NPO法人地球のしごと大學、「農山漁村まちづくり」を現場視察から学ぶ新學部を開設

地方移住者・関係人口から起業家・行政職員・地方議員などを対象とし、説明会を2月に開催

NPO法人地球のしごと大學

NPO法人地球のしごと大學(所在地:東京都千代田区、理事長:高浜大介)は、新たに「農山漁村まちづくり學部」を開設します。

本學部は、日本各地のまちづくりの現場で毎月フィールドワークを行う、約1年間の現場視察プログラムです。山林・牧場・漁・祭り・エネルギー・福祉など、全40以上の講座を通して体系的に学びます。

農山漁村が直面する課題に対し、持続可能な仕事や事業を企画・実行できる人材の育成を目指して開設され、起業家や行政職員、地域資源を活用する企業の経営・事業担当者、ならびに地方移住者や関係人口として農山漁村での複業・兼業を検討している方などを対象としています。

初回講座は2026年4月より開講で、受講検討者向け説明会を2月1日、3日、5日に開催します。

■ 新學部開設の背景

災害や国際情勢の不安定化、急速なAI進化など、未来の予測が難しい時代に入り、衣食住やエネルギーなど生存に直結する資源が溢れる農山漁村が持つ価値が改めて注目されています。

一方で、日本の農山漁村では、急速な高齢化が課題となっています。総務省の統計によると、農村での人口は2015年から2020年にかけて約237万人(5.9%)減少。また、その総人口に占める65歳以上の割合は35%となっており、都市と比べ10%も高い状態にあります(*1)。また、農林水産省によれば、農業従事者の数は2000年時と比べ約20年間で半減、2024年時に平均年齢は69歳を超えたとされ(*2)、地域資源を活かした仕事の担い手不足も構造的な課題となっています。

こうした農山漁村の再生は、一つの事業を垂直的に立ち上げるだけでは達成できません。たとえ特定の産業が成功しても、地域を支える他の機能(商店、交通、福祉など)が崩壊してしまえば、暮らしそのものが成り立たなくなり地域の未来が失われるからです。 必要なのは、農業、林業、漁業から、加工、小売り、観光、エネルギー、福祉に至るまで、それぞれの事業が互いの役割を理解し、手を取り合い、同時多発的に立ち上がる「面」としての再生です。

「農山漁村まちづくり學部」は、分野の壁を越えて横断的に学ぶ場所です。 地域というひとつの生態系を、体系的に編集・再生できるリーダーを育成します。

■ NPO法人地球のしごと大學について

NPO法人地球のしごと大學は、「地球にとっても、よいしごと」をテーマに、地域社会と自然環境が循環するために必要な仕事や暮らしを学ぶ場を提供する非営利組織です。

「暮らししごと(家族・個人の衣食住)」「務めしごと(地域社会への貢献)」「稼ぎしごと(暮らしのための生業)」という3つの視点のバランスを大切にしながら、地域に根ざした実践的な学びを展開してきました。

「地球にとっても、よいしごと」の分野を専門的に学ぶ「専門学部」では、循環型農業学部、耕さない田んぼ学部、薬草養生学部、自伐型林業学部、伝統構法建築学部など多岐に渡る分野の講座をそれぞれ定期的に開講しています。

各分野の専門家や実践家を講師に迎え、知識の習得にとどまらず現場で活かすことを前提とした教育プログラムで、これまでに1000名以上の受講生を迎えてきました。

■ 「農山漁村まちづくり學部」について

地球のしごと大學・過去開催講座フィールドワークの様子

単一事業の成功だけでは、地域は守れない。 「点」から「面」へ。地域の生態系を再構築する学びの場。

「農山漁村まちづくり學部」は、日本各地のまちづくりの現場で毎月フィールドワークを行う、約1年間の現場視察プログラムです。山林・牧場・漁・祭り・エネルギー・福祉など、全40以上の講座を通して、地域の最前線で挑戦する実践者から学びます。北海道から四国まで各地の現場を実際に訪問することで、オンラインでは掴みきれない農山漁村の仕事や暮らしの実態を学びます。

フィールドワークは土日祝日の開講が中心となっており、平日は仕事を持つ社会人でも働きながら受講いただきやすい形で設計されています。

本學部は、書籍『地球のローカルしごと図鑑』(著:高浜大介)を設計図(グランドデザイン)に据え、事業性と持続可能性という現実的な観点から、地域というひとつの生態系を体系的に編集・再生できるリーダー育成を目的としています。

