価値観ベースのマッチングを実現!人材サービス、婚活サービス向けにひとの価値観を定量的に評価するシステム「価値観ファインダー」を開発
ひとの表情から93%以上の精度で感情を認識し、複数人認識時には共感度を計測するAI、「Emoreader(特許出願中)以下:エモリーダー」を開発する株式会社エモスタ(代表取締役:小川修平/本社:東京都中央区、以下エモスタ)はひとの価値観を定量的に評価するシステム、「価値観ファインダー」を開発いたしました。
これまでも、価値観の重要さは人口に膾炙されており「価値観にあうひとと会いたい」「価値観にあう会社で働きたい」といったニーズが存在します。また、価値観の重要さは学術的にもサポートされており、臨床心理学(※1)においても行動変革や精神衛生向上における価値観の重要性が多くの研究で示唆されています。
しかしながら、価値観をこれまで定量的に評価するすべがなかったため、あくまで経験の長い臨床心理士やエージェントによって定性的な情報として活用されるにとどまっておりました。
このような状況を踏まえ、エモスタは心理学の専門性と感情計測技術の知見を組み合わせ、価値観を定量的に評価し誰でも活かせる情報として活用できるシステム「価値観ファインダー」を開発しました。
「価値観ファインダー」は、ユーザーに価値観を表す言葉の重要度を評価させると同時にそれを選んだ際の挙動や表情の変化を記録することで、ユーザーの価値観の言語化を促し、かつ客観的・定量的にその重み付けを評価するシステムです。独自のアルゴリズムで重みづけされた価値観評価は、普段ユーザーが意識しない自分自身の理解・発見につながり、納得感の高い選択や行動ができる可能性を高めます。
さらに「価値観ファインダー」のデータと既存のデータベースを組み合わせることにより、価値観の計測を入り口として、価値観が合う人や会社、コンテンツのリコメンドが可能となる可能性があります。
上記にも例示したように、価値観ベースでのマッチングについてニーズがすでに存在する人材サービスや婚活サービスでの活用を想定しておりますが、そのほかにもメンタルヘルス改善、マーケティングリサーチなどにおいても有用性が認められ、幅広い分野での活用が期待されます。
※1 臨床心理学の理論であるAcceptance Commitment Therapy(ACT)では、価値観の言語化および、それに伴う行動を増やすことによる精神衛生の改善、パフォーマンスの向上が図られると考えられており、実際多くの研究でACTの理論に沿った結果が証明されております。ACTの考え方に基づく価値観カードの詳細についてはこちらをご参照ください:https://emosta.com/ja/value-card/
株式会社エモスタについて
2017年創業、臨床心理士でもあるアレクサンダー・クリーグ氏が自身のカウンセリングの質をあげることを目指して「エモリーダー」を開発。義兄で現CEOの小川修平がプロジェクトに加わりプロダクト化。複数人同時計測と共感度計測をすることでコミュニケーションにおける深いインサイトに迫ることを可能とした。同ソフトウェアの開発のほか、感情データの統計解析を用いたコンサルティング、感情データを活用したサービス、心理学コンテンツの開発を通じて、人々が自分の価値観に沿った人生を歩む支援を行う。www.emosta.com
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像