ハヤト・インフォメーション、BLEを利用した新感覚の室内位置情報ソリューション「どこね」をリリース
室内での「人」や「モノ」の位置情報を簡単・高精度に可視化 — 病院、製造現場など、GPSが届かない環境での業務効率化と安全管理をサポート —
株式会社ハヤト・インフォメーション(本社:東京都新宿区四谷三栄町12-5、代表取締役社長:本間 隆、以下ハヤト・インフォメーション)は、Bluetooth Low Energy(BLE)技術を活用し、室内での人や物のリアルタイムな位置情報を可視化する新ソリューション「どこね」を、本日より提供開始いたします。
1. リリース背景:室内位置情報把握の課題
GPSが届かない病院内や工場などの屋内環境において、医療機器や資材の所在確認、スタッフの配置状況把握、緊急時の安否確認などは、業務効率と安全管理の観点から重要な課題となっています。従来の屋内位置情報システムは、大がかりな工事や複雑なネットワーク構築が必要となるケースが多く、導入コストと手間が障壁となっていました。
2. 新ソリューション「どこね」の概要と特長
「どこね」は、この課題を解決するために開発された、**「簡単設置」と「リアルタイム通知」**を両立させた室内位置情報可視化ソリューションです。
【「どこね」の主な特長】
① GPS不要、高精度な室内位置情報を可視化
BLEビーコンと中継ノード(レシーバー)を活用することで、GPSの届かない場所でも、人(スタッフ、患者様など)や物(医療機器、資材など)の正確な所在をリアルタイムで把握できます。直感的なフロア計画画面上で、現在の位置が一目で確認可能です。
② 設置が極めて簡単。既設WiFiは不要
中継ノード間の通信にLPWA(Low Power Wide Area)の通信規格であるLoRaプロトコルを採用しているため、大がかりな配線工事や既設のWi-Fiネットワークは必要ありません。各部屋の電源とインターネット接続環境が一つあれば設置が完了します。導入にかかる時間とコストを大幅に削減し、運用開始までのリードタイムを短縮します。
③ 部屋の出入りや異常を即時LINE/メールでアラート通知
「部屋に入りました」「部屋から出ました」といったエリアの移動や、「ボタンが押されました(呼出し)」「バッテリー低下」などの異常を検知した際に、管理者へLINEやメールで即時に通知します。これにより、スタッフの急変対応、徘徊検知、作業の停滞などをリアルタイムで把握し、迅速なアクションを可能にします。
3. 活用シーン(「どこね」が活躍する場所)
「どこね」は、多岐にわたる場所での業務効率化と安全管理に貢献します。
活用シーン、具体的な活用例
病院・介護施設
緊急時のスタッフの居場所把握、医療機器や車椅子の所在管理、
患者様のナースコール対応状況の把握。
製造現場・倉庫
作業の停滞している場所の特定とスタッフ配置、機材やフォークリフトの位置把握、
資材の出荷見込み時期の管理。
4. 今後の展望
今後は、警告灯連動、デジタルサイネージ連動といったオプション機能の拡充を進め、お客様の多様なニーズに合わせたカスタマイズを可能にし、さらなる利便性向上を目指してまいります。




【株式会社ハヤト・インフォメーションについて】 株式会社ハヤト・インフォメーションは、システムインテグレーションや情報技術に関するコンサルティングサービスを提供しています。
【本件に関するお問い合わせ先】 株式会社ハヤト・インフォメーション マーケティンググループ 担当:大坂 泰弘 E-mail:cs@hayato.info TEL:03-5925-8088
ソリューション紹介ページ: https://www.hayato.info/docone/index.htm
以上
2025年9月26日
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