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一般社団法人はたらく未来研究所
会社概要

【調査】社員がイキイキと働く会社は、必ず「ワクワク感」が存在していた!

「働き方改革」に関するアンケート調査「多様な人材がイキイキと働くことができる職場とは?」

はたらく未来研究所

 「働き方」に関して調査・研究する一般社団法人「はたらく未来研究所」http://hatarakumirai.com/(東京・港区 所長・小栗)は、学校法人産業能率大学との同調査として「多様な人材がイキイキと働くことができる職場とは」をテーマにしたインターネットリサーチを実施しました。

一般社団法人はたらく未来研究所_アンケート調査一般社団法人はたらく未来研究所_アンケート調査

 本調査は、ダイバーシティ経営に必要な取組みのうち社員のモチベーション向上や職場環境の改善から得られる 「職場内の効果」に有効な一手として、会社と職場の双方から改善すべきアプローチを明らかにすることで、社員 の自由な発想や生産性向上に結びつけるための具体的な要素を分解していきました。 今回は、組織、職場、個人の3要素からなる「イキイキ度」という心理的ものさしを「合成変数」という統計法 を使って作成し、イキイキと働いている人とそうでない人を比べる設問を用意しました。各設問は、「あてはまる」 「ややあてはまる」「あまりあてはまらない」「あてはまらない」の選択肢にウエイトをかけてスコア化し、そのス コア合計を「イキイキ度」として表わします。イキイキ度の評価は、自分が所属する会社全体に関すること、自分 の身の回りの職場環境に関することの 2 つの軸に分類していきました。
 

 

はたらく未来研究所_調査はたらく未来研究所_調査

 

 本調査は、ダイバーシティ経営に必要な取組みのうち社員のモチベーション向上や職場環境の改善から得られる「職場内の効果」に有効な一手として、会社と職場の双方から改善すべきアプローチを明らかにすることで、社員の自由な発想や生産性向上に結びつけるための具体的な要素を分解していきました。

 今回は、組織、職場、個人の3要素からなる「イキイキ度」という心理的ものさしを「合成変数」という統計法を使って作成し、イキイキと働いている人とそうでない人を比べる設問を用意しました。各設問は、「あてはまる」「ややあてはまる」「あまりあてはまらない」「あてはまらない」の選択肢にウエイトをかけてスコア化し、そのスコア合計を「イキイキ度」として表わします。イキイキ度の評価は、自分が所属する会社全体に関すること、自分の身の回りの職場環境に関することの2つの軸に分類していきました。

(1)会社への魅力=私は今の会社に魅力を感じている(組織)

(2)職場への愛着=私は今の職場が好きだ(職場)

(3)毎日仕事に行く楽しさ=私は毎日仕事に行くのが楽しい(個人)


◆調査結果のまとめ1◆

イキイキと働く人は、自分のやりたい仕事ができているという納得感がある。

イキイキと働く人は、仕事の進め方や目標を自分で決めていく裁量権がある。

イキイキと働く人の職場は、活気がありコミュニケーションが十分に取れている。


 イキイキ度の高い人・低い人に見られる傾向を調べると、イキイキ度が高い人は年齢30代以下の若者層に多く、職種別では、「管理」(総務・人事・経理・情報システムなど)、「研究開発・設計」部門が多いことがわかりました。また社内のポジションでは「職位が高い」人が多く、これらの層は会社に対しても、職場に対しても比較的満足しているという結果でした。会社については「社員の心身の健康に配慮してくれている」「安全に配慮してくれている」という安定したフォローがなされており、職場については「活気があって明るい」「メンバーの成功を皆で喜びあう雰囲気がある」という面で評価が高くなっています。

  一方、イキイキ度が低い人は、年齢40代以上に多く、職種別では「営業」部、社内ポジションは「一般社員」が多いという結果でした。これらの層がイキイキと感じられていない理由は、会社については「社員をワクワクさせる雰囲気がある」「社員のやりたいことに取り組ませてもらえる」というある程度の自由さを示す面で評価が低く、職場については「仕事が楽しくなるような仕掛けがある」といった風土や社内の雰囲気に関する評価が低いことが影響したと言えます。(別添:①「イキイキ度高評価・低評価の属性」)

 
【調査結果1】男女別イキイキ度の傾向について

男性の方がイキイキ度はやや高く、女性の方がイキイキ度はやや低い傾向がある。

 男女別の傾向としては、全体値で見ると男性の方が女性よりもイキイキ度数がやや高いことが分かりました。男性の意見として「あてはまる」「ややあてはまる」の高評価が多く、かつ女性とのギャップが最も生じた設問は「社員の成長を支援してもらえる」「社員を大切にする会社である」といったサポート面に関する事でした。
 一方、女性は全体的にイキイキ度が低めながらも「個々の家庭や私生活の事情が配慮されている」といったワークライフバランスに関する項目は男性よりも評価が高く、男性51%に対し女性は58.6%という結果でした

