アフリカにも布マスクを!NPO法人アラジが、貧困層約2万人に配布
アフリカ大陸にも新型コロナウイルスは上陸している。世界最貧国、西アフリカのシエラレオネ共和国において、NPO法人アラジが貧困層約2万人に対し布マスク配布を実施している
新型コロナウイルスの脅威は医療体制が脆弱なアフリカ大陸にも上陸し、猛威を振るっている。NPO法人アラジは、世界最貧国シエラレオネ共和国において、あと1万名への布マスクの配布を実施する予定だ。

新型コロナウイルスの脅威は医療体制が脆弱なアフリカ大陸にも上陸し、猛威を振るっている。
2014年から、西アフリカシエラレオネ共和国で人々に教育や雇用支援を行ってきたNPO法人アラジ(https://alazi.org)は、新型コロナウイルス感染予防のため、同国の農村部ケネマ県において、簡易手洗い場の設置や布マスクの配布支援などを実施。正しい感染症予防やソーシャルディスタンスについても啓発活動を行っている。

「ケネマ県の人口は60万人ですが、隔離病棟は50床しかなく、人口呼吸器は一つもありません。感染爆発が起こる前に、なんとか十分な予防物資支援を行い、感染を食い止めたい」
と、NPO法人アラジ代表理事の下里夢美。
NPO法人アラジは、2020年7月末までに、ケネマ県の5つの地区の対象地域10万人に対して、簡易手洗い場320個、固形石鹸6,000個、布マスク2万枚の配布完了を目指し、日本で資金を集めている。(クラウドファンディング:『世界最貧国シエラレオネ、あと1万人に布マスクを届けたい!』(https://readyfor.jp/projects/sierraleonemaskproject))

シエラレオネ共和国においては、1991年まで政府と反政府軍(革命統一戦線RUF)との間でダイヤモンド資源を巡る複雑な内戦が勃発、2002年に終結した。その後、2016年には、リベリア・ギニア・シエラレオネの三か国で発生したエボラ出血熱の影響で、最も多い約4,000名の死者を出したばかりであり、現在も厳しい経済状況が続いている。
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