水道法を遵守しながら、家庭内で利用する水道水を全て浄水する画期的な技術　家庭用浄水器「アノア（ANOA）」 新たに特許を獲得

水道施設老朽化時代に向けて、家庭で手軽にできるソリューションを提案

株式会社ダックス（代表取締役：平崎　守　本社：福岡市中央区）は、当社の製品である家庭用浄水器「アノア（ANOA）」が新たに特許（特許第6240816号）を2017年11月29日に取得いたしました。本特許は、簡単にダイヤルを調整する事で、水道水に含まれる遊離残留塩素濃度を変化させる仕組みの技術に対するものです。
今回の特許は2015年2月に取得した特許第5702495号、第5702496に続き、3つ目の特許となります。
アノアホームページ：http://www.dax-anoa.com

 

 

「アノア（ANOA）」

 

 

浄水器側面に設置されたダイヤルを調整することで塩素濃度の調整が簡単にできます。

【特許取得の背景〜水道施設老朽化時代の到来】

 1970年代に地方自治体により集中整備された水道管は、2014年時点で耐用年数である40年を超え、更新時期を迎えており、水道管の破損などのトラブルも相次いでいます。水道水は安全ですが、老朽化した配管内部の錆などが含まれてしまう可能性があります。事故防止、安全な飲料水の確保の両側面から、早急な対策が必要ですが、管轄する地方自治体においては、財源不足などが原因で、更新が順調に進んでいないのが現状です。そういったインフラ整備に限界がある中、今まで蛇口をひねれば当然出てくると思われていた「安全で安心のおいしい水の確保」について、今後国内でもますます関心が高まることが予測されます。

当社では、このような時代の流れを先取りし、家庭内で利用する水道水を全て浄水して利用できる、POE※１と呼ばれる「オール浄水システム」の浄水製品である「アノア（ANOA）」で、水道水に含まれる残留塩素濃度を可変させる仕組みに対する特許を新たに取得しました。この技術では、浄水に一部水道水を混ぜて家庭内の各蛇口に提供するため（ダイヤル操作で濃度変更も可能）、水道法の定める残留塩素濃度※２を遵守する形で安全に使用することができます。今までも住宅メーカーやディベロッパー等の企業、また、健康や美容、安心・安全などへの関心が高いお客様を中心にご採用いただいておりましたが、今回の特許を機に、更に多くの事業パートナー様と提携し、浄水器のニーズである「安全で安心のおいしい水」の提供はもちろん、水道管に関わる問題の各家庭での画期的な対処を提案するリーディングカンパニーとして今後も認知活動に努めてまいります。

※1 POE(ポイントオブエントリー)：一般的な浄水器が１製品で1蛇口に浄水を供給可能なPOU（ポイントオブユース）であることに対し、POE(ポイントオブエントリー)の浄水器は、１製品で複数の蛇口に浄水を供給可能。
※2　水道法を遵守した遊離残留塩素濃度は0.1PPM 。

＜特許の概要＞
特許番号  ：　特許第6240816号
特許登録日：　2017年11月29日
特許の名称：　浄水器、および浄水の塩素濃度調整方法
特許の内容： 塩素成分を含まない浄水が、水道管の分岐配管内に長時間滞留することによる腐食や雑菌の発生をおさえることができる浄水器であること。塩素濃度の調整に際しては、作業者は浄水器本体を持ち上げたりする必要がなく、浄水器の設置状態において簡易に操作することができるため、作業者による作業負担を大幅に改善することができること。

 ＜製品の概要＞

「アノア（ANOA）」

製品名      ：　「アノア（ANOA）」
価格         ：　オープンプライス
発売日      ：　2015年2月
概要         ：　製品を設置することで、キッチンはもちろん、お風呂場、洗面所、洗濯機、トイレなど、家庭内で利用する水道水を全て浄水（水道法を遵守した遊離残留塩素0.1PPMを含む）にして利用できる画期的なシステムです。一戸建て住宅、マンションのどちらでも使用可能です。当社は住宅の開発、販売に20年以上年携わる中で、お客様から「飲み水はもちろんのこと、触れる水まできれいな水を使いたい」との声が近年増えてきたことと「1日の生活の中で使用する約70％の水は触れる水である」とのデータ※1に基づき、自社で製品開発に取り組み、2015年2月に、　家庭用浄水器「アノア（ANOA）」の発売を開始いたしました。名称は、「あびる」、「のむ」、「あらう」の頭文字をとり「アノア（ANOA）」とし、水道水をより安心安全にご使用いただき、快適な生活をお送りいただくという新しいライフスタイルをご提案する製品となります。浄水能力は40万リットル。1日換算だと約1000リットル。カートリッジの交換は1年に1回の設定です。「アノア（ANOA）」はJIS S 3241適合製品となります。
※１：東京水道局の調べによる。

オール浄水システム

オール浄水システム

 

 

POE（ポイントオブエントリー）：１製品で複数の蛇口に対応した浄水器。家中の水を浄水にする考え方の製品です。

＜製品の利便性・安全性について＞
①「誰でも安全に、簡単かつ短時間でメンテナンスが可能なシステム」イージーチェンジシステム：製品仕様として、同業他社製品と比較してカートリッジの交換方法は専用ハンドルを用い、どなたでも安全簡単に交換することが可能であり特許を取得しております。【特許番号：第5702496、第5702495】
②「一般財団法人日本食品分析センター」で検査実施：浄水能力値を測る試験項目は12項目＋1項目に及びます。

 
＜国内採用実績（敬称略,順不同）＞
（株）協和ハウジング、創建ホームズ（株）、三立プレコン（株）、㈱ホーメスト、（株）細田工務店、
ワイケイホーム（株）、建築プランナー（株）、アエラホーム（株）、グッドデザインハウス（株）、
（株）サンタ通商、（株）ショーゲン、（株）コラボハウス、西日本鉄道（株）、（株）安成工務店。

＜所属団体＞
・公益社団法人 日本水道協会賛助会員
・一般社団法人 浄水器協会会員
・特定非営利活動法人 日本アトピー協会賛助会員

※弊社企業概要については添付資料をご確認ください。
株式会社 ダックス：http://www.dax-jp.com