独自技術による情報漏えい対策ソリューション 次世代VDI「SecureSoft(セキュアソフト)コンテナ」3月1日より販売開始
Windows PCに簡単インストール!高セキュリティを低コストで実現。
昨年明るみに出た日本年金機構をはじめとする個人情報流出事件は、業務用PCがインターネットに接続したことにより標的型攻撃を受けてウイルス感染し、同PC内に基幹システムからコピーして保存していた大量の個人情報が外部に送信されたものです。この問題を解決するためにはインターネットアクセス専用PCと業務専用PCに分ける方法がありますが、効率性が悪くコストもかかります。また、別の対策としてVDIなどの画面転送方式が検討されていますが、導入コストが高く再検討を余儀なくされています。セキュアソフトでは、このようなお客様のニーズに応えるために安価で簡単に構築できる独自技術の100%分離ソリューションであるセキュリティコンテナを研究・開発することとなりました。
【コンテナ技術とは】
1台のWindows PC上にコンテナ環境を生成しメモリ、ファイル、ネットワークの各リソースをローカル環境と完全分離する技術です。コンテナ環境で作成したデータはPC内に暗号化して安全に保存されます。このコンテナ技術により、業務を物理的に2台のPCに分ける必要がなくなります。また、Windows上でさらに別の仮想システムを動作させる仕組みと違い、すでにインストールされているWindows OSを使用し、アプリケーションもコンテナ環境で動作させるため追加ライセンスを購入する必要はありません。
【製品説明】
次世代VDI 「SecureSoft コンテナ」は、コンテナ技術を用い、次の2つのアプローチで情報漏えい対策を行います。
1.重要業務データを100%隔離し人的要因による情報漏えいを防止する「SecureSoft S-コンテナ」
既存のWindows PC上でコンテナ環境とローカル環境を100%分離させ、コンテナ環境で扱う重要業務データを完全に隔離し情報漏えいから守ります。コンテナ環境を搭載した端末は、ネットワーク上に設置されSecureSoft Control Center(管理サーバ)によりUSBメモリなどの外部メディアやファイルの持ち込み・持ち出しなどが管理されます。
また、本社と支社および協力会社との間で共同作業する場合、各拠点の端末のコンテナ環境同士をVPNでネットワークを組み、例えば、支社のコンテナ環境で起動したアプリケーションから重要データが保存されているファイルサーバを参照し業務を行うことができます。
<<特長1>>
SecureSoft S-コンテナは、Windows PCのリソースをそのまま使用しているため、VDIのような画面転送方式では不得意なCADなどの重いアプリケーションを快適に動作させることが可能です。また、自治体でのマイナンバー取扱業務をSecureSoft S-コンテナ内で行うことにより外部への情報漏えいを防止することができます。
<<特長2>>
ネットワークに接続されていないと使用できないソリューションとは違い、ネットワークから切り離されたオフライン状態でも、直前まで接続されていたSecureSoft Control Center(管理サーバ)のポリシー設定をキャッシュし、コンテナ環境は維持され、データは安全に暗号化され保存されます。
<<特長3>>
VDIソリューションに比べ大規模なサーバやネットワーク構築が不要なため約1/4のコストで導入可能です。
2.マルウェアなどの外部からの侵入を隔離するインターネットアクセス専用「SecureSoft i-コンテナ」
既存のWindows PC上にインターネットアクセス専用のコンテナ環境とローカル環境を完全分離します。
インターネット利用環境を100%分離することで、標的型攻撃やウイルス感染などのあらゆる攻撃からお客様の重要なデータが漏洩することを完全に防ぐことができます。
仮にインターネットアクセスによりコンテナ内にウイルスが入り込んだ場合でも、ウイルスをコンテナ内に封じ込め初期化機能によりローカル環境への影響を与えず完全に除去し重要データを守ります。
また、SecureSoft i-コンテナは総務省が提示する「自治体情報システム強靭性向上モデル」に対応するべくWEBアクセスおよびメールシステムを個人情報を扱うネットワークから分離させるソリューションとして注目されています。
<<特長>>
