最新デジタル技術を学び、地域課題の解決を目指す広島県「神石高原XRスクール」3期生の募集開始(5/1~)

広島県神石高原町と株式会社HERE.(東京都渋谷区・代表:土井昌徳)は2024年7月、最新デジタル技術を地域の生活や経済に活用できる人材を育成する「神石高原XRスクール(第3期)」を開講します。   

株式会社HERE.

広島県神石(じんせき)高原町(こうげんちょう)と株式会社HERE.(本社:東京都渋谷区、代表取締役:土井昌徳)は、2024年7月、最新デジタル技術を地域の暮らしや経済に活用できる人材育成を行う「神石高原XR*1スクール(第3期)」を開講します。(https://jinsekikogenxr.jp/

産業振興や観光などの地域課題解決や未来の社会づくりに役立つ最先端の映像表現技術を学び、神石高原町内外でリアルとデジタルと掛け合わせた新しいコミュニケーションの創出を目指します。VRやAR未経験者でも、約1年で初歩的なXRコンテンツの企画・制作ができるようになる充実した内容です。

今期は、AIやメタバース*2、プロジェクションマッピング*3などの幅広い最新技術を学び、それらを組み合わせて実際に制作するカリキュラムを予定しています。

さらに、コンテンツづくりに必要なパソコンやタブレット、XR体験ができるデバイスを1人1台無償で貸与することで、学びの質を高めるとともに充実した創作環境を提供します。

*1 XR = Cross Realityの略。VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)などリアルとバーチャルを融合した仮想現実の総称

*2 メタバース = オンライン上に3DCGで構築された仮想空間

*3 プロジェクションマッピング = 建物や物体の表面に映像を投影する技術


【神石高原XRスクール発足の経緯】

神石高原町の「未来に役立つデジタル技術を地域に根付かせたい、本物を体験できる環境を提供し挑戦する気持ちを支援したい」という思いを原点に、最新技術の教育・発信の拠点として2022年5月にスタートしました。株式会社HERE.は、デジタル映像を軸としたクリエイティブ企業として運営をサポートしています。

授業を担当するのは、長年、日本デザイナー学院(ビジュアルデザイン分野)講師を務め、NHK紅白歌合戦のステージ演出などを手掛ける現役クリエイターでもある株式会社HERE.代表の土井昌徳。内閣府が掲げる未来の日本社会「Society5.0」(仮想空間と現実空間を高度に融合させた未来社会)の実現に役立つ技術として注目されるXRを、地域社会や経済に取り入れ活性化する人材の育成を目指します。

【神石高原XRスクール活動成果(第1期・第2期)】

本スクールでは、神石高原町の地域資源をいかしたコンテンツ制作や地元企業とのコラボレーションに積極的に取り組んできました。座学にとどまることなく、受講生自らXRを使って町の魅力を広く発信しています。

・日本百景・国定指定公園に指定された帝釈峡のVRコンテンツ「帝釈峡VR」を作成

・国内有数のデニムメーカーであるカイハラ産業株式会社の三和工場内をVRで見学できる「カイハラデニムVR工場見学」を作成

・神石高原町内唯一の味噌蔵である神龍味噌とコラボした「こだわりの味噌蔵ARガイド」を作成

・神石高原町役場 本庁舎にてクリスマスの特別プロジェクションマッピングを実施

・広島県立油木高等学校の卒業式にてサプライズでの特別プロジェクションマッピングを実施

【卒業生(2期生)の声】

「スクールに通う前は、VRやARは『なんだかすごそうだけど、よく分からないもの』でした。それが、授業を受けたり、自分たちで撮影した素材をまとめる演習をしたりするうちに、自分にもできるかもしれない!と思えるようになりました。実践的な知識と表現する力が身に付いたおかげで、以前よりも、アイディアを形にすることができるようになったと感じています。たとえば、ちょっとしたイベントや余興などに演出を入れたいと思った時に、映像で表現ができたり効果的な演出を考えたりできるようになったのは、大きな変化だと思います。スクールでの学びには貴重な経験が多く、とても有意義な時間を過ごすことができました」(29歳 / 神石高原町内 社会人)

【「神石高原XRスクール」第3期 概要】

日程:2024年7月13日(土)~2025年1月25日(土)/全15回/13時~17時(休憩あり)対面授業

会場:神石高原町 油木(ゆき)山村(さんそん)開発センター(広島県神石郡神石高原町油木乙1857)

受講料:油木高校生もしくは町内在住の高校生 無料

  町内の方 30,000円(税込) / 町外の方 100,000円(税込)

貸与物:PC、iPad、Meta Quest2(VRゴーグル)、AdobeCCアカウント(制作に必要なソフトのライセンス) 

授業の様子
テックキャンプの様子

授業内容 全15回(予定):

①   7/13   講義(XRの概要説明)

②   7/20  VR演習 VR動画の撮影・編集方法について

③   7/27   校外特別VR撮影実習@帝釈峡

④   8/3    VR動画編集実習1

⑤   8/24    VR動画編集実習2

⑥   9/7   プロジェクションマッピングコンテンツ制作実習

⑦   9/21   夏のマッピングイベント@さんわフリマ(予定)

⑧   10/5   AI × XR 特別講義

⑨   10/19  メタバース実習1 3Dスキャンアプリ Scaniverseの使用方法(予定)

⑩   11/2   メタバース実習2 UNITYの使用方法(予定)

⑪   11/16  メタバース実習3 UNITYの使用方法(予定)

⑫   11/30  メタバース実習4 Blenderの使用方法・モデリング(予定)

⑬   12/14  メタバース実習5 Blenderの使用方法・モデリング(予定)

⑭ 12/21   個人課題制作1

⑮ 1/25   個人課題制作2

■テックキャンプ(2025年2月予定)

XRコンテンツを開発するための合宿を町内で行います。

■成果発表会(2025年2月予定)

XRコンテンツを体験できる一般参加型イベントを開催予定。テックキャンプおよび約1年間の授業で制作した生徒作品を披露します。イベントを通して町内外の方々と交流し、生徒の学びを地域に広げて活かすきっかけをつくります。

【神石高原XRスクール募集要項】

募集期間:2024年5月1日(水)~6月30日(日)

募集資格:神石高原町内外に在住の高校生以上、過去に本スクールを受講されていない方 

定  員:10名

申込方法:エントリーフォームにご入力の上、お申込みください。

https://forms.gle/5A37GiWWtqpdbutC7

※または、神石高原XRスクールHPからお進みください(https://jinsekikogenxr.jp/

※応募者多数の場合は選考があります。結果は7月5日(金)以降にお知らせする予定です。

主催:神石高原町(〒720-1522 広島県神石郡神石高原町小畠1701番地)

運営:株式会社HERE.  https://here-we-are.jp

(本社:〒151-0051東京都渋谷区千駄ヶ谷3丁目51−10 PORTAL POINT HARAJUKU BD-06)

(Jinsekikogen Lab.:〒720-1522 広島県神石郡神石高原町小畠1688-4-201)

【本件に関するお問い合わせ】

神石高原XRスクール事務局(株式会社HERE. Jinsekikogen Lab.内)

担当 萩原(はぎわら) Tel: 090-8504-7928 / Mail: info@here-we-are.jp

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政治・官公庁・地方自治体
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会社概要

株式会社HERE.

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URL
http://www.here-we-are.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区千駄ヶ谷3丁目51番10号 PORTAL POINT HARAJUKU
電話番号
03-6823-4600
代表者名
土井昌徳
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2015年02月