海外アワード受賞ディレクターがプロデュース、埼玉県横瀬町の中学生が地域を舞台に企画・撮影した映像作品と特設Webサイトを公開

地域とのつながりを意識した3つのストーリーをあわせたショートムービーを制作

株式会社イグジットフィルム

埼玉県横瀬町内の中学2・3年生が中心となって地域を舞台に制作したショートムービーと、特設Webサイト『CLASS for CREATING MYSELF』を公開いたしました。

制作全体のプロデュースはEXIT FILM inc. (株式会社イグジットフィルム 代表 田村祥宏)、特設Webサイトの制作は AID-DCC Inc.(株式会社エイド・ディーシーシー 代表 富永幸宏)が担当しました。

本作は、2017年4月から株式会社イグジットフィルムを中心とした都内のクリエイターや企業人が展開してきた教育プログラム「横瀬クリエイティビティー・クラス」(https://creativity-class.xyz/) の集大成として制作されました。

特設Webサイトには、制作した生徒の紹介、制作工程、撮影ロケーション、生徒たちが実際に書き上げた脚本が掲載されています。

▽ CLASS for CREATING MYSELF
ショートムービー:https://youtu.be/JFmob4yoR3A
特設Webサイト:https://c4cm.creativity-class.xyz/

【 CLASS for CREATING MYSELF 概要 】

 

 

『CLASS for CREATING MYSELF』は、教育プログラム「横瀬クリエイティビティー・クラス」(https://creativity-class.xyz/、詳細は後述) の成果物として埼玉県横瀬町の中学生が中心となって制作・撮影を行った映像作品です。 

 

本作及び「横瀬クリエイティビティー・クラス」全体をプロデュースした EXIT FILM inc. の映像ディレクター田村祥宏は、オランダのクリエイティブ教育やデンマークの市民教育の事例を参考に、ストーリーテリング・チームビルディング・キャリアに対する主体性など、中学生が現代社会で必須となる様々なスキルを習得できる制作工程を目指しました。



【 CLASS for CREATING MYSELF 詳細 】

昨年秋に5週にわたって行われた映像制作には計24名が参加し、10数名の中学生を中心にプロット/脚本/絵コンテ制作、撮影が行われました。映像中の3つのストーリーの脚本・制作チーム・撮影ロケーションは、AID-DCC Inc. 制作の特設Webサイトで紹介しています。

 

Webサイトページ見本Webサイトページ見本


<制作1週目 : プロット制作>


「また帰ってきたくなる、を後押しする」というコンセプトで教育プログラム「横瀬クリエイティビティー・クラス」のキックオフイベントとして町内で開催されたクリエイティブソンの文脈をうけ、プログラム全体の成果物となる映像作品も「いつかこの頃を振り返った時に、町を愛しく思える作品に」というテーマで中学生たちは制作にあたりました。
 

アイデア出しの様子アイデア出しの様子


巨大な町の地図を広げて参加者全員で横瀬にまつわるキーワードをブレインストーミングしたり、創発のさまざまな仕掛けを使いながら物語のアイデアを出し、それらをもとに参加した中学生一人一人が独自の物語のプロットを作りました。

 

クリエイターも交じってプロットづくりクリエイターも交じってプロットづくり


<制作2週目 : 脚本・絵コンテ制作>

続く週では、映像ディレクターの指導のもと、中学生たちは脚本術の基本を学びながら、前回制作したプロットに基づいて脚本制作と絵コンテ制作を行いました。自らの想像力が問われるだけでなく、どのような映像描写を使えば視聴者に的確に物語が伝わるかを考えさせられる、難易度の高いストーリーテリングの作業に取り組みました。
この時に生徒たちが制作した脚本のひとつひとつは、撮影をしなかった作品も含めてWebサイトに掲載されています。

 

撮影された作品の他に7つの脚本を掲載しています撮影された作品の他に7つの脚本を掲載しています


<制作3〜5週目: 撮影>


残りの3週で、生徒たちが書いた脚本の中から3つを選び、撮影を行いました。作品ごとに撮影チームを作り、監督・カメラマン・制作・キャストなど映像制作に関わる全ての業務を中学生たちが自ら務めました。

 

監督・カメラマン・カメラアシスタント・キャストのすべてを生徒たちが務めました監督・カメラマン・カメラアシスタント・キャストのすべてを生徒たちが務めました

カメラ機材操作などの技術面の学びに刺激をうけ、制作を通じて映像や写真に関わる具体的なキャリアビジョンを持ち始める生徒もカメラ機材操作などの技術面の学びに刺激をうけ、制作を通じて映像や写真に関わる具体的なキャリアビジョンを持ち始める生徒も


撮影した映像はアーティスト Seatide の楽曲とあわさり、5分弱のミュージックビデオとして完成しました。



【 横瀬クリエイティビティー・クラスについて 】

クリエイターや企業人総勢30名も参加クリエイターや企業人総勢30名も参加

『CLASS for CREATING MYSELF』は、EXIT FILM inc.代表取締役の田村祥宏の声掛けにより集まった都内のトップクリエイターが昨年展開した「横瀬クリエイティビティー・クラス」の集大成として行われました。「横瀬クリエイティビティー・クラス」とは、埼玉県横瀬町を舞台に「垣根を越えた社会全体の教育参画」の実証実験として行われた教育プログラムです。発起人の田村祥宏は、オランダ・デンマークのクリエイティブ教育や市民教育の事例から得た着想をもとに、クリエイティブを介して中学生が実社会で役立つ多様なスキルや姿勢を身につけることを目的としたプログラムを構想し、賛同したクリエイターや企業人の総勢30名と共に展開しました。


