ビットアイル・エクイニクス、ハイパーコンバージド型でOpenStackベースのクラウドサービスにメラノックスのEthernet製品を採用
データセンターにおけるサーバやストレージシステム向けにエンドトゥエンドのインターコネクトソリューションを提供するトップベンダーであるメラノックステクノロジーズ社(Mellanox Technologies, Ltd., NASDAQ: MLNX)は、ビットアイル・エクイニクス株式会社(代表取締役:古田敬 本社:東京都品川区 以下ビットアイル)が提供するハイパーコンバージド型のシステム構成を取る、OpenStackベースのクラウドサービス「ビットアイルホステッドプライベートクラウド OpenStackパッケージ(以下OpenStackパッケージ)」に10/40/56ギガビットEthernetのエンドトゥエンドソリューションが採用されたことを発表します。
OpenStackパッケージは、コンピュートノード、コントロールノード、デプロイノード、マネジメントノード、そしてこれらを相互に接続するネットワークスイッチから構成されています。その中でもコンピュートノードはサーバとストレージの役割を兼ね備えたハイパーコンバージド型のシステム構成がとられており、ノード間を接続するネットワークスイッチは広帯域かつ低レイテンシーであることが求められていました。ビットアイルはこうした分散環境に適したスイッチベンダーとしてハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)の世界で豊富な実績を持つメラノックスに注目し、標準的なシステム構成では『メラノックスSX1410 SDNスイッチ』(10ギガビットEthernet×48ホストポートおよび40/56ギガビットEthernet×12アップリンクポート)、より高いパフォーマンスを必要とするシステム構成では『メラノックスSX1710 SDNスイッチ』(10/40/56ギガビットEthernet×36ポート)の採用を決めています。
また、ソフトウェアベースのオーバーレイネットワーク技術『VXLAN』を採用する中で、サーバCPUの負荷軽減やスループットの向上にNIC側のハードウェアオフロードが必須となることから、VXLANオフロードに対応したConnectX-3 Proの採用を決めました。
ビットアイル総合研究所所長の長谷川章博氏は、今回の採用に関して以下のように述べています。
「ConnectX-3 ProはRoCE(RDMA over Converged Ethernet)にも対応していますので、RDMA転送も新たに取り入れることでCephの転送性能をさらに高められると期待しています。また、現時点では1セットのネットワークスイッチで収容できる30~40ノード程度を拡張の上限としていますが、次々とシステムを立ち上げられるクラウドならではのメリットを損なわないためにも、将来的にはさらに大規模の基盤構築に対応できるノウハウを蓄積していきたいと考えています。このように、OpenStack基盤を構成するノード数の増加と各ノード(物理サーバ)のさらなる
高性能化によって、ノード間を結ぶネットワーク機器はこれまで以上に重要な存在となるでしょう。広帯域、低レイテンシー、VXLANオフロード、RoCEなど、数々の特長を備えたメラノックス製品は、むしろこれからさらなる真価を発揮するはずです。」
「ビットアイルホステッドプライベートクラウド OpenStackパッケージ」
自立運用をゴールとするプライベートクラウドパッケージ。
高品質なプライベートクラウドパッケージを使いながら、自立運用スキルを習得。
OSSの魅力であるコストメリットを最大限享受できます。
詳細は下記webサイトを参照してください。
http://www.bit-isle.jp/service/openstack/hpc_package.html
ビットアイル・エクイニクス株式会社について
都市型データセンター事業者として2000年に創業。 都内に5カ所、大阪に1カ所のデータセンターを保有するとともに、2009年からはクラウドサービスも提供開始。 コロケーションサービスのみならず、クラウドサービス、プロフェッショナルサービスを総合的に提供し、お客様のニーズに応えられるサービスラインナップの拡充に力を入れています。 OpenStackに対する取り組みにも積極的で、2016年2月にOpenStackを採用した「ビットアイルホステッドプライベートクラウド OpenStackパッケージ」の提供を開始しています。 2015年12月より米国エクイニクスのグループ企業に加わりました。
メラノックステクノロジーズ社について
サーバやストレージを対象にInfiniBandならびにEthernetのエンドトゥエンドインターコネクトソリューションを提供するリーディングカンパニーです。メラノックス社の製品により、最高のスループット、最小のレイテンシーが提供され、データセンターの効率性が向上します、また、アプリケーションにデータが高速に伝達されるため、システムのパフォーマンスを最大限向上させることができます。メラノックスは、アダプタ、スイッチ、ソフトウェア、ケーブル、シリコンといった高速インターコネクト製品を提供しており、これらの製品により、アプリケーションのパフォーマンスが向上し、HPC、データセンター、Web 2.0、クラウド、ストレージや金融といったさまざまな市場において業績を最大化する一翼を担っています。1999年に設立されたメラノックステクノロジーズは、米国カリフォルニア州サニーベール、およびイスラエルのヨークナムに本社を構えています。