SecureSoft i-コンテナは、専用の仮想ブラウザシステムに独自プロトコルを使ってアクセスする画面転送方式とは違い、既存のWindows PCにインストールするだけで専用ブラウザ用サーバを必要しないため画面転送方式の約1/2のコストで導入できます。
【ターゲット市場および販売目標】
下記のお客様を中心に3年間で15億円の販売を目指します。
1.マイナンバーの取り扱いによりネットワーク分離が必須となっている自治体
2.インターネットアクセスを制限されている企業(コールセンター、病院等)
3.開発設計でCPUの負荷が高いアプリケーションを利用し開発をしている企業(自動車、工作機械、プラント等)
4.イニシャルコストが高額になるVDIを検討しているお客様
●SecureSoft コンテナ 製品ラインアップ
【ソリューション例】
●ScureSoft S-コンテナ (設計製造分野向けなど)
(課題)
本社と海外協力会社の設計部隊が共同作業でCAD設計を行っており、その重要CADデータの情報漏えいを防止したい。
(解決手段)
全クライアントにSecureSoft S-コンテナを導入し、本社と海外協力会社との間はVPNでCAD設計用の隔離された環境を構築。
全クライアントはSecureSoft Control Center(管理サーバ)によりUSBなどの外部メディア等の制御、ファイルの持ち込み/持ち出しが管理される。
本社と海外協力会社の設計データはコンテナ間でのみ送受信が可能。
●ScureSoft i-コンテナ (病院向けなど)
(課題)
病院では診察の際に電子カルテが開かれているが、診察する先生は薬や医療に関する情報をインターネットで検索する必要がある。
病院のルール上電子カルテを開いている端末では個人情報漏えい対策によりインターネットアクセスを禁じている。
インターネットアクセスの必要がある場合は、別の場所に置いてあるインターネットアクセス専用端末で操作する必要があり、業務効率が悪い。
(解決手段)
クライアントにインターネットアクセス専用にSecureSoft i-コンテナを導入し、通常業務環境と100%分離することにより、マルウェアに感染した場合でもコンテナ環境内に閉じ込められ通常業務環境に影響を及ぼさない。
■会社概要
社名:株式会社セキュアソフト
設立:2002年8月30日
代表取締役社長:姜 昇旭(Kang Seung-Uk)
資本金:8,850万円
本社 所在地:東京都渋谷区東3-14-15 MOビル2F
事業内容:情報セキュリティの研究及び製品の開発
情報セキュリティソリューション及び監視・運営サービスの販売
保守サポート及び教育
セキュリティ及びIT運用の人材支援
グループ会社:大津コンピュータ株式会社、株式会社日本情報プランニング、
セキュアソフトテクノロジー株式会社、AnyKan,Inc.(Seoul)
従業員数:919名(2016年1月時点 グループ会社含む)
URL:https://www.securesoft.co.jp/
企業ロゴイメージ:
左側の「Secure」という太字の表現は、堅い決意を秘めた企業の信頼性と安定性の意味が込められています。
「Soft」の部分は、硬くハードに見られがちな企業のイメージをソフトなものにし、創造性指向の企業風土およびイメージを表現しています。
eビジネスのハイテクネットワークセキュリティ企業として、セキュリティの分野で最高のものを求める企業のねらいを表現するため、「e」の文字が際立つようにアレンジされています。技術力およびハイテクネットワークセキュリティ企業としての差別化を表すために、「e」の文字の上には人の目を表す「^」のマークが施されています。目はデータの完全なセキュリティとモニタリングの象徴であり、デジタル分野にあっても人間性をベースにした企業の意を表現しています。
「便利で安全なインターネット社会に貢献」を会社のキャッチフレーズとして日本の情報セキュリティに貢献していきます。
■製品に関するお客さまからのお問い合わせ先
株式会社セキュアソフト 営業本部担当 柴田 和幸
製品お問い合わせ窓口:TEL 03-5464-9966
(受付時間:9時~17時/土・日・祝日は除く)
お問い合わせWebフォーム: https://www.securesoft.co.jp/contact/
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