Abnous Podia Invest&Architect、製剤技術を応用したバイオマテリアルを建築・インフラ領域へ実装する研究開発型企業として始動
東京都協定事業「TOKYO SUTEAM」の創業支援プログラム「STUDIO 10X」を経て設立。BEXX / 01Boosterとの連携を起点に、先端素材の社会実装を目指す。
Abnous Podia Invest&Architect株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役:川又龍人、以下「APIA」)は、製剤技術を応用したバイオマテリアルの研究開発と、建築・インフラ・生活空間への社会実装を推進する研究開発型企業として、事業を開始したことをお知らせします。

APIAは、東京都のスタートアップ創出事業「TOKYO SUTEAM」協定事業「Studio 10X」における創業支援を受け、2026年3月30日に設立されました。建設・建築領域を起点に、素材開発と事業化を進めています。
現在、STUDIO 10Xは「Studio 10x powered by BEXX & 01Booster」として展開されており、起業志望者がベンチャースタジオとともに、企業に眠る機会を活用しながらスタートアップ創出を目指すプログラムです。対象領域として、建設・不動産、物流、環境、まちづくりなどが掲げられています。
設立の背景
建築・インフラ領域では、環境負荷の低減、資源循環、耐久性、施工性、意匠性を同時に満たす新たな素材開発が求められています。
一方で、先端素材や研究シーズは、性能検証、量産、法規対応、販売導線、施工現場での実装といった複数の壁を越えなければ、社会に広く普及されないという課題があります。
APIAは、医薬品・医療機器分野で培われてきた製剤技術、特にDDS(薬剤送達技術)、徐放性、環境応答性、質感制御といった技術思想を、建材・土木・インフラ資材の素材開発へ応用します。
素材そのものの研究開発にとどまらず、用途設計、製造工程、知財化、ライセンシング、販売戦略までを一体で構想し、研究シーズを実際に使われるプロダクトへとつなげていきます。
STUDIO 10X採択から現在まで
STUDIO 10Xは、 建設・物流・環境・不動産・まちづくり領域の大手企業が、プログラムに参加する起業志望者に対して、企業に眠る機会(課題探索・仮設検証機会、専門知識・人脈、その他有形・無形のリソース)を提供するプログラムです。
APIAは、STUDIO 10Xでの創業支援を通じて、建築・建設領域における素材開発事業の構想を磨き込み、法人設立、事業仮説の検証、パートナー探索を進めてきました。
現在、同プログラムで得た建築・建設領域における仮設検証の機会を活かし、バイオマテリアル、木材改質、未利用資源のアップサイクル、天然由来接着剤、微生物製剤など複数のパイプラインを推進しています。
APIAが取り組む事業領域
APIAは、以下の3つを中核事業として展開します。
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1. Advanced Biomaterials
高機能バイオマテリアルの研究開発と供給を行います。性能だけでなく、量産性、建築実装、国際的な展開可能性を見据え、出口製品と販売戦略から逆算した企画開発を進めます。
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2. Material Licensing
素材技術のIP化とライセンス展開を行います。製品輸出だけでなく、製造方法や工程をパッケージ化し、国内外の製造・販売パートナーとの技術移転やライセンスモデルの構築を目指します。
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3. Project Development
素材開発や技術シーズの選定から、販売可能な事業計画、利益分配スキーム、共創プロジェクトの設計までを一体で推進します。
進行中の開発テーマ
現在、APIAでは以下のような素材・製品テーマの開発を進めています。
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不燃化・耐水化木材
木材内部に機能性素材を含浸させることで、不燃性、耐水性、防カビ性、防アリ性、耐候性などの機能付与を目指す複合木質素材です。
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バイオマテリアル壁紙
未利用バイオマスや発酵技術などを活用し、非石油依存かつ低環境負荷な建築内装・外装素材の開発を進めています。
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天然由来接着剤
脱脂粉乳などの未利用資源をアップサイクルしながら、耐水性や防腐性を備えた天然由来接着剤の開発に取り組んでいます。
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バイオ消臭剤・微生物製剤
有用菌やその分泌成分を活用し、生活空間や産業空間の課題解決に資する素材・製品開発を進めています。
代表コメント
Abnous Podia Invest&Architect株式会社
代表取締役 川又龍人
「APIAは、研究室や技術シーズの中にある優れた素材技術を、建築・インフラ・生活空間の中で実際に使われるプロダクトへと接続することを目指しています。
先端素材は、性能が高いだけでは社会実装されません。量産、法規、施工、販売、パートナーシップまでを同時に設計することで、技術が市場に届く確率を高めていく必要があります。
STUDIO 10Xでの創業支援を通じて、素材開発を単なる研究テーマではなく、建築・建設領域における実装可能な事業として磨き込む機会を得ました。
今後は、建築・建設・素材・製造・地域資源に関わるパートナーの皆様と連携し、革新的なバイオマテリアルを日本から社会へ展開していきます。」
協業・パートナー募集について
APIAは、廃棄物アップサイクルによる生分解性素材の開発や、コンクリートの有機/無機化学的な機能改質など、素材面の開発および海外の技術シーズ探索を幅広く得意としています。
未利用資源の活用方法にお困りの企業や、代替素材をお探しの企業を始め、課題をお持ちの企業からの事業連携に関するご相談をお待ちしています。
会社概要
会社名:Abnous Podia Invest&Architect株式会社
英文表記:Abnous Podia Invest&Architect Inc.
代表者:代表取締役 川又龍人
所在地:東京都墨田区横川1丁目16番3号
設立:2026年3月30日
事業内容:バイオマテリアルの研究開発、素材技術のライセンシング、建築・インフラ領域における
プロジェクト開発、先端素材・建築関連技術への事業開発支援
URL:https://www.abnous.co.jp/
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