免震構造による強靭さ”(災害拠点・持続可能性)の仕組みをもりこみ、ビル全体を統合しています。

■掲載情報 

本プロジェクトの詳細は、建築専門誌『近代建築』2026年6月号に掲載されています。

1階ロビー*
シンボルロードを見通す。左が今回計画のSGH、右がMTC*
ピロティより日本庭園を望む。日本庭園は、形式ばった日本庭園とは、一線を画して、ある種自然を切り取ったかのような庭園づくりをめざした*
SIP(Sakai Intelligent Plant)*
TSS(Team Shimano Square)*
MTC(Manufacturing Technology Center)*
TIC(Technology Innovation Center)*
WPT(West Parking Tower)*
WW(West Wing)**

SGH(今回計画)とWPT以外は、小林が芦原太郎建築事務所時代に新築や改修を担当したプロジェクト。SGH、WPT、WWの施工は竹中工務店。それ以外は大林組

*撮影/雁光舎 野田東徳

**撮影/KOO Associates 小林仁

プロジェクト概要

名称:シマノ新本社ビル(SGH)
所在地:大阪府堺市
竣工日:2025年12月
敷地面積:18,960.1㎡
建築面積:2,246.77㎡
延床面積:11,239.25㎡
構造:鉄骨造(免震構造) 地下1階・地上6階建

意匠設計:株式会社KOO Associates
構造設計:株式会社織本構造設計
設備設計:株式会社建築設備設計研究所
外構設計:株式会社プレイスメディア

日本庭園監修:植新 駒井造園
建築工事:株式会社竹中工務店

電気工事:株式会社きんでん

設備工事:大成温調株式会社

設計者のコメント

株式会社KOO Associates 代表取締役
小林 仁(Hitoshi Kobayashi)

私自身、芦原太郎建築事務所時代から16年にわたり、シマノ様の建築に携わってきました。

本社工場、下関工場、研究開発棟、シンガポール工場、自転車博物館など、数多くのプロジェクトを通じて、『人と自然をつなぐデバイスを創る会社』の"ものづくりの精神"と"人を大切にする哲学"を空間にどう反映させるかを考えてきました。

この新本社はその集大成として、次の時代に向け、これまでの数々の建築群をつなぐ象徴的な建築となりました。

小林 仁 プロフィール

1963年 埼玉県深谷市生まれ

1986年 法政大学工学部建築学科卒業

同年渡米、Nobutaka Ashihara Architect入社、芦原信孝氏に師事

1993年帰国後、芦原太郎建築事務所に所属

2016年  同上取締役副所長に就任

2021年10月、KOO Associatesを設立

2022年6月より一般社団法人日本免震構造協会・表彰委員

主な設計実績

日本人小中学校Greenwich CT(米国)

ジョンソンワックス掛川工場、
住友不動産上野9号館

公立刈田総合病院
ザ・タワー&パークス田園都市溝ノ口(デザイン監修)
FUKUHARA GINZA

シマノ本社工場(SIP,MTC,TSS)

シマノ下関工場(SSIP)

シマノ研究開発棟(TIC)

シマノ自転車博物館

シマノシンガポール工場(SSIP)

シマノ立体駐車場(West Parking Tower、North Parking)

東北日東工器おおざそう工場など。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社KOO Associates
所在地:大阪府大阪市北区中之島(大阪中之島オフィス)
E-mail:contact@koo-assoc.com
Website:https://www.koo-assoc.com/

株式会社KOO Associates

株式会社KOO Associatesは、2021年に設立された大阪・中之島を拠点とする建築設計・デジタルコンサルティング会社です。「やさしく、つよく、おもしろく」を指針に、対話とデジタル技術を融合させた建築・街づくりを推進。プロジェクトごとに様々な分野の専門家と連携する柔軟なチームづくりを行い、従来の枠を超えた協働を通じてサスティナブルな社会環境の実現をめざしています。

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会社概要

株式会社KOO Associates

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URL
https://www.koo-assoc.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中野区沼袋2-28-37-111
電話番号
-
代表者名
小林 仁
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年10月