「横瀬クリエイティビティー・クラス」は、2017年4月から下記の4つを柱に展開されました。

 

①横瀬町の町民とクリエイターが一堂に会し、課題解決を目指すクリエイティブソン

一堂に会したクリエイティブソン一堂に会したクリエイティブソン

 

②アートディレクター・イラストレーター・プログラマーなど、多様なクリエイター14名による、キャリア形成や専門技術の基礎が学べる中学生を対象としたキャリア教育授業

イラストレーターによるキャリア講義イラストレーターによるキャリア講義

 

Webライターによるキャリア講義Webライターによるキャリア講義


③中学生の都内のクリエイティブプロダクション訪問

企業訪問の様子企業訪問の様子

 

企業訪問の様子企業訪問の様子


④映像を用いた表現力やチームビルディングの力を培うアウトプット制作

撮影チーム撮影チーム

 

キャストも生徒たちが務めましたキャストも生徒たちが務めました

 

上記のアウトプット制作の成果物及び教育プログラムの集大成として、この度映像作品と特設Webサイト『CLASS for CREATING MYSELF』を公開いたしました。

 

本教育プログラムを通じて、参加した中学生たちの様々なスキルやキャリアに対する主体的な姿勢の獲得につながっただけでなく、「日本一挑戦する町」として横瀬町の認知が高まっているほか、地域住民主体の後続のプログラムが始まるなど、新たな町づくりの流れが生まれています。 



【制作】

 

-CLASS for CREATING MYSELF-

PRODUCER / EDITOR
Yasuhiro Tamura / 田村祥宏(EXIT FILM inc.)


LOCAL PRODUCTION COORDINATOR
Chiharu Arai / 新井千春(SHINKA Co., Ltd.)
Masanobu Tabata / 田端将伸

PRODUCTION ASSISTANT
Hideki Nishizawa / 西澤英樹(EXIT FILM inc.)
Saya Terai / 寺井彩(EXIT FILM inc.)

STAFF ASSISTANT
Aruno Higuchi / 樋口あるの(AID-DCC Inc.)



-STORIES-

“Water Guns / 水鉄砲”

DIRECTOR
CINEMATOGRAPHER
CAMERA ASSISTANT
CAST

横瀬中学校生徒

--

“A Memory of Summer / 夏の思い出”

DIRECTOR
CINEMATOGRAPHER
CAMERA ASSISTANT
CAST

横瀬中学校生徒

--

“Subcul-Queen / サブカル・クイーン”

DIRECTOR
CINEMATOGRAPHER
CAMERA ASSISTANT
CAST

横瀬中学校生徒


-WEBSITE-
Information Architecture / Art director / Interactive director / Designer / Markup engineer
Shogo Tabuchi / 田渕将吾 (AID-DCC Inc.)
 

Technical Director / Front-end developer
Kazuki Sako / 佐光一輝 (AID-DCC Inc.)

Front-end developer
Keita Yamada / 山田啓太 (AID-DCC Inc.)

Movie Editor
Hideki Nishizawa / 西澤英樹 (EXIT FILM inc.)


Photographer
Shintaro Nakamura / なかむらしんたろう (SCHEMA, Inc.)

Copywriter
Saya Terai / 寺井彩 (EXIT FILM inc.)
 

 

-SONG-
“Setsuna"
Composed by
Nao Kakimoto / カキモトナオ([.que] / Seatide)


【本案件に関するお問い合わせ先】

<プロジェクト全体に関するお問い合わせ>
■EXIT FILM inc. 
EXIT FILM inc.は映像を専門に、課題当事者の想いやビジョンのストーリー化を得意とする、ビジュアルストーリーテリングのプロフェッショナルです。クライアントや課題当事者と協働する関係性を構築しながら、企画・撮影・編集まで一貫して行い、所属クリエイターの作家性を活かしたクリエイティブコンテンツを制作しています。大手企業から自治体まで幅広いセクターにクライアントを抱え、映像を起点とした地域活性化・教育プログラムなど、メディア領域をこえたコンテンツデザインも手がけ、主体的に課題に取り組んでいます。

EXIT FILM inc.(株式会社イグジットフィルム)

担当:寺井
〒101-0046 東京都千代田区神田多町2-9-12-2F
Website : http://exitfilm.jp
電話: 03-6262-9970
MAIL : info@exitfilm.jp



<Webサイトに関するお問い合わせ>
■AID-DCC Inc.
東京・大阪に拠点を置き、テクノロジーを軸としたプランニングとデザインを武器に、形に捉われないクリエイティブを幅広く企画・制作しています。
2000 年創業以来、ウェブを中心とする広告プロモーションの企画・制作を行ってきましたが、近年では特にテクノロジーとデザインの融合によるブランド体験のご提案を得意としています。国内外の栄えある賞を多数受賞。
業界団体「インタラクティブ・コミュニケーション・エキスパーツ(I.C.E)」の理事会員でもあります。

AID-DCC Inc. (株式会社エイド・ディーシーシー)
担当:樋口(東京オフィス)

〒156-0042 東京都世田谷区羽根木 1-19-19 羽根木 IGH C01
Website: https://www.aid-dcc.com/
電話:03-6304-7662
MAIL:pr@aid-dcc.com


<横瀬町・横瀬中学校に関するお問い合わせ>
■横瀬町役場 まち経営課
担当:田端
〒368-0072 埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬4545
Website : https://yokolab.jp/
電話: 0494-25-0112
MAIL : machikei@town.yokoze.saitama.jp

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会社概要

株式会社イグジットフィルム

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URL
http://exitfilm.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区神田多町2-9-12 至徳堂ビル2F
電話番号
03-6262-9970
代表者名
田村祥宏
上場
未上場
資本金
400万円
設立
2014年08月