抱っこひも ヒヤリハット体験 第1位は「落下の危険」

抱っこひも「ヒヤリハット」体験募集 結果レポート

抱っこひも安全協議会(代表幹事 ラッキー工業株式会社 代表取締役 樋口博之) は日本国内で抱っこひもを輸入・販売する37社で構成され、抱っこひもの安全な使い方や事故事例の共有などを行う任意団体です。
2016年12月、抱っこひもを使用する中で体験した事故や怖い経験を募集するアンケートを実施いたしました。その結果、
756件の回答が集まり、抱っこひもを使用で体験した危険な体験や状況、不注意による危険行為などのデータを得ることができました。 この結果を周知することで、抱っこひもの安全な使用を広く使用者に伝えたく思います。
結果は、抱っこひも安全協議会ホームページでご紹介しておりますので、下記URLにアクセス頂きぜひご覧ください。

抱っこひも「ヒヤリハット」体験募集 結果報告
www.dakkohimo.jp 
URLにアクセス頂き、NEWSにある結果報告をご覧ください。

 

ヒヤリハット体験 第1位の「落下の危険」について、当プレスリリースで検証内容を報告いたします。
 

 

「ヒヤリハット」体験 第1位は 抱っこひもからの「落下」
ヒヤリハット体験についてのアンケートの結果、70%以上の回答者が「抱っこひもからの落下」しそうになったという危険な体験をしていることがわかりました。他の体験と比較しても、大多数のユーザーが体験していることがわかります。
 

■体験コメント
  • 子供の3か月検診で、手続きをして何も考えずにかがんだときに、ズルッと頭から落下しそうになった。子供が泣いたのと、私もハッと気づいたので、事なきを得た。
  • 子どもが被っていた帽子を落としてしまい、拾おうとしてかがんだ時に落下しそうになって慌てて抱きしめましたが商品棚の角に頭を少し打ってしまいました。
  • 靴を履こうと上体を前に倒した時に落ちそうになりました。とてもびっくりしました。


「落下」は抱っこひも着脱時が最も危険
より深く掘り下げるために、「落下」のヒヤリハット体験547件(その他の落下6件含む)について、データを抽出して検証してみました。 実際にどのようなシーン・状況で「落下」の危険があったかというと、最も多い体験は、赤ちゃんを抱っこひもに乗せる時、降ろす時、抱き方を変更する時など、抱っこをする前後や抱き方の変更時でした。

 
■体験コメント
  • おんぶしようとしたときに横から子供が落ちかけてヒヤッとしました。
  • 車から降ろして抱っこひもに乗せるときに、抱っこひもを装着して上の隙間からからスポッと子どもを入れているのですが、上手く入らなくて落ちそうになったことはあります。
  • 初めは色んな所に赤ちゃんの足や手が引っかかることが多く滑り落ちそうになることが多くヒヤリとした。

抱っこひも使用時は「前かがみ」に注意
また、抱っこをしている状況では「前かがみに屈んだ時」が最も多い結果でした。
落し物を拾う、靴を履く、カバンを持ち上げるなど、抱っこをしていることを忘れてとっさに前かがみになったときにヒヤリハット体験をされることが多いようです。とっさの行動以外にも、家事や作業に意識が向いていて屈んでしまうという状況も多い事例でした。


■体験コメント
  • スーパーで下の奥にある商品を取ろうとしゃがんだ時に、ちょっと頭から滑り落ちそうになったが、すぐに手で受けて大丈夫でした。
  • 家事を手伝っていると赤ちゃんをおんぶしているのをつい忘れる(?)ので腰をかがめて荷物を持とうとしたとき赤ちゃんの足を慌てて持ったのを記憶しています。
  • 買い物や家事中にしゃがんだ時に落ちそうになった

4ヶ月以降の「のけ反り」や突然の動きに注意
ヒヤリハット体験の状況ごとに、赤ちゃんの月齢を調べてみました。下の表をご覧ください。


「抱っこひもの着脱時」「使用中のかがむ動作・家事」双方で4-6か月がもっともヒヤリハット体験が多い結果でした。体験コメントを読んでみると、4-6か月の赤ちゃんがよく行う「突然ののけ反り」で抱っこひもから飛び出しそうになるという事例が多かったです。

着脱持は、首すわりまえの「1-4ヶ月」の赤ちゃんの着脱も動きは少ないですが、体がまだ小さいことから抱っこひもからすり抜けてしまいそうになるというコメントも多く見られました。
逆に抱っこひもをつけた状態では、4-6か月の「のけ反り」、また「7-12ヵ月」では赤ちゃんが腕を抱っこひもから抜いたり身体を左右に揺らしたりと、赤ちゃん自体の動きが危険につながる傾向があります。特に「歩行中」では、「1-2歳」の赤ちゃんが、自分から抜け出そうとする行為により、危険な経験をしたという事例がありました。

■体験コメント
  • 背の高い夫が抱っこ紐を使用したとき、少ししゃがんだ際に、脇のところから落下。使い方というより、一瞬前かがみになったのが原因だと思われます。特に怪我もなかったですし、大丈夫だったのですが。、、、でもこれが事故というものですよね。想像できなかったので落下でした。
  • 月齢が上がるにつれて外に出たくなって体をそらしたりするのでしゃがんだ時などに頭をもつなどしないと落ちそうに感じる。
  • かがんだときに、子どもが引っくり返りそうな状況になったこと。買い物中に手を伸ばして、商品を取ろうとしたり、バスや電車の中で同じく手を伸ばしてとなりの人のバックなどをさわろうとしたこと。便利で重宝していますが、大きくなってくると動きも激しくなり、抱っこ紐から出たがるので大変です。

まとめ  安全に、上手に使えているからこそ注意喚起が必要

使用前に取扱説明書を読んでいないひとは96人(12%)いましたが、その他の約90%の方は使用前に取扱説明書を読み、DVDなどを見て練習、購入時に店頭の販売員による説明も受けています。そして、75%の方は使用後にも取扱説明書を家に保管してあります。
しかし、ヒヤリハットは、取扱説明書を読んでから数ヵ月後、またはもっと先に突然起こっています。
快適な抱っこひもが増え、長時間使って疲れないため、日常生活の中で当たり前に使用するようになりました。
時間が経つに従い使用にも慣れ、注意心が薄れてゆくからこそヒヤリハットが起こるのです。
ヒヤリハットは、上手に使用できても起こること。だからこそ継続的な注意喚起、安全啓発が必要とされます。

生まれ手すぐの赤ちゃんも、抱っこひもを使用している1年で、3倍の体重、2倍の身長に成長します。
アンケート結果は、赤ちゃんの成長に伴って落下リスクも増えてゆくことを示しています。

不幸な事故を起さないためにも、この事実を多くの抱っこひも使用者に知って頂き、安全に使って頂きたいと考えます。

 




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