大学生396人 AI活用アンケート調査。新卒の約半数が就活でAIを活用。約3割が「自分の強みがわからなくなった」と回答

~AI活用学生の約4割が「AIに頼りすぎてしまう」不安を感じながら就活を継続~

doda新卒エージェント

 ベネッセコーポレーショングループとパーソルキャリア株式会社の合弁会社:株式会社ベネッセ i-キャリア(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:風間 直樹)が運営する、新卒紹介サービス「doda新卒エージェント」は、就活中・就活経験のある学生396人を対象に「大学生の就活における AI活用実態調査」を実施しましたので、結果をお知らせいたします。

 詳細は、doda新卒エージェント公式サービスサイト( https://doda-student.jp/ )のhttps://doda-student.jp/column/ai-shukatsu-surveyにてご覧いただけます。

調査解説コメント(doda新卒エージェント)

今回の調査では、学生の約5割がすでに就活にAIツールを活用していることが明らかになりました。活用場面の上位は「自己PR作成」(56.7%)、「エントリーシート(ES)作成」(53.6%)、「志望動機作成」(47.9%)と、採用選考に直結する書類作成が中心です。

 一方で、AIを活用した学生の28.9%が「自分自身についてわからなくなった」と回答しており、そのうち64.3%が「自分の強みが何なのかわからなくなった」と答えています。自己PR文をAIで作成することで、自己分析の機会そのものが失われているケースが少なくないと考えられます。

 また、「AIに頼りすぎてしまう」という不安を感じた割合は41.2%に上る一方、不安を覚えながらも対処として「再度AIに修正を依頼した」と答えた学生が25.0%いることも判明しました。不安をAI自身で解消しようとするサイクルが生まれていることがうかがえます。

 面接官に「AIで作成したような内容・表現」と感じ取られた経験を持つ学生が17.5%いることからも、ESの文章品質だけでなく、自分の言葉で語れるかどうかが選考通過で重要になっていると言えます。学生がAIを上手に活用しながらも、自己理解と言語化の力を養うために、専門家によるサポートの重要性が浮き彫りになった調査結果となりました。


調査結果サマリー

【AIの活用状況について】

・就活でAIツール(ChatGPT・Claudeなど)を活用したことがある学生は全体の49.0%。

・AIの主な活用シーンは「自己PR作成」(56.7%)、「ES作成」(53.6%)、「志望動機作成」(47.9%)。

・AI活用を「プラスだった」と回答した学生は65.5%(「どちらかといえばプラス」+「大きくプラス」の合計)。

【AI活用による変化・不安について】

・AI活用学生の28.9%が「自分自身についてわからなくなった」と回答。

・「わからなくなった」と答えた学生のうち、「自分の強みが何なのかわからなくなった」(64.3%)、「本当にやりたい仕事がわからなくなった」(46.4%)。

・「AIに頼りすぎてしまう」という不安を感じた割合は41.2%、「自分で考えていない気持ちになる」は36.1%。

・「特に不安はない」と回答したのはわずか14.9%。

【面接・選考への影響について】

・面接官に「AIで作成したような内容・表現」と感じ取られた経験がある学生は17.5%。

・AIが生成した文章を活用した際に「これは自分が伝えたい内容か」と不安を感じた経験が「よくある・たまにある」と答えた学生は62.0%。

【プロへの就活相談ニーズについて】

・就活のプロ(キャリアアドバイザーなど)に相談したいと思ったことが「ある・またはわからない」と回答した学生は52.6%。

・相談したい場面の1位は「就活の進め方について具体的なアドバイスを得たい時」(43.1%)。


主な調査結果

【AIの活用状況について】

▶就活においてAIツール(ChatGPT、Claudeなど)を活用したことがありますか?

回答者396人のうち194人。つまり、約2人に1人がすでにAIを就活に取り入れています。もはや「使っている人は意識が高い」という話ではなく、標準的な就活ツールの一つになりつつあります。

▶就活においてAIを活用したことがある場面(n=194、複数回答)

自己PRやESという「書類作成」にとどまらず、面接練習や企業・業界のリサーチまでAIに頼る学生が増えています。活用場面の上位は「自己PR作成」(56.7%)、「ES作成」(53.6%)、「志望動機作成」(47.9%)と、採用選考に直結する書類作成が中心です。

▶AIを使った就活を振り返って、AI活用は「プラス」か「マイナス」か?(n=194、単一回答)

