住宅向け漏水遮断器を発売開始
給水管の状態を常に監視して異常があれば直ちに給水停止。老朽配管の安全性を高めます。
当社(合同会社ステージア)はこのほど、主に共同住宅向けに給水管の漏水事故を予防する装置「漏水遮断・被害軽減装置<STAGEA W10>」の発売を開始します。
本機は漏水を検知すると自動診断を実行し、水漏れと判断されれば直ちに給水を停止することで漏水事故を防止します。
主に給湯用途として広く普及した銅管で多く発生するピンホール漏水に対する対策を重点的に、一定の条件のもとで給水管の破裂(破損)に伴う漏水事故対策も実施します。

近年、共同住宅での漏水事故が多発しています。
漏水事故の発生原因として最も多いものは、昭和50年代中頃から平成10年前後までの間、急速に広まった給湯銅管の穴あき(ピンホール)に伴う漏水事故とされています。
銅製の給湯管は、錆に強く施工性が良いことから広く普及しました。
その反面、非常に柔らかいため、お湯に含まれる気泡やお湯そのものの流れにより少しずつ削られていき、敷設後約30年程度が経過すると電蝕など他の要因による劣化との合併症により僅かな穴が開く(ピンホール漏水)ことがあります。
これによる漏水事故が特に2015年以降、目立つするようになりました。
漏水事故が発生すると階下の内装材や家財に大きな損害を与えることになり、その責任は躯体の内側(専有部内)で発生した漏水事故の場合、管理規約で特段の定めがない限り専有部権利者等が負担することになります。
近所で漏水事故を見聞きして不安になり、予知保全(事故を起こす前に先手を打って交換する)を検討するもその多くは壁や床の解体を伴うことから工事費が100万円を超すケースも珍しくなく、解決は容易ではありません。
また、このような住宅を新築で購入した層が年金生活者であることも、さらに解決を困難にしています。
仮に充分な資力があっても、配管交換のためだけに大規模な工事を行うことに対する心理的抵抗は大きく、可能であれば配管更新を機にフルリフォームや水回りの更新(システムバスユニットやシステムキッチンの入れ替え等)も併せて行うことで中途半端な出費を避けたい(まとまった資金の都合がつくまで待ってほしい)と考える方も多いと予想されます。
一方、漏水箇所が躯体内(コンクリート壁やスラブ内に埋設された部分及びパイプシャフト内)である場合は管理組合が賠償責任を負うことになります。
専有部権利者個人に対する直接的な負担はなくとも、修繕積立金を取り崩して賠償を行なったり、臨時で集金が必要になれば、専有部権利者全員が不利益を被ることになります。
また、健全な維持管理からはより一層遠のき、抜け出すことのできない悪循環に陥る引き金になる場合があります。
こうした事故の多くは専有部権利者が加入する個人賠償責任保険、施設賠償責任保険(専有部権利者が賃貸している場合)、マンション総合保険(オプション契約をされている場合)で担保されることが多いものの、築古住宅の漏水事故は耳にする機会が増えていることから、一定の予見可能性が評価(故意や重過失として評価)されることになります。
これにより全額が補償されない、保険事故を機に次年度のマンション総合保険の更新を断られるといったおそれがあります。
無事、保険が適用されて賠償責任が履行できても、漏水事故を起こした専有部の原状回復は専有部権利者等の自己負担となります。
床下換気のための工事を実施する、内装を全て撤去して再築するなどを行わない限り、長期間にわたり床下には水が残ったり湿度の高い状態が続き、カビの発生や健康被害をもたらすことがあります。
「漏水遮断・被害軽減装置<STAGEA W10>」は、こうしたリスクを軽減します。
主な特長
水漏れを検知したら自動診断を実施。
配管トラブルと判断したら給水停止して被害の拡大を防ぎます。
主に給湯銅管向けですが、一定の制限のもと給水管の破裂(破損)に伴う漏水予防にもご利用いただけます。
感震自動診断機能
震度4〜5弱程度を超える地震を検知したら自動診断を実施します。
こちらは主に、金属管(金属製の給水管)に向けた機能となります。
給水管が漏水事故の原因となることは比較的少ないものの、建物が変形する程度の外力が加わると、破損して(折れて)吹き出すように漏水することがあります。
大量の出水は家事使用によるものと判断が難しく、誤検知による停水を起こすとタイミング(入浴中等)によっては大きな負担を強いることになります。
そのため、給水管破損原因にフォーカスした対処の一つとして、地震を検知したら自動診断を行う機能を実装しました。
長期不在時給水制限機能
1〜3日以上留守にしているときに給水が実施された場合、その日数に応じて水圧制限、給水時間制限、給水停止などを実施します。
こちらも感震自動診断機能と併せて、家事使用との判別が難しい大量の出水に対する対処となります。
長期間の留守中に突然大きな水の流れを検知した場合、停水させることで事故発生の機会を減らします。
連続給水タイマー
給水栓(蛇口)を開けて30分経過後に流量が半分になり、さらに40分が経過するとさらに半減します。
そのまま給水を継続すると50分後に完全停水します。
「感震自動診断機能」及び「長期不在時給水制限機能」いずれにも適用できない漏水(いたずらを含む)に対して被害軽減を図ります。
閉栓時の平均圧力を6割程度に保ち、配管への負担を軽減します。
おすすめのシーン
・他の住戸で漏水事故があり、配管が心配だが急でリフォーム費用が捻出できない。
・管理しているアパートで保険事故が頻発していてこの先が心配。
・配管は心配だが、もう少しお金をためてしっかりしたリフォームを行いたいので、いまのタイミングで中途半端なお金を使いたくない。
・修繕費が高騰していて、専有部内に敷設されている共用部配管(敷設場所は専有部内だが、スラブや壁内に埋め込まれたものなど共用部として扱われるもの)の交換が進まない。
・リノベーション物件を買ったばかりで床を剥がしての工事や露出配管に抵抗があり、安心して住み続けながら、できるかぎり工事を延期したい。
・築年数が経過して水漏れが多発しているが、専有部分の管理者の高齢化に伴い配管交換が進まないため、管理組合として導入したい。
・階下に事務所や店舗、美術収集家や製品在庫を保管する倉庫があり、賠償責任保険を使っても賠償しきれるか不安。
・いざとなれば保険を使えばいいが、形見やコレクションなど大事なものがあるので極力事故を防ぎたい。
・別荘や空き家の漏水が心配。
ご注意
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念のため、最新の情報を公式製品ページなどでご確認いただくか、お問い合わせください。
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