アートを通じて一生モノの思考力を育む、STEAM教育のエッセンスを取り入れた小学校低学年向け通信教育動画サービス「リビングアート」を3月29日にリリース
リビングアートでは毎月1テーマ、作品の作り方に関する教材動画を配信すると共に材料キットを届けます。ユーザーは動画を見ながら材料キットを使って、自分の感性に沿って作品を制作します。制作した作品は画像や動画に撮って動画システムにアップロードすると、先生から講評のコメントがもらえます。この学びの繰り返しによって自己肯定感が育まれ、一生モノのスキルとなる思考力(考える力・やってみる力・伝える力)が身につきます。
当社は、より一層不確実さを増す現代社会において、既存の価値観に囚われない豊かな発想力を持った人物を育成し、誰もが自分らしく生きられる社会の実現を目指してまいります。
【現在の教育システムによって生じている社会的課題】
小学生の新学習指導要領では、「思考力、判断力、表現力」の育成が掲げられています。しかし、これらは構造上の壁によって実現が困難な状況となっており、いまだに答えありきの画一的な教育とならざるを得ない状態が続いています。このような画一的な教育の問題として、大きく分けて以下の3点が挙げられます。
1.自分の考え方や感じ方を否定され「自分はできない子」「これは苦手」と思いこみ自信を失っていく
2.自信を失うことによって何か行動を起こすたびに不安になり、はじめの一歩がなかなか踏み出せない
3.人生を送る上で避けて通れない受験や就職などに当たっても、自分の考えをうまく表現できず、自分の望むような生き方ができない
【課題を解決するために必要な力】
これらの課題を解決するためには、一方的に知識を教わるだけの従来からある画一的な教育ではなく、思考力(当サービスでは以下の3つと定義しています)を伸ばせる教育が必要です。
1.考える力・・・何を実現したいのかという課題を自ら設定し、具体的な方策を立てる力
2.やってみる力・・・自分で考え設定した課題を達成するための方策を実行する力
3.伝える力・・・自分の作ったもの(やってみたこと)を周囲に伝える力
【思考力を伸ばすための「リビングアート」】
リビングアートは、主に小学校低学年(1〜3年生ぐらい)のお子様を対象とした、アートに関する通信教育動画サービスです。
・リビングアートHP:https://kamakura-manabiya.jp/l-art/
リビングアートの特徴
・ご自宅にいながら楽しくアートに取り組むことができます。
・毎月、季節感を感じられる様々なテーマのアートに取り組むことができます。
・教材はユーザーにほぼ全てお届けします。ほとんどご家庭での準備は不要です。
・素材そのものを扱うため、アプリのように画面上だけでなく、素材の触感や匂いなど五感でアートを楽しむことができます。
・制作物は写真や動画に撮って動画システムにアップロードすることで、講師から講評をもらうことができます。
・制作物は他のユーザーに公開することができ、様々なユーザーの作品を見ることができます。
サービスご利用の流れ
1.毎月1日に、アートに関する教材動画をオンデマンド配信します。動画はいつでも好きなときに視聴することができます。同時に、教材キットも動画公開に合わせて前月の月末までに到着するよう郵送します。
2.お子様には、動画を見ながら教材キットを使ってさまざまな制作活動をしてもらいます。
3.制作した作品を写真や動画にとって動画システムにアップロードしていただきます。
4.アップロードされた作品は、先生から講評(コメント)をもらえたり、他の受講生に公開することができます。また、毎月月末に、その月のテーマの発展編の作品を制作するライブ配信を行います。
価格(全て税込表記)
価格は定額制です。オープン記念で、初月のお試し体験を980円で受講できるキャンペーン実施中です。
月払い:5,940円/月
6ヶ月払い:34,320円/6ヶ月(月あたり5,720円)
1年払い:65,736円/1年(月あたり5,478円)
※お試し期間終了後に、別途スターターキット費用12,000円が必要です。
【なぜ、低学年からアートに触れると良いのか?】
学童保育施設 鎌倉学び舎では、開校当初から創作活動(アート、手芸、工作など)を軸に預かりの場を運営してきました。その中で、自己肯定感が低い子や自分に自信を持てない子がたった数ヶ月で自己肯定感が高くなり、自信を持った子に変化する姿を幾度も目の当たりにしてきました。