「AI活用はプラスだったか?」という問いに対しては、「大きくプラス」(16.5%)と「どちらかといえばプラス」の回答合計は65.5%となり、6割を超える学生が「プラスだった」と回答しています。数字だけを見れば、AIを活用した就活はうまくいっているようにも見えます。しかし、問題はその先にあります。

【AI活用による変化・不安について】

▶AIを活用する中で自分自身について「わからなくなった」と感じたことはありますか?(n=194、単一回答)

AIを活用した学生の約3人に1人が、就活を通じて自分自身を見失う経験をしています。自己PRをAIに生成させることで、自己分析の機会そのものが失われているケースが少なくないと考えられます。

▶具体的にどのような「わからない状態」になりましたか? ※「ある」の回答者のみ

わからなくなった経験をもつ学生に具体的な内容を聞いたところ、「自分の強みが何なのかわからなくなった」(64.3%)、次いで「本当にやりたい仕事・目指したい職種がわからなくなった」(46.4%)となりました。

「AIで就活を効率化した」のではなく、「自己分析をAIに依頼した」結果が、自分自身を見失う結果として表れているのではないでしょうか。

【面接・選考への影響について】

▶面接官に、AIで作成したような内容・表現だと感じ取られた経験はありますか?(n=194、単一回答)

約2割の学生は、面接で「AIっぽい」と感じ取られた経験を持っています。さらに「わからない」と答えた学生も2割を超えており、気づかれていても本人が認識していない可能性もあります。ESで選考を通過しても、面接で言葉に詰まる、いわばAIが作った文章と自分の言葉のズレがそこで露呈しています。

【プロへの相談ニーズについて】

▶就活においてAIではなく就活のプロ(キャリアアドバイザーなど)に相談したいと思ったことはありますか?(n=194、単一回答)

「AIではなく、就活のプロ(キャリアアドバイザーなど)に相談したいと思ったことはあるか」という問いに対し、52.6%が「ある・またはわからない」と回答しました。

▶具体的にどのような場面で相談したいと思いましたか? ※「ある」と回答した者のみ

「就活の進め方について具体的なアドバイスを得たい時」(49.4%)が最多となり、次いで「信頼できる人(友人・家族・OBなど)だけでなく専門知識を持つ人からアドバイスを得たい時」(45.6%)が続きます。

相談で共通するのは、「情報ではなく、判断とフィードバックが欲しい」というニーズです。AIは情報を整理し文章を生成することは得意ですが、就活の各フェーズで叶えたい目標が達成できる内容になっているとは言えません。。就活において大切なのは、自分自身を正しく理解し、正しく届けること。その点を助けてくれるのは人間のプロだということに、多くの学生が気づき始めています。

調査概要

調査名:大学生の就活におけるAI活用実態調査
調査期間:2026年 3月 5日(木)〜3月 12日(木)

調査対象:就活中・就活経験のある学生

調査方法:Webアンケート回答方式

有効回答数:396人

※調査結果の各図表の割合は小数第2位を四捨五入しているため、合計値が100%にならないものがあります。

データ利用について

引用・転載の際は、出所が新卒エージェントサービス「doda新卒エージェント」であることを明記し、Webメディアの場合は以下のリンクを貼ってください。

https://doda-student.jp/column/ai-shukatsu-survey

doda新卒エージェントについて< https://doda-student.jp/ >

「doda 新卒エージェント」は、「就活に、プロの視点を。」をスローガンに、就職活動を行う学生と求人企業の最適なマッチングを提供するエージェントサービスです。年間 10,000 件以上のキャリアカウンセリングを行い、*7,000 社以上の契約企業から学生一人ひとりに合う求人を厳選してご紹介しています(25 卒対象サービス実績)

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株式会社ベネッセ i-キャリアについて<https://www.benesse-i-career.co.jp/ >

ベネッセコーポレーショングループとパーソルキャリア株式会社が2015年4月に設立した合弁会社です。ベネッセコーポレーショングループの大学教育事業部門とパーソルキャリア株式会社の新卒就職支援部門が一緒になりました。両社の力を最大限に活用して、大学の教育支援、学生の就活支援、および企業の採用支援を行う事業を推進しています。教育事業と就職支援事業の一体的な運営を通じて「まなぶ と はたらく をつなぐ」ことを目指します。

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代表者名
風間 直樹
上場
未上場
資本金
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設立
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