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【調査結果2】年代別イキイキ度の傾向について

男性の30代以下が最もイキイキ度が高く、女性の40代以上が最もイキイキ度が低い。

男女ともに、年代が上がるほどイキイキ度が低下する傾向が見られる。


 年代別の傾向としては、イキイキ度が最も高い層は男性の30代以下。最も低い層は女性の40代以上でした。30代以下の男性にイキイキ度が高い理由は、「社員のやりたいことに取り組ませてもらえる」「成功を皆で喜び合う雰囲気がある」といった、自身のキャリア形成や成長に関する項目に高い評価が集まったためで、満足している人が多いと言えるでしょう。
 男性の40代以上の特徴は、「トップが現場の意見や要望をきいてくれる」という項目が全体値に比べて高評価でした。年齢とともに役職が上がり意見が通りやすくなった事が分かります。一方、「私生活とのバランスを取りやすい」という項目に関しては、4グループの中で最も否定的意見が集まりワークライフバランスに課題があることも浮き彫りとなりました。

 女性の30代以下のイキイキ度は、どちらでもない中程度が多い結果となりましたが、その中でも職場のコミュニケーションに関する項目に高評価が目立ちました。「職場でメンバー同士の仲が良い」「上司とメンバーのコミュニケーションがよく取れている」といった対人関係の項目は4グループの中で1番高い数字となりました。
 女性の40代以上になると全体的にイキイキ度が下がっていきますが、同じ女性のうち年代で大きなギャップが生じた内容が「対人関係」でした。女性の30代以下で高評価だった「メンバー同士の仲の良さ」は女性の40代以上では否定的意見が集まり、4グループで1番高いという結果になりました。唯一、他グループより高評価が集まった意見は「事業が安定しており将来に不安がない」という事業の安定性でした。

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【調査結果3】会社についてのイキイキ度傾向について

イキイキと働きやすい会社は、社員のココロとカラダをフォローする体制がある。

イキイキと働きにくい会社は、社員をワクワクさせる雰囲気が感じられない。


  会社全体についての結果は、イキイキ度が高くも低くもない中ぐらいの層が最も人数が多く、イキイキ度が高くなる、あるいは低くなるほど人数が少なくなるいわゆる正規分布の状態でした。「あてはまる」「ややあてはまる」と答えた肯定的意見が多かった項目は、安全・安心面など社員の最低限の保障に関する項目(Q2-12,Q2-13)に対する項目でした。

 一方、「あてはまらない」「ややあてはまらない」と答えた否定的意見が集中した項目は、社員をワクワクさせる雰囲気(Q2-8)に集中しました。

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【調査結果4】職場環境のイキイキ度傾向について

イキイキできる職場は、メンバー同士の仲がよくワークライフバランスの取り組みが活発。

イキイキできにくい職場は、仕事が楽しくなる仕掛けが欠けておりワクワク度が足りない。


  職場環境についての結果は、イキイキ度が高くなる要素は自分の職場について「メンバー同士の仲が良い」(Q3-5)に数値が集まり、社員同士のコミュニケーションが鍵となることが分かります。また、ワークライフバランス関連の項目(Q3-8,Q3-9,Q3-10,Q3-12)にも肯定的意見が集まりました。

 イキイキ度が低くなる要素は「仕事が楽しくなるような仕掛けがある」(Q3-2)が67.8%と、集中して否定的意見が集まりました。
 

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◆調査結果のまとめ2◆

イキイキ度を上げるには「社員をワクワクさせる雰囲気」

「仕事が楽しくなるような仕掛け」に取り組むことがポイント!


  調査結果から「イキイキ度の影響力」を見ると、「私の職場には仕事が楽しくなるような仕掛けがある」「私の会社には社員をワクワクさせる雰囲気がある」といった、仕事を楽しんで取り組む環境づくりの数値幅が大きい事が分かります。設問に対する回答は否定的な意見が多いことから、上記項目は「イキイキ度への影響力が高いにも関わらず、満足できていない」という解釈が出来ます。
 設問項目を下図の4つに分類すると、「要改善項目」に入る内容がこれに値します。イキイキ度を上げる為には、楽しく働ける環境づくりに取り組むことがポイントだと言えるでしょう。

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■調査の概要
・テーマ イキイキと働くことができる環境とは
・調査対象 合計600人
従業員規模300人以上の企業に勤務する20歳以上60歳未満の正社員(男性30代以下・男性40代以上・女性30代以下・女性40代以上 各150人)
・調査期間 2017年 6月
・調査手法 インターネット配信による

 

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業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区南青山1-15-22 ヴィラ乃木坂 2F
電話番号
03-4580-1787
代表者名
本田 栄一
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2016年11月
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