若年性認知症の父と娘を“ヘンテコ発明”で描く長編映画『がらがら、あくた』、制作に向けクラウドファンディング開始 ヘボコン創始者・石川大樹をはじめ、各分野の専門家も参加

【募集期間】2026年8月29日~11月13日/CAMPFIREにて募集

COLORABO FILM

映像制作チーム COLORABO FILM は、蜂丸明日香が監督・脚本を務める長編映画『がらがら、あくた』の制作に向け、2026年8月29日よりクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて制作費を募るプロジェクトを開始しました。目標金額は100万円。集まった支援金は、劇中に登場する発明品・特殊美術の制作をはじめ、撮影、照明、録音、ロケーション、スタッフ・キャスト、編集、整音、音楽など、映画の完成に向けた制作費の一部として活用します。開始から約1週間となる9月4日時点で、目標金額の34%に到達しています。

プロジェクトURL:https://camp-fire.jp/projects/973065/


なぜ今、「ものを作ること」を描くのか

AIや便利なサービスによって、文章も絵も映像も、驚くほど早く形にできるようになった今。

一方、人が自分の手で何かを作ることには、時間がかかります。失敗もする。思った通りにいかないこともあります。しかし、その計算外の失敗が誰かを笑わせたり、遠回りした時間そのものが、誰かへの想いになったりすることもあるのではないか。

『がらがら、あくた』は、「近いからこそ素直になれない家族」と「不器用にものを作ること」を重ね合わせながら、ものづくりの楽しさと、不器用な家族の愛情を描く物語です。


あらすじ

■「役に立たないもの」を作り続けた父と、それを嫌った娘

家を出てから数年。久しぶりに実家へ戻った律が目にしたのは、かつて四六時中くだらない発明を作っていた父・幸作の、すっかり変わってしまった姿でした。

部屋に残されていたのは、役に立たない発明品と、作りかけの工作、そして家族との思い出。

それらを片づけるうち、律は、自分がずっと鬱陶しいと思っていた父の工作に、自分への想いが込められていたことに気づいていきます。

やがて律は周囲の人々を巻き込みながら、父が完成させられなかった“最後の発明品”を、自らの手で作り始めます。

すれ違ってきた父と娘は、言葉ではなく、ものづくりを通してもう一度向き合うことができるのか──。


クラウドファンディング概要 

プロジェクト名:便利すぎる時代に、最高に愛おしい“無駄”を。『ものづくり×家族』映画を作りたい!実施期間: 2026年8月29日〜11月11日
目標金額: 100万円
受付: CAMPFIRE
プロジェクトURL:https://camp-fire.jp/projects/973065/

 

主なリターン:
映画脚本PDF、クラウドファンディング限定パンフレット、メイキング映像、試写会への招待、エンドロールへの名前掲載などを用意。

 さらに、発明ノートや箱のラベル、架空メーカー名など、映画のどこかに支援者の名前を仕込む「こっそりお名前出演権」など、本作ならではの参加型リターンも設定しています。

 

9月4日時点で、目標金額の34%に到達しています。


監督自身の父との経験から生まれた物語

監督・脚本を務める蜂丸明日香には、血のつながっていない育ての父がいます。

子どもの頃は父との距離の取り方が分からず悩んだ時期もありましたが、長い時間を一緒に過ごす中で、言葉にすることが得意ではなくても、不器用な形でずっと自分を支えてくれていたことに気づいたといいます。

本作は実話ではありません。しかし、「ずっとそこにあったのに気付けなかった想い」「近いからこそ素直になれない」という感覚は、監督自身の経験から生まれています。

監督・脚本 蜂丸明日香

監督・蜂丸明日香 コメント

家族だからこそ、近くにいるからこそ、かえって見えなくなってしまうものがあると思います。

この映画に登場する数々のヘンテコな発明品は、言葉ではうまく伝えられない、そんな不器用な愛をかたちにしたものです。

そして、もうひとつ。私自身、小さい頃からものを作ることが大好きでした。友達に絵を描いて贈ったり、何かを手作りしてプレゼントしたり。今もイラストレーターとして、ずっと「ものづくり」と一緒に生きています。だからこそ、何でも早く、簡単に、思い描いたものを形にできる今の時代に、ほんの少し寂しさを感じることもあります。

