「2017年度ADC賞」にてD-BROSが手がけた伝統工芸の新プロジェクト「D-BROS at GINZA SIX」がADC会員賞を受賞!
グラフィックデザイナーが考える伝統工芸の未来と継承とは?宮田識×KIGI(植原亮輔・渡邉良重)によるトークイベントも開催決定!
デザイン会社ドラフト(本社:東京渋谷区東、代表:宮田識)が手がけるプロダクトブランド「D-BROS」が制作した、伝統工芸×グラフィックデザインをテーマとした新プロジェクト「D-BROS at GINZA SIX」が、日本の広告・デザインの最高峰ともいえる「2017年度ADC賞」にてADC会員賞を受賞しました。本受賞を記念して、作品の展示とトークイベントの開催が決定しましたのでご報告いたします。
「ADC賞」は、1952年に創立された東京アートディレクターズクラブ(ADC)が主催する賞で、ポスター、新聞、雑誌、テレビコマーシャルなど多様なジャンルの作品の中から、アートディレクターを中心に構成されるADC会員75名の審査により、優れた作品が顕彰されます。今回選考の対象となったのは、2016年5月から2017年4月までに日本国内で発表された作品で、約8,000点の応募作品の中からADCグランプリ1作品、ADC賞9作品、ADC会員賞3作品、原弘賞1作品が選出されました。
今回受賞した「D-BROS at GINZA SIX」は、D-BROSが2017年4月20日にオープンしたD-BROS GINZA SIX店のために開発した新プロジェクトです。デザインの楽しさや可能性を伝えるだけでなく、日本の伝統工芸を未来へ残していきたいという思いを込め、グラフィックデザイナーの視点から制作した伝統工芸品を提案しています。
D-BROSのクリエイティブディレクター宮田識(株式会社ドラフト代表)は、本受賞に際し、「グラフィックデザイナーとして、伝統工芸の継承をどうしたらできるのか、D-BROSがGINZA SIXで挑戦した仕事です。伝統工芸で商品化できないかと、まず考えたのが『家紋』をきちんと整理することでした。この賞は活動に対して頂いたものだと思っています」と語りました。D-BROSの今後の活動にご期待ください。
>>宮田識のインタビュー「 D-BROS GINZA SIX店の新しい挑戦」をD-BROSのWEBマガジン(http://db-shop.jp/magazine/2017/06/5205)に掲載しています。併せてご覧ください。
受賞作品は、東京・中央区のギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で開催される「2017ADC展」にて展示されます。また受賞を記念して、宮田識とD-BROSのアートディレクターを務めるKIGI(植原亮輔・渡邉良重)によるトークイベント「2017ADC展ギャラリートーク」の開催が決定いたしました。
■「2017ADC展」概要
会期:2017年7月3日(月)- 25日(火)
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー (ggg) [会員作品]
〒104-0061 中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル
11:00a.m.-7:00p.m. 日曜・祝日休館 入場無料
■「2017ADC展ギャラリートーク」概要
日時:7月19日(水)18:30-20:00
出演:宮田識+植原亮輔+渡邉良重
会場:DNP銀座ビル3F
入場無料 要予約 先着70名
参加方法:7月7日(金)11:00よりギンザ・グラフィック・ギャラリーのHP(http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/)にて予約受付開始
<トークイベント出演者プロフィール>
宮田識(みやた さとる)
