再生医療と鍼灸が出会う場所──医師と鍼灸師が協働する日本橋の統合医療クリニックが始動
従来の投薬や注射、手術ありきではない。複数の選択肢から“その人に最適な回復プロセス”を導く新しい医療のかたち
医療には、まだ“組み合わされていない力”がある。
東京・日本橋に、医師と鍼灸師が相互に補完しあい治療方針を組み立てる新しい発想の統合医療クリニック ”一般社団法人 全国鍼灸マッサージ協会 日本橋クリニック” が本格始動しました。
本クリニックの特徴は、「この治療を提供したい」ではなく、「この人に、今、何が最適か」から始まる医療プロセスです。30年20万件の臨床経験を有する鍼灸師が、治療設計の段階から関わる点も特徴の一つです。
“治療内容”ではなく“プロセス”が新しい
多くの再生医療クリニックでは、治療メニューが先にあり、患者はそれを選びます。日本橋クリニックでは、順序が逆です。
▶ まず行うのは「共同カウンセリング」
医師・鍼灸師が連携し、痛みや不調の原因、組織・免疫の状態、自律神経・血流・生活習慣と環境因子、回復力の余地を西洋医学と東洋医学の両視点から評価します。その上で、次の選択肢の中から段階的かつ最適な方法を導き出します。

幅広い「選択肢」があるから、無理をしない
本クリニックで扱うのは、いきなり高度な再生医療だけではありません。
▽ 疲労回復・治癒力増進を目的とした治療
高濃度ビタミンC点滴
プラセンタ注射 など
▽ 自身の回復力を活かす再生医療
iPSエクソソーム療法
PRP-FD療法(自己血由来成分)
マクロファージ療法
幹細胞療法
これらの治療は単独で完結させず、鍼灸治療と組み合わせることで、患部への血流誘導、神経反応の調整・改善、免疫・修復反応のサポートを合わせて行います。
治療を「効かせる」だけでなく、回復し続けられるように体を整えるという考え方です。

「医師と鍼灸師がいる」ことの意味
本邦の近代医療の歴史の中では、医師と鍼灸師は必ずしも協働してきた関係ではありませんでした。
しかし近年、慢性疼痛、加齢に伴う機能低下、回復力の個人差といった課題に対し、どちらか一方だけでは限界があることが明らかになっています。
日本橋クリニックでは、医師が「医学的安全性と治療選択肢」を担い、鍼灸師が「身体全体の調整と回復の土台づくり」を担うだけではなく、治療の“共同設計”*を行います。
この体制は今後、組織の再生・回復・老化抑制、認知機能低下へのアプローチ、神経系疾患の予防といった臨床への応用も視野に入れています。
※現時点では主に疼痛・運動器領域から開始しています。

Q&A
Q1. なぜ今、「再生医療と鍼灸」を組み合わせたクリニックを立ち上げたのですか?
A.
慢性的な痛みや不調に対して、「どの治療を選ぶか」以前に、回復力そのものが弱まっている方が増えていると感じてきたからです。
再生医療は組織修復に強みがあり、鍼灸は免疫力、自律神経機能の調整に長けています。
医師と鍼灸師が一人の患者に向き合い、互いに補完することで治療効果を最大限に引き出す。
この考え方を、実際の治療で具現化する必要があると考えました。
Q2. ほかの再生医療クリニックや鍼灸院との違いはどこにありますか?
A.
最大の違いは、治療メニューありきではなく「共同カウンセリング」から始まる点です。高濃度ビタミンC点滴やプラセンタのような比較的気軽に受けられる治療から、PRP、iPSエクソソーム、幹細胞、マクロファージなどの再生医療まで幅広い選択肢を用意しています。
しかし、すべての方に高度な再生医療が必要とは考えていません。医師と鍼灸師が体の状態・回復力・生活背景から、「今、最適な一手」を統合医療として導き出す点が、日本橋クリニックの特徴です。
Q3. 今後、どのような医療を目指していくのでしょうか?
A.
現在は主に、疼痛や運動器領域からスタートしていますが、将来的には神経・組織の回復、老化抑制という切り口で、フレイル予防や認知機能領域への応用も視野に入れています。
一時しのぎの治療にならず、「回復する力を取り戻すプロセス」そのものを支える医療へ。そのモデルケースを、日本橋から発信していきたいと考えています。
医師コメント(院長 岡田善史)
再生医療は、組織修復という点で非常に可能性のある分野ですが、すべての患者様に同じ治療が最適とは限りません。
日本橋クリニックでは、医学的な安全性と有効性を前提に、鍼灸師と情報を共有しながら、身体全体の状態や回復力を見極めた上で治療方針を設計しています。
治療を「行うこと」ではなく、「回復につながること」を大切にする医療を提供していきたいと考えています。
実際の治療では、患者様のご意向も大切に治療を計画していきます。
鍼灸師コメント(鍼灸統括 齋藤剛康)
鍼灸は、自然免疫や自律神経の働きを整えることで、身体が本来持つ治癒力を引き出す医療です。
医師と連携しながら治療に関わることで、局所の改善だけでなく、全身の状態も整えるアプローチが可能になります。
再生医療と鍼灸を組み合わせることで、治療の効果を支え、回復が持続する身体づくりに貢献できればと考えています。
【クリニック概要】
一般社団法人全国鍼灸マッサージ協会日本橋クリニック(併設)鍼灸研修開発センター
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1丁目9-4 井上第三ビル4階
https://www.nihonbashi-clinic.org/
お問合せ:info@nihonbashi-clinic.org
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