もちろん、AIや新しい技術を否定したいわけではありません。私自身、その便利さに助けられることもあります。それでも、時間をかけて、失敗して、回り道をしながら、誰かと力を合わせて作ったものには、完成したものだけではない、特別な気持ちや思い出が残ると思うのです。

完璧じゃなくてもいい。役に立たなくてもいい。それでも、誰かを笑わせたり、誰かを想う気持ちを届けたりすることはできる。

そんな、ちょっとヘンテコで、愛おしい映画を作りたいと思っています。


“愛おしい無駄”を本気で作る、異色の制作チーム

本作では、映画制作のプロフェッショナルだけでなく、認知症、発明・電子工作、特許・法務など、それぞれの分野の専門家が制作に参加しています。

撮影|根岸憲一

黒沢清監督『地獄の警備員』で撮影監督デビュー。『歓待』『ほとりの朔子』『淵に立つ』『よこがお』など数多くの映画作品を撮影し、国内外の映画祭で評価された作品を多数手掛ける。

助監督|山本透

映画監督・脚本家。『グッモーエビアン!』『探検隊の栄光』『九月の恋と出会うまで』『猫なんかよんでもこない』『有り触れた未来』などを監督。舛田利雄、大林宣彦ら巨匠監督の現場をはじめ、『ワイルド・スピード』『ジャンパー』などハリウッド大作にも参加。これまでに携わった作品は96本に及ぶ。

発明・工作監修/制作|石川大樹

電子工作作家。読み物サイト「デイリーポータルZ」や、「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」の主催者など、ユニークなものづくりを長年発信。本作では劇中に登場するヘンテコな発明品の監修だけでなく、大掛かりな装置の実制作にも携わる。

医療監修|新井平伊

認知症研究の専門家。映画『ペコロスの母に会いに行く』の監修経験も持ち、本作では若年性認知症やアパシーなどの描写について専門的な立場から助言を行う。

法務・特許監修|鮫島正洋

エンジニア、弁理士を経て弁護士登録。技術と法律の双方に精通し、ものづくり企業の知財戦略や特許・法務を数多く支援。本作では劇中の特許表現から、制作上の契約・権利関係まで幅広くサポートする。

また本作は、公益財団法人 野村財団「2026年度下期 芸術文化助成」に採択されています。


ヘボコンにも監督自ら出場。「下手でも作る」を体験

クラウドファンディング開始日の8月29日には、監督・蜂丸明日香自身も石川大樹氏主催の「ヘボコン2026」に出場しました。
ヘボコンは、うまく作れないことや予想外の失敗まで楽しむ「技術力の低い人限定ロボコン」で、第18回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門の審査委員会推薦作品にも選ばれています。

蜂丸監督は脚本執筆中、偶然目にしたヘボコン10周年動画から本作との強い親和性を感じ、石川氏に参加を依頼。現在は劇中に登場する発明品の監修に加え、大掛かりな装置の実制作にも携わっています。

ヘボコン2026年 出場の様子

今後の予定 

2026年12月に本編撮影を行い、2027年春の完成を予定しています。 

完成後は国内外の映画祭への出品、ミニシアターを中心とした劇場公開のほか、認知症・介護に関連した上映会や、電子工作ワークショップ、劇中ギミックの展示イベントなど、映画館の外にも作品を届ける展開を目指します


COLORABO FILMについて

COLORABO FILMは、蜂丸明日香が立ち上げた映像制作チームです。

「ちょっとヘンテコだけど、観たあと誰かを少し好きになれる」ような作品を目指し、映画制作を行っています。現在、初監督・脚本となる長編映画『がらがら、あくた』を制作中です。

お問い合わせ

COLORABO FILM

MAIL:info@colorabofilm.com

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会社概要

COLORABO FILM

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
-
電話番号
-
代表者名
池田恭子
上場
未上場
資本金
-
設立
2026年06月