国内累計25万症例を突破、AIによる歯科修復物デザイン。3Shape「Automate」が歯科技工所の生産性向上をサポート。
月間約6.6万円のコスト効果を実現、AIとの協働で「歯科技工所の生産性向上」にチャレンジ

3Shape Japan(以下、3Shape)は、歯科技工用CADソフトウェア「Dental System」において、AIが補綴物の設計を自動提案する「Automate in Dental System」の最新アップデートをリリースいたしました。国内での「Automate」シリーズ累計利用実績は25万症例を突破し、2025年の利用数は前年比4倍以上に急増しています。深刻な人材不足と高齢化に直面する日本の歯科技工業界において、AI活用による生産性向上がもたらす新たな働き方を提案します。
背景:日本の歯科医療を支える「歯科技工」の構造的課題
現在、日本の歯科医療を支える歯科技工の現場は、構造的な課題に直面していると言われています。超高齢社会の進展により、インプラントやクラウン、ブリッジといった補綴(ほてつ)物の需要は増加し続けている一方で、それらを作る「担い手」の不足が課題とされています。
加速する歯科技工士の高齢化と供給力の低下 厚生労働省の「衛生行政報告例」および各都道府県の保険医協会等の調査によると、歯科技工所の開設者のうち50歳以上が約8割を占め、60歳以上が過半数に達している実態があります。2025年に団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となったことで、熟練技工士の引退が増えることによる「供給力の低下」が現実の問題となっています。
若手技工士の深刻な離職率 日本歯科技工士会の実態調査等によれば、歯科技工士養成所の入学者数は過去30年間で約4分の1に減少しました。さらに、免許取得後の新卒者の約7割から8割が、就業後5年以内に離職するという極めて高い離職率が続いています 。
こうした背景から、従来の手作業によるワークフローは維持が困難となっており、人材確保が課題と言われる時代において、AIによる生産性向上の検討は必須の課題となっています 。
20年にわたる歯科技工用CAD開発からAIへの注力
3Shapeは2005年より、歯科技工用の3DスキャナーおよびCADソフト「Dental System」を提供してまいりました 。20年間にわたる開発と世界中のユーザーからのフィードバックに基づき、常に操作性の高いシステムを追求してきており、国内でもトップシェアを競うシステムを提供しています。近年では、著しい発展を遂げるAI技術を最大限に活用し、ラボのワークフロー全体を効率化させる革新的な機能の実装に注力しています。

25万症例から学習したAI設計「Automate」の特長
2021年に国内リリースされた「Automate」は、25万症例以上のデータから学習したAIが、ユーザーの設定した設計条件や納期に合わせて自動設計を行うシステムです 。
高い実用性と信頼性 世界中ではすでに500万症例以上が本システムで設計されており、そのうち約94%がユーザーに承認・ダウンロードされています 。この数値は、AI設計がすでに実用レベルに達していることを証明しています 。
幅広い対応症例と柔軟な運用 クラウン、インレー、ブリッジ(最大4歯)、ナイトガード、プリント用模型の設計に対応しています。AIが提案した形態は、専用ソフトウェアでユーザーである歯科技工士が微調整できるため、最終的な品質担保は専門家が行うという「AIと人の協働」を実現しています 。
コスト構造の透明性 AIによる設計提案の確認までは無料です。設計データをダウンロードする場合のみ、1症例ごとに課金される仕組みとなっており、初期投資なく導入いただけます 。

国内導入実績とAI活用によるコスト効果
国内における「Automate」の累計設計症例数は25万件を超え、特に2025年は前年比4倍以上の伸びを記録しました 。この急増は、AI設計が日本の技工現場に深く浸透し始めたことを示しています 。
AIが昼夜を問わず一貫した品質で設計を提示するため、急ぎのケースは90秒で仕上げ、そうでないケースは夕方に一括送信して翌朝チェックするといった、従来の労働時間に縛られない「スマートな働き方」が可能になります 。これにより、捻出した時間を難易度の高い症例の製作や、歯科医師とのコミュニケーション、スタッフの早期帰宅へと充てることが可能になります 。
【コスト・生産性の試算例】 1日あたり10症例のクラウン設計をAIに任せる場合、月間(20日稼働想定)で約66,000円のコスト効果が得られる計算となります 。 3Shape Dental SystemユーザーはLAB Careサービス(年間ライセンス)の特典としてAutomateが利用可能となっており、上記コスト効果を年間で試算した場合、70万円以上のコストメリットが見込まれます 。
※1 LAB Care(年間ライセンス)の詳細はDental System販売代理店へお問い合わせください 。
※2 追加料金なしで利用可能な年間症例数には上限が設定される予定です 。


AIを活用した次世代の歯科技工所へ
国内ではCADCAM冠の普及を機にデジタル化が加速しましたが、現在は「AI設計の実用化」という次のフェーズにあります 。AIを単なる自動化ツールではなく、貴重な経営資源である「時間」を創出するパートナーとして活用することで、人材不足という構造的課題を解決し、より生産的な環境を構築できます 。
3Shapeは今後も、AIやクラウド技術を通じてデジタル化のさらなる進化を推進し、持続可能な歯科医療の実現に貢献してまいります 。

【Automateの詳細】
製品概要 https://l.3shape.com/ukiyY
ユーザーインタビュー https://l.3shape.com/ukiyL
使用方法の解説(ユーザー向け) https://l.3shape.com/ukiy9

3Shape Japan合同会社
【3Shapeについて】
3Shapeは3Dデジタルテクノロジーの可能性に挑戦する2人の創業者によって2000年にデンマークで設立され、現在では世界100カ国以上に展開、2200名を超える社員を有します。私たちが目指すのは、医療プロフェッショナルと患者をつなぎ、発展させること。3Shapeは歯科医院や歯科技工所向けに開発した画期的で、業界で認知されたスキャナーを通して、デジタルデンティストリーの進歩を推進しています。
そして、ソフトウェアによりクリニックとラボをスムーズなワークフローでつなぎます。私たちは、デジタル化のあらゆるステップでユーザーの利便性を向上させるためのサポートを提供し、カスタマーエクスペリエンスの真の向上を支援します。
歯科業界の要である歯科医師と歯科技工士を密に連携させて、共に発展できるサポートをします。
Advance.Connect.Together.
【本件に関するお問い合わせ】
3Shape Japan合同会社 マーケティング 稲見 裕太
email: info.jp@3shape.com
website: https://www.3shape.com/ja
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