<2026年度受講生 募集要項>

募集期間:2026年1月17日〜3月31日(早期申込:2026年2月28日まで)

定  員:40名

開講期間:2026年4月~2027年3月

対  象:

・二地域居住や地域移住に興味のある方

・「関係人口」として、農山漁村での複業・兼業を検討している方

・地域資源を活用した事業を検討・推進している、企業の経営者・事業企画担当者

・人口1万人程度の農山漁村または地方中核都市の農山漁村部で、起業やまちづくりに関わりたい方

・農山漁村や地域づくりを担当する、自治体職員・地方議会議員・地域おこし協力隊 ほか

公式サイト: https://college.chikyunoshigoto.com/about

受講検討者向け説明会は、2026年2月1日、3日、5日に開催します。以下のURLよりお申し込みください。
https://pro.form-mailer.jp/lp/af35d546286809

<講座例>

  • 近代の終わりと「里」の哲学 (埼玉県秩父市)

  • 自然環境が育む、折れない心と主体性。AI時代を生き抜く「野外保育」(埼玉県秩父市)

  • 所有と経営の分離によるローカルIPO(香川県三豊市)

  • 再生可能エネルギーによる地域おこし(岐阜県郡上市石徹白)

  • 能登に学ぶ、自律運営する地域水源の緩速ろ過システム(石川県珠洲市)

※講座内容は変更となる場合があります

基礎教材『地球のローカルしごと図鑑: ~農山漁村から希望が産まれるキャリアデザイン~』

著  者:高浜大介(株式会社アースカラー 代表取締役社長/NPO法人 地球のしごと大學 理事長)
発 売 日:2025年7月27日
定  価:1,815円
発  行:株式会社アースカラー
詳細・ご購入URL:https://amzn.asia/d/bMUdZwY

■ 理事長 高浜大介コメント

“私たちが希望を見出している日本の「農山漁村」には、衣食住やエネルギーなど、生存に直結する資源が溢れています。そこには物々交換や相互扶助といった、人と人が支え合う精神も息づいています。いま必要なのは、この「人間が生きる現場」への回帰ではないでしょうか。

しかし、「農山漁村」は存続の危機にあります。何百年、何千年と紡がれてきた里山里海の知恵や技術が、今まさに失われようとしています。 「農山漁村まちづくり學部」は、豊かな潜在力を秘めながらも危機に瀕している地域を、自らの手で再生したいと願う人々のための学びの場です。地域の歴史や風土に根差した「人類の宝」である生業(なりわい)や資源を継承し、そこにテクノロジーという現代の叡智を掛け合わせる。そうして持続可能な形へとアップデートし、農山漁村を再生へと導くための「羅針盤」を提供します。

都市と農山漁村、双方の文脈を理解し、未来を切り拓く。 そのために私たちは「現地・現物・対面」の一次情報に徹底してこだわります。 まずは説明会で、私たちの熱に触れ、受講をご検討ください。”

【NPO法人地球のしごと大學】

「地球にとっても、よいしごと」にあふれ、地球も人も豊かでいられる社会の実現を目指す非営利組織。地域社会と自然環境が循環するためのしごとを専門的に学ぶ教育プログラムの展開や、岩手県普代村の日常預かり型森のようちえん「つちのこ保育園」の運営などを行っています。専門学部では、累計1000名以上の卒業生を輩出。これまでに培った知見やネットワークを活かし、企業や学校法人向けの教育・事業支援も行っています。
https://chikyunoshigoto.com/

*1 農林水産省「令和6年度 食料・農業・農村白書」(令和7年5月30日公表)、第1部 食料・農業・農村の動向、第6章 農村の振興、第1節 農村の動向

*2 農林水産省「令和6年度 食料・農業・農村白書」(令和7年5月30日公表)、第1部 食料・農業・農村の動向、第2章 農業の持続的な発展、第3節 担い手の育成・確保と多様な農業者による農業生産活動

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会社概要

NPO法人地球のしごと大學

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URL
https://chikyunoshigoto.com/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都千代田区神田錦町3-21-1042
電話番号
-
代表者名
高浜大介
上場
-
資本金
-
設立
2018年12月