ながすな繭、京都・京丹後に次世代型養蚕実証プラントを開設
テーマは「Japan Silkの逆襲」
繊維として、そして高機能素材として、日本のシルク産業の再構築に挑戦

ながすな繭株式会社(本社:京都府京丹後市、代表取締役:堀井和輝)は、このたび京都・京丹後において、新たに次世代型養蚕実証プラントを立ち上げました。これに伴い、関係者の皆様をお招きし、内覧会を開催いたします。
■ 施設概要
施設名称 ながすな繭株式会社 次世代型養蚕実証プラント「Blue」
所在地 京都府京丹後市弥栄町溝谷168
生産能力 生繭 年間約8トン(フル稼働時)
技術的特長 AI/AGV/ロボットによる自動化・人工飼料による周年養蚕
稼働開始 2026年7月
■ 背景と意義
本式典のテーマは、「Japan Silkの逆襲」です。かつて日本の近代産業を支え、世界に誇る品質を持っていた日本のシルク産業は、時代の変化とともに大きく縮小してきました。国内の養蚕農家や製糸・絹織物に関わる担い手は減少し、日本産シルクを安定的に生産・活用する体制は、年々限られたものとなっています。
ながすな繭は、この状況を単なる衰退として受け止めるのではなく、日本のシルク産業を次の時代に合わせて再構築する機会と捉えています。
今回立ち上げた養蚕実証プラントは、その挑戦の出発点となる施設です。
従来の養蚕は、季節や天候、人手に大きく左右される側面がありました。当社は、人工飼料、環境制御、自動化、AI技術などを活用し、安定的かつ再現性の高い繭の生産体制を構築することで、次世代型の養蚕モデルの確立を目指します。
■ 「Japan Silkの逆襲」に込めた想い
「Japan Silkの逆襲」という言葉には、かつての養蚕業をそのまま再現するという意味ではなく、日本のシルクを現代の技術と産業構造に合わせて進化させるという想いを込めています。
日本のシルクは、長い歴史の中で培われた品質、繊細さ、美しさを持つ素材です。一方で、現代においては、単なる高級繊維としてだけでなく、タンパク質素材としての機能性や応用可能性にも大きな可能性があります。
ながすな繭は、養蚕実証プラントを起点に、繭の生産からシルク素材の開発、製品化までを一体で進めることで、シルクを「未来の成長産業」として育てていきます。
繊維としてのシルク。
高機能素材としてのシルク。
その双方に挑戦することが、私たちの考える「Japan Silkの逆襲」です。
■ 実証プラントの役割
今回開設した実証プラントは、ながすな繭の事業において、単なる原料生産の場ではありません。
本実証プラントは、次世代型養蚕の実証と量産化を進める拠点であり、シルクの新たな用途開発を支える基盤となる施設です。
当社はこれまで、セリシン、フィブロインなどのシルク由来素材を活用し、化粧品原料、ヘルスケア素材、工業素材などの開発を進めてまいりました。今後は、安定した繭の生産体制を自社で構築することで、原料から素材、製品までの一貫した開発体制をさらに強化してまいります。
また、繊維分野においても、衣料、寝具、インナー、ライフスタイル製品など、現代の暮らしに合った新しいシルク製品の開発に取り組みます。
養蚕実証プラントは、こうした繊維用途と高機能素材用途の双方を支える、ながすな繭の新たな事業基盤です。
■ 内覧会のご案内
日時 2026年7月17日(金) 14:00〜15:30
会場 新シルク産業創造館(京都府京丹後市弥栄町溝谷168)
内容 事業説明、代表挨拶、施設説明:デモンストレーション(養蚕工程)
対象 報道関係者・業界関係者・来賓(事前登録制)
申込締切 2026年7月10日(金)
■ながすな繭株式会社について
ながすな繭株式会社は京都・京丹後を拠点に、シルク材料およびシルク製品の開発・製造を行う企業です。セリシン、フィブロインなどのシルク由来素材を活用し、化粧品原料、ヘルスケア素材、工業素材、BtoC製品など、幅広い分野での事業展開を進めています。
今後は、養蚕から素材開発、繊維製品、最終製品までを一体で行う体制を強化し、日本のシルク産業の再構築に取り組んでまいります。
【本件に関するお問い合わせ先】
ながすな繭株式会社
担当:森・岸田・上田
TEL:0772‐72-5033 E-mail:info01@nagasuna-mayu.jp
〒629‐3131 京都府京丹後市網野町高橋631番地
※取材・撮影をご希望の方は、直接会社へご連絡いただくか、下記参加フォームへご入力をお願いいたします。
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