“青春のハードル”ニキビの悩み 親子間で約2倍の差 中高生 病院未受診者の半数が「病院に行きたいが、親に言いにくい」(このリリースはガルデルマ株式会社と塩野義製薬株式会社の連名による配信です)

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ニキビの疾患啓発に取り組む、ガルデルマ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:ウンベルト・C・アントゥネス)と塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:手代木 功)は、中高生と中高生の子どもをもつ母親を対象に、ニキビに関する意識についてインターネット調査を実施し、両者の意識の違いなどについて検討しました。※1
なお、アンケート回答者数は、中高生930名、母親1,000名でした。
日本人の9割以上が一度は経験すると言われているニキビは、単なる「肌のトラブル」、「青春のシンボル」などと考えられがちですが、「尋常性ざ瘡」と呼ばれる皮膚の慢性疾患です。※2  ニキビは、主に思春期から顔面に現れ、放っておくと瘢痕(はんこん;ニキビ痕)が残ることもあり、患者さんにとっては、QOL(生活の質)に深刻な影響を与えることもある疾患です。特に外見を気にしがちな思春期の子どもたちにとっては、心理面への影響も大きく、自信や前向きな姿勢を阻む“青春のハードル”とも言えます。患者さん本人と家族には、ニキビが皮膚疾患であるという認識と適切な治療に関する正しい理解が求められます。
ガルデルマと塩野義製薬は、このような状況を踏まえ、中高生のニキビ患者さんと母親世代のニキビに関する意識や悩みの深さ・実態を把握し、ニキビの原因や適切な対処法の啓発を行うことを目的に今回の調査を行いました。その結果、主に次のことがわかりました。
※1 今回調査を実施した対象は、血縁/同居の関係を持たない中高生と母親であり、中高生一般の意識と 中高生の子どもを持つ母親一般の意識を比較した結果です。
※2 宮地良樹編集『ニキビ最前線』(メディカルレビュー社、2006年)

≪調査結果概要≫ *データ詳細 別紙ご参照 
1. “ニキビの悩み” 親子間で約2倍の差 
ニキビにより「恥ずかしい」「自信がもてない」と感じている子どもはいずれも35%以上で、母親の想像よりも約2倍も多いという結果でした。
さらに、母親の54.2%が子どものニキビについて「特に心配は無い」と思っており、ニキビに対する悩みについて、子どもと母親の間にギャップがある傾向が伺えます【グラフ①】。

2. 軽症のニキビでも、悩みは深い
ニキビについて悩んでいると回答した子供の割合は52.2%でした。
重症度分類でみると、重症が最も高く87.6%でしたが、たとえ面ぽう主体か軽症のニキビであっても約半数がニキビに悩んでいました。このことから、症状に関わらずニキビは思春期の子どもの心理面にマイナスの影響を及ぼすといえます【グラフ②】。

3. 親が知らない子の悩み
①ニキビで“嫌な思い” 中高生の7人に1人が経験 
ニキビにより「嫌な思い/経験」がある子どもは7人に1人(14%)でした。具体的には、「にきびの数を数えられた」、「『お前、顔洗っているのか?』と馬鹿にされた」、「高校受験の際、面接で良くない印象を持たれないか心配だった」、「ニキビがあることで、“ぶつぶつ”、“ニキビ女”などあだなをつけられた」「“汚い”とからかわれたりした」など、精神的な悩みにつながる経験を持つ実態が明らかになりました。

②ニキビが原因でイジメにあった経験のある子どもは930人中21人
ニキビが原因で過去にいじめられたり、現在いじめられている子どもは、今回の調査対象930人中21人(2.3%)でした。一方、子どもがニキビでいじめられた経験があることを認知している母親はわずかに0.4%でした。今回の調査対象は子どもと母親は独立した集団で親子関係はありませんが、ニキビが原因で子どもが悩んでいることを母親は把握できていない状況が示唆される結果となりました。

4. ニキビ治療受診のタイミングは遅く、“ひどくなったら”が最多
病院でのニキビ治療の認知は子ども・母親ともに8割以上でした。(子ども83.7%, 母親92.2%)
しかし実際に、母親が子どもに勧めるニキビケアは洗顔、ニキビ用化粧品、生活習慣の改善(食事・睡眠など)が主な内容でした【グラフ③】。
病院でニキビ治療を受けるタイミングについては、子ども・母親ともに「赤いニキビがひどくなったら」が最も多く、特に子どもは「ニキビ痕が目立ったら」の回答が19%を占め、ニキビが重症化してから、病院で治療を受ける患者さんの行動が浮き彫りになりました【グラフ④】。

5. 「病院に行きたい」と親に言いにくい 未受診の子どもの半数 
また、病院でのニキビ治療について、病院未受診の子どもの半数が「お金がかかるので、親に言い出しにくい」と回答しています【グラフ⑤】。
さらに病院でニキビ治療の経験については、約1/4にあたる24.1%が「行ったことはないが、行きたいと思っている」と回答したことから、ニキビに悩みながらも病院受診を親に言い出せずにいる子どもの様子が伺えます【グラフ⑥】。

6. ニキビの改善が最も高いのは親子ともに「病院での治療」。「医師からのアドバイス」を高く評価
ニキビの治療を皮膚科で受けたことがある/現在も行っている人は子ども21.6%、母親(子どものニキビ治療のため、病院に行ったことがある/現在も行っている人)24.0%でした。【グラフ⑥】ニキビの治療を皮膚科で受けた経験がある人の中で、症状が「改善した」と回答しているのは子ども55.6%、母親31.9%と、他の対処法と比較して高い比率でした【グラフ⑦】。
また、病院でニキビ治療を受けた感想として、「早く治った」「肌がきれいになった」などニキビの症状改善のほか、子ども・母親ともに「医師からのアドバイス」を高く評価しています【グラフ⑧】。

ニキビ治療に熱心に取り組み、数多くの患者さんを診察されている、虎の門病院 皮膚科部長 林 伸和先生は、今回の調査結果を受けて、以下のように述べておられます。
「ニキビは『青春のシンボル』と言われますが、医学的には『尋常性ざ瘡』という慢性の皮膚疾患です。顔のニキビは、周囲が考える以上に患者本人が受ける精神的影響が大きいため、母親(保護者)の正しい理解と子どもへの皮膚科受診の後押しが必要です。また、ニキビ痕を残さないためにも、ニキビ1個からでも早めに治療することが大切です」

今回の調査結果を踏まえ、両社は、ニキビを罹患した患者さんに正しい情報を伝え、適切なタイミングでの皮膚科医受診、さらにはQOLの改善・向上を実現すべく、引き続き啓発活動に取り組んで参ります。

<本件に関するお問い合わせ先>
フライシュマン・ヒラード・ジャパン株式会社  担当:後藤/秋元
TEL 03-6204-4335 FAX 03-6204-4302

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