『体力科学』掲載:機械任せの寝ながらストレッチで動脈硬化指数の有意な低下を実証
『ボディフレックス』による受動的軽運動が、高齢者のフレイル対策と循環器の健康維持の可能性を示唆

■大阪工業大学、駿河台大学、神奈川県立保健福祉大学大学院、東京医科大学、株式会社プロフィットジャパンによる共同研究成果
株式会社プロフィットジャパン(本社:東京都、代表取締役:菊賀信雅〔医学博士〕)と、大阪工業大学、駿河台大学、神奈川県立保健福祉大学大学院、東京医科大学との共同研究グループにより、同社が開発・展開するパッシブストレッチマシン「ボディフレックス(ボディメンテナンス装置)」を用いた受動的な軽い運動が、血管組織の指標になる動脈スティフネス(動脈硬化指数:CAVI)に及ぼす影響を検証しました。
本研究成果をまとめた論文「ボディメンテナンス・プログラムが動脈スティフネスに及ぼす影響」は、日本体力医学会が発行する学術誌『体力科学』第75巻 第3号(2026年6月1日発刊)に掲載されました 。
■ 研究の背景:超高齢社会における「動脈硬化」と運動の課題

加齢や運動不足による動脈硬化の増加は、心血管疾患の危険因子です 。
一般的に有酸素運動やストレッチが動脈硬化を軽減することは知られていますが、近年はさまざまな技術の発達による身体活動の減少が問題視されています 。
特に超高齢社会の日本において、筋力低下や心身の衰え(フレイル)などにより、「自分から動くことが難しい高齢者」の健康維持は深刻な課題です。
これまで、自ら動く自発的な運動の効果は広く実証されてきたものの、機器に体を任せるような「受動的な身体運動」が、血管に及ぼす影響については明らかになっていませんでした 。
■ パッシブストレッチマシン『ボディフレックス』について
本研究で使用された『ボディフレックス』は、株式会社プロフィットジャパンが展開するシニア向けフィットネス「コンビニフィットネス®」にて導入されているボディメンテナンス装置です。
寝ながらストレッチ運動を行うパッシブ(受動)運動のための機器であり、利用者が横になった状態で負担を抑えながら体を動かせるため、腰や肩まわりのリフレッシュや代替運動を目的として利用されています。
本機器は「体側(たいそく)」「肩」「骨盤」のアプローチに特化した3機種で構成されており、利用者が自分で簡単に操作して利用できる点が特徴です。

ショルダー
腕を伸ばす、背伸びのようなストレッチを繰り返して、肩の稼働域を改善、全身の姿勢を真っすぐ整えます。

サイドサイド
体側を左右にストレッチし、腰の不快感を軽減して、姿勢と柔軟性の左右バランスを整えます。
■ 研究方法と結果:受動的軽運動(パッシブストレッチ)でCAVI値が有意に低下
本研究では、健康な成人15人を対象に、ボディメンテナンス装置(ボディフレックス)を使用して受動的な軽い運動を行う試験(BM試験)と、同じ体位で安静に休息する試験(C試験)をランダムな順序で実施 。
セッションの前・直後・30分後に、心臓足首血管指数(CAVI)とせん断波弾性測定(SWE)を用いて、動脈の硬さと動脈壁組織の弾力性を測定しました 。


【研究結果および結論】
動脈硬化指数(CAVI)の有意な大幅低下を実証
安静休息(C試験)では測定値に変化が見られなかったのに対し、ボディフレックスを用いた受動的運動(BM試験)では、運動直後に動脈硬化指数(CAVI)が有意に低下し、血管の柔軟性が一時的に向上することが確認されました。
生体への安全性を確認
試験中の心拍数や安静時心拍数、血圧、脈圧、および動脈壁組織の弾性率やせん断波速度には有意な変化は認められませんでした。
結論
本研究結果は、ボディメンテナンス装置による受動的な軽運動が、動脈壁の組織弾性を低下させることなく、機能的に動脈硬化指数を低下させることを示唆しています。これにより、機器による他動的なプログラム(パッシブストレッチ)が動脈スティフネスを低下させることが学術的に実証されました。


■ 今後の展望:高齢者のフレイル予防・リハビリの現場への社会実装へ
本研究の成果は、マシンを用いたパッシブストレッチが、健康維持のための有効な手段となる可能性を示すものです。
筋力低下やフレイルにより自ら動くことが困難な高齢者のフレイル対策、循環器の健康維持に貢献できると考えられます。また、プログラムの継続による将来的な血圧管理へのアプローチも期待されています。
今後はフィットネスクラブに加え、医療・介護・福祉など自発的な運動が困難な方が集まる幅広い分野において、誰もが無理なく取り組める健康維持の仕組みとして社会実装を目指します。

【掲載論文情報】
雑誌名:『体力科学』第75巻 第3号(日本体力医学会 発行 / 2026年6月1日発刊)
論文タイトル:「ボディメンテナンス・プログラムが動脈スティフネスに及ぼす影響」
共同研究グループ:大阪工業大学、駿河台大学、神奈川県立保健福祉大学大学院、東京医科大学、株式会社プロフィットジャパン
【会社概要】
会社名:株式会社プロフィットジャパン
代表者:代表取締役 菊賀 信雅 (博士[医学])
所在地:東京都北区田端新町1-28-1 2階
企業URL:https://www.profitjapan.co.jp/
事業内容: コンビニフィットネス🄬FC展開 、メディカルフィットネス開業コンサル、リカバリーマシン販売、トレーニングマシン販売、VRC(血流制限)トレーニング装置総代理店、フィットネス研究所運営
<ボディフレックスに関する問い合わせ先>
電話番号:03-6240-8987
メールアドレス:inquiry@profitjapan.co.jp
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