「移住」と「狩猟」、近年ブームに沸く2つの実態に迫る! 『ひとり気ままな狩猟生活―東京のデザイナー、長野で猟師になる―』刊行(電子書籍 Kindle/350円)

“脱東京”を果たし、突如、長野で狩猟をはじめた著者。移住の現実、人生で初めて鉄砲を撃ち獲物を仕留めたときのリアルな心理描写などが満載の本書は、「移住」と「狩猟」に興味のある方は必読の一冊。

株式会社代官山ブックス(東京都渋谷区、代表取締役:廣田喜昭)は、2018年11月15日に電子書籍オリジナルコンテンツ第2弾として、『ひとり気ままな狩猟生活―東京のデザイナー、長野で猟師になる―』(川端俊弘 著)を刊行しました。


『ひとり気ままな狩猟生活
 ―東京のデザイナー、長野で猟師になる―』

 川端俊弘 著/350円(税込)


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  • 本書の魅力は「3つ」!

① ブームに沸く「移住」と「狩猟」の実態がわかる!

認定NPO法人「ふるさと回帰支援センター」が発表した「2017年移住希望地域ランキング」(※1)を見ると、近年は移住に対する注目度が高まっていて、特に「20から30代を中心に移住希望者が増加している」ことがわかります。UターンやIターンという言葉が定着したことからも、移住が以前よりも身近なものになっていると言えます。