株式会社ドラフト代表。1970年、日本デザインセンターを退社後、フリーランサーを経て1978年に宮田識デザイン事務所(現・株式会社ドラフト)を設立。「PRGR」「モスバーガー」「LACOSTE」「日本鉱業」「キリン一番搾り」「BREITLING」「麒麟淡麗<生>」「ウンナナクール」「世界のKitchenから」「キリン 生茶」などのブランディングを手がける。1995年に社内にプロダクトブランド「D-BROS」を発足させ、プロダクトデザインの開発・販売を開始。2002年、2009年に銀座gggでドラフト展を開催。同時に『デザインするな』を刊行(著者は藤崎圭一郎氏)。2017年に『DRAFT 宮田識 仕事の流儀』を日経BP社より刊行。「東京藝術大学客員教授、京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab 所長。東京アートディレクターズクラブ会員。
植原亮輔(うえはら りょうすけ)
KIGI Co.,Ltd.代表。1972年北海道生まれ。多摩美術大学デザイン学科(テキスタイル)卒業。DRAFT Co.,Ltd.を経て、1999年より協働で仕事をしてきた渡邉良重とともに2012年KIGIを設立。主な仕事にPASS THE BATONやシアタープロダクツなどのアートディレクション、D-BROSのブランドディレクション・商品開発など。また滋賀県の伝統工芸の職人達とプロダクトブランドKIKOFを立上げたり、作品制作をして展覧会を開催するなど、クリエイションの新しいあり方を探し、活動している。東京・白金でオリジナルショップ&ギャラリーOUR FAVOURITE SHOPを運営。東京ADCグランプリ、第十一回亀倉雄策賞、JAGDA賞、TDC賞、NYADC・GOLD、ONE SHOW DESIGN・GOLD等受賞。2016年7月、宇都宮美術館でこれまでの集大成となるKIGIの展覧会を開催予定。
渡邊良重(わたなべ よしえ)
1961年山口県生まれ。山口大学卒業。DRAFT を経て、1999年より恊働で仕事をしてきた植原亮輔とともに2012年にKIGIを設立。グラフィックデザインのみならず、D-BROSのディレクターを発足時から現在まで務める。また「ほぼ日」とファッションブランドのCACUMAを、滋賀県の伝統工芸職人たちとプロダクトブランドのKIKOFを立ち上げるほか、デザインワークの流れの中で創作を続け、展覧会を開催し作品を発表している。2015年東京・白金にショップ&ギャラリーOUR FAVOURITE SHOPをオープン。絵本『BROOCH』『UN DEUX』『ジャーニー』『ぬりえの赤ずきん、くるみ割り人形、不思議の国のアリス』及び作品集『キギ/KIGI』『KIGI_M』をリトルモアより刊行。東京ADCグランプリ、第19回亀倉雄策賞、D&AD金賞、ONE SHOW DESIGN金賞、NY ADC金賞等受賞。
<受賞作品>
「D-BROS at GINZA SIX」
D-BROS GINZA SIX店におけるロゴ、パッケージ、ポスター、ジェネラル、環境、CI(※画像は一部です)
「D-BROS at GINZA SIX」制作スタッフ一覧
クリエーティブディレクター:宮田識(株式会社ドラフト)
アートディレクター:植原亮輔(株式会社KIGI)
アートディレクター:渡邊良重(株式会社KIGI)
デザイナー:福澤卓馬(株式会社ドラフト)
デザイナー:飯田郁(株式会社ドラフト)
デザイナー:岩永和也(株式会社ドラフト)
デザイナー:遠藤知里(株式会社ドラフト)
デザイナー:長田紘佳(株式会社ドラフト)
店舗名:D-BROS
住所:東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX4F
電話:03-6263-9958
営業時間:10:30〜20:30
ホームページ:http://db-shop.jp/ginza/
広告デザインを手がける株式会社ドラフトが 1995年に設立したプロダクトブランド。「デザインは楽しい」をテーマにグラフィックデザイナーならではのユニークなアイデアやグラフィックデザインを活かしたものづくりを展開しています。ステーショナリー、時計、カップ&ソーサー、フラワーベースなど数々の商品を発表し、国内外のセレクトショップやミュージアムショップで販売されています。http://www.d-bros.jp
<株式会社ドラフトについて>
宮田識が代表を務めるデザイン会社。多数のデザイナーが所属し、グラフィックデザインや広告宣伝をベースに、商品・企業のブランド開発、店舗開発、パッケージ、SPツール、カタログ等、多方面にわたりデザインを行っています。http://draft.jp
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