関連情報
Twitter、Facebook、Google+、Linked-In、YouTubeの各メディアでメラノックスの最新情報をご確認ください
メラノックスに関する情報交換スペース、メラノックスコミュニティにぜひご参加ください。
【本プレスリリースに関するお問い合わせ】
メラノックス テクノロジーズ ジャパン株式会社
160-0023
東京都新宿区西新宿7-22-45 KDX西新宿ビル 1F
Tel:03-5937-3116
Fax:03-5937-3117
担当:富澤圭子
OpenStackパッケージは、コンピュートノード、コントロールノード、デプロイノード、マネジメントノード、そしてこれらを相互に接続するネットワークスイッチから構成されています。その中でもコンピュートノードはサーバとストレージの役割を兼ね備えたハイパーコンバージド型のシステム構成がとられており、ノード間を接続するネットワークスイッチは広帯域かつ低レイテンシーであることが求められていました。ビットアイルはこうした分散環境に適したスイッチベンダーとしてハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)の世界で豊富な実績を持つメラノックスに注目し、標準的なシステム構成では『メラノックスSX1410 SDNスイッチ』(10ギガビットEthernet×48ホストポートおよび40/56ギガビットEthernet×12アップリンクポート)、より高いパフォーマンスを必要とするシステム構成では『メラノックスSX1710 SDNスイッチ』(10/40/56ギガビットEthernet×36ポート)の採用を決めています。
また、ソフトウェアベースのオーバーレイネットワーク技術『VXLAN』を採用する中で、サーバCPUの負荷軽減やスループットの向上にNIC側のハードウェアオフロードが必須となることから、VXLANオフロードに対応したConnectX-3 Proの採用を決めました。
ビットアイル総合研究所所長の長谷川章博氏は、今回の採用に関して以下のように述べています。
「ConnectX-3 ProはRoCE(RDMA over Converged Ethernet)にも対応していますので、RDMA転送も新たに取り入れることでCephの転送性能をさらに高められると期待しています。また、現時点では1セットのネットワークスイッチで収容できる30~40ノード程度を拡張の上限としていますが、次々とシステムを立ち上げられるクラウドならではのメリットを損なわないためにも、将来的にはさらに大規模の基盤構築に対応できるノウハウを蓄積していきたいと考えています。このように、OpenStack基盤を構成するノード数の増加と各ノード(物理サーバ)のさらなる
高性能化によって、ノード間を結ぶネットワーク機器はこれまで以上に重要な存在となるでしょう。広帯域、低レイテンシー、VXLANオフロード、RoCEなど、数々の特長を備えたメラノックス製品は、むしろこれからさらなる真価を発揮するはずです。」
「ビットアイルホステッドプライベートクラウド OpenStackパッケージ」
自立運用をゴールとするプライベートクラウドパッケージ。
高品質なプライベートクラウドパッケージを使いながら、自立運用スキルを習得。
OSSの魅力であるコストメリットを最大限享受できます。
詳細は下記webサイトを参照してください。
http://www.bit-isle.jp/service/openstack/hpc_package.html
ビットアイル・エクイニクス株式会社について
都市型データセンター事業者として2000年に創業。 都内に5カ所、大阪に1カ所のデータセンターを保有するとともに、2009年からはクラウドサービスも提供開始。 コロケーションサービスのみならず、クラウドサービス、プロフェッショナルサービスを総合的に提供し、お客様のニーズに応えられるサービスラインナップの拡充に力を入れています。 OpenStackに対する取り組みにも積極的で、2016年2月にOpenStackを採用した「ビットアイルホステッドプライベートクラウド OpenStackパッケージ」の提供を開始しています。 2015年12月より米国エクイニクスのグループ企業に加わりました。
メラノックステクノロジーズ社について
サーバやストレージを対象にInfiniBandならびにEthernetのエンドトゥエンドインターコネクトソリューションを提供するリーディングカンパニーです。メラノックス社の製品により、最高のスループット、最小のレイテンシーが提供され、データセンターの効率性が向上します、また、アプリケーションにデータが高速に伝達されるため、システムのパフォーマンスを最大限向上させることができます。メラノックスは、アダプタ、スイッチ、ソフトウェア、ケーブル、シリコンといった高速インターコネクト製品を提供しており、これらの製品により、アプリケーションのパフォーマンスが向上し、HPC、データセンター、Web 2.0、クラウド、ストレージや金融といったさまざまな市場において業績を最大化する一翼を担っています。1999年に設立されたメラノックステクノロジーズは、米国カリフォルニア州サニーベール、およびイスラエルのヨークナムに本社を構えています。
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160-0023
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Fax:03-5937-3117
担当:富澤圭子