前回、延べ83万人※1を集めた六本木アートナイトの制作プロセスを公開 「六本木アートナイトスクール」開講決定!
「六本木アートナイト2014」アーティスティックディレクターの日比野克彦氏が校長として登場
2009年から始まり今回で5回目※2を迎える「六本木アートナイト」は、生活の中でアートを楽しむという新しいライフスタイルの提案と、大都市東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的に開催される一夜限りのアートの饗宴です。この度、そんな「六本木アートナイト」をより深く知っていただくことを目的に一般の方を対象にした『六本木アートナイトスクール』を開講いたします。
『六本木アートナイトスクール』では、前回に続き「六本木アートナイト2014」でアーティスティックディレクターを務める日比野克彦氏を校長として迎え、プロジェクトチームのメンバーとともに各テーマに沿って議論を交わします。第1回目のスクールでは、過去のアートナイトでの経験談などを交えながら、次回の「六本木アートナイト2014」がどのように企画・進行されているのかをお話します。さらに「六本木アートナイト2014」のメインテーマやプログラムの一部も一足先にご紹介する予定です。第2回目以降も作品の制作進行状況や、より具体的なプログラム内容をご紹介していく予定ですので、ご期待ください。
本スクールを通じて皆様に「六本木アートナイト」への理解を深めていただくことで、「六本木アートナイト2014」のさらなる盛り上がりに繋げていくとともに、将来のアートの発展のきっかけになることを目指してまいります。
※1:前回の全プログラムの延べ鑑賞者数 ※2:2011年は東日本大震災により中止
【六本木アートナイトスクール概要】
■日時・テーマ:
第1回2014年1月10日(金) 18:00~19:30
(テーマ)「テーマの作りかた」
第2回2014年2月20日(木) 14:00~15:30
(テーマ)「コンテンツの街への組み込みかた」
第3回2014年3月19日(水) 14:00~15:30
(テーマ)「今年のアートナイトの楽しみかた」
※各テーマ・内容は今後変更になる可能性がございます。
■場所:国立新美術館 3階講堂 (港区六本木7−22−2)
■登壇者:日比野克彦氏
※各回ごとに参加アーティストやキュレーター、プロジェクトに関わるスタッフも参加予定
■応募方法:公式ホームページまたはFAXにて各回開催1か月前から応募受付。
締切日など詳細は、ウェブサイトをご覧ください。http://www.roppongiartnight.com
■募集人数:各回50名(予定) ※応募多数の場合は抽選となります。当選者には別途ご案内します。
■参加料: 無料
<参考情報>
【六本木アートナイト2014 開催概要】
■正式名称: 六本木アートナイト2014
■基本理念: 「六本木アートナイト」は六本木の街を舞台にした一夜限りのアートの饗宴です。様々な商業施設や文化施設が集積する六本木の街に、アート作品のみならず、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスなどを含む多様な作品を点在させて、非日常的な体験をつくり出します。そして、生活の中でアートを楽しむという新しいライフスタイルを提案します。また、アートと街が一体化することによって、六本木の文化的なイメージを向上させ、東京という大都市における街づくりの先駆的なモデルを創出します。東京を代表するアートの祭典として、さらなる発展を続けます。
■日時: 2014年(平成26年)4月19日(土)10:00~4月20日(日)18:00
<コアタイム> 4月19日(土)18:17【日没】 ~ 4月20日(日)5:03【日の出】
※コアタイムはメインとなるインスタレーションやイベントが集積する時間帯です。
■開催場所: 六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、 21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース
■入場料: 無料 (但し、一部のプログラムおよび美術館企画展は有料)
■主催: 東京都、アーツカウンシル東京・東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、六本木アートナイト実行委員会 【国立新美術館、サントリー美術館、東京ミッドタウン、21_21 DESIGN SIGHT、森美術館、森ビル、六本木商店街振興組合(五十音順)】
■公式サイト: http://www.roppongiartnight.com
■一般問い合わせ先: 03-5777-8600(ハローダイヤル) 営業時間: 年中無休 8:00~22:00
【日比野克彦プロフィール】
1958年岐阜市生まれ。東京藝術大学大学院修了。1986年シドニー・ビエンナーレ、1995年ヴェネチア・ビエンナーレに出品。領域横断的、時代を映す作風で注目される。 2003年、越後妻有アートトリエンナーレで[明後日新聞社文化事業部]を設立、明後日朝顔プロジェクトの活動を開始。2005年水戸芸術館 [HIBINOEXPO]、2007年金沢21世紀美術館[「ホーム→アンド←アウェー」方式]、熊本市現代美術館[HIGO BYHIBINO]など個展を開催。2007年より「種は船」を金沢・横浜・鹿児島・種子島などで造船。2010年より3ヶ年かけて制作した自走式の船で2012年「種は船航海プロジェクト~from舞鶴」で3ヶ月間航海を実施。2013年は東北を中心に活動の幅を広げ、様々な地域の人々と共同制作を行いながら、受取り手の感受する力に焦点を当てたアートプロジェクトを展開し、社会で芸術が機能する仕組みを創出する。また、2010年よりサッカーW杯にむけ、スタジアムでスポーツとアートの交流をはかる「MATCH FLAG PROJECT」を開始。2011年には復興支援活動「HEART MARK VIEWING」を立ち上げ、 モノを作る喜びを取り戻すきっかけを作り、人と人を繋ぐ試みを行う。2012年 「ぎふ清流国体・ぎふ清流大会」総合プロデューサーを務め、2013年 瀬戸内国際芸術祭2013において、海の底の時間に焦点をあてた「瀬戸内海底探査船美術館プロジェクト『一昨日丸』」を実施。 他、川崎市岡本太郎美術館・横須賀美術館に企画展を開催。現在、東京藝術大学教授、日本サッカー協会理事を務める。
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