その過程で私たちが意識して行なっていたのはその子の表現はそのままとても素敵なものなのだ、というメッセージを送り続けることです。子どもにとって作ったものは自分の感性をそのままを表現した分身のようなもの。それをそのまま肯定される経験の積み重ねが自己肯定感を育てていくのだと解釈しています。こうして自信を持つことができた子はその他のことにも積極的にチャレンジできるようになっていきます。
【STEAM教育のArt(芸術)の要素を的確に捉えたプログラム】
シリコンバレーを構成するグーグル、メタ(フェイスブック)、アドビ等の大手は2010年からの5年間にデザイナーを創業者とするスタートアップ企業を27社も買収しています。アクセンチュア、マッキンゼー、デロイト等の異業種もデザイン・ ファームの買収に乗り出してきています。「美術系では食えない」という時代はすでに終わりました。
出典:ヤング吉原麻里子・木島里江, 2019, 『世界を変えるS T E A M人材シリコンバレー「デザイン思考」の核心』 朝日新書より
ビジネスの世界ではこれまでMBAが重視されてきましたが、現在は芸術系出身者やMFA(美術学修士)取得者が重宝されています。論理的思考や批判的思考だけではなく、新たな発想で革新的なアイディアをもたらす人材が求められていることからデザイン思考の能力に注目が集まっているといえます。
※「アート」と「サイエンス」が個人の中で両立する場合、その個人の知的パフォーマンスもまた向上する(例:ノーベル賞受賞者は一般人と比較した場合、2.8倍も芸術的趣味も保有している確率が高かった)。「サイエンス」と「アート」というものは対照的な営みではなく、個人の中にあっても両者は相互に影響を与え合い、高い水準の知的活動を可能にしているのかもしれない。 歴史を紐解いてみても、ダントツに高い水準の知的生産を行なった科学者の多くが芸術面でも高い素養を持っていた(例:アインシュタイン、ファインマン、ガリレオ・ガリレイ、 フレミングなど)。
出典:山口周, 2022,『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』, 光文社新書より
まだ日本においてはSTEAM教育自体が浸透しているとは言い難い社会状況です。そうした中でアートの可能性に着目している人は一握りしかいないと考えられます。 さらにSTEAM教育におけるA(アート)の解釈をめぐっては世界中で議論がなされている最中であり、場合によってはアートの中のデザインの要素に光が当たりがちです。 しかし一方で近年アートの世界では、学業やビジネスにおいても役立つ力を育むことができるという議論が見られるようになりました。これらの議論の内容を踏まえて本サービスの開発を着想しました。
アートと学業・ビジネス。これらを統合することは美術系の専門家に加えて教育系の専門家が同じ志のもとにタッグを組む土壌があることで初めて可能になりました。
【共同開発を行った湘南美術学院について】
神奈川県の鎌倉大船校、横浜校、横浜青葉台校の3校舎で美術を学べる場所を提供する、美大芸大専門予備校である。単なる受験の傾向と対策の「予備校」ではなく、将来社会に貢献できる美術人育成を目指し、真の基礎力を身につけるための「塾」的存在でありたいと考えている。一人ひとりの感性を見極め、その人にしか出来ないアートやデザインを展開させるよう、個性を尊重し、工夫を凝らし指導を行っている。 美術は、グローバルな職域であり創造の原点であるとも言える。学院は「美術は世界を変えられる」を理念に社会貢献を目指している。
HP:「湘南美術学院」 https://shonabi.jp
【鎌倉学び舎について】
会社名:株式会社 鎌倉学び舎(かまくらまなびや)
代表者:代表取締役 潮見雅利、代表取締役 大滝世津子
所在地:神奈川県鎌倉市
企業理念:子どもへの教育を通じて、「誰もが自分らしく生きられる社会」の実現を目指す
事業:・学童保育施設「鎌倉学び舎」の運営
・アートに関する動画配信サービス「リビングアート」の運営
HP:「鎌倉学び舎」 https://kamakura-manabiya.jp
「リビングアート」 https://kamakura-manabiya.jp/l-art
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