CCC代表取締役社長 増田宗昭著『知的資本論 すべての企業がデザイナー集団になる未来』刊行!
消費社会の変容は、われわれ企業人にも変容を迫っている。それは右肩上がりの拡大経営を支えていた「財務資本」が重視された時代の終焉だ。ではいったいわれわれに求められているのは何だろう。それは「知的資本」である。いかに社会に向けてアイデアや企画を提案していけるか、新しいライフスタイルを提案できるか、それはすべて社内に蓄積された「知的資本」にかかっている。
いっぽうで、デザインの重要性も見逃してはならない。企業はすべて、デザイナーの集団となるべきだ。哲学者アリストテレスはいう。あるモノに性質を与えるのが“形相”、そのモノの素材が“質料”である。つまり現代の商品に置き換えてみれば、その性質を決定する機能とその外観を構築するデザインは不可分なものであって、そのどちらが欠けても存在できないということだ。
急成長を遂げるCCCのトップが示す経営思想、その一端が本書で明かされる。
目次
序 武雄市長・樋渡啓祐氏との対話 知的資本の時代へ
起 デザイナーしか生き残れない
承 書物たちが革命を起こす
転 実は夢しか実現しない
結 会社のカタチはメッセージ
終 副産物が幸福感を生み出す ―あとがきに代えて―
増田宗昭(ますだ・むねあき)
1951年生まれ、大阪府枚方市出身。全国に1400店以上のTSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)代表取締役社長兼CEO。同志社大学卒業後、株式会社鈴屋入社。軽井沢ベルコモンズの開発に携わった後、同社を退社。1983年に蔦屋書店枚方店オープン。1985年CCCを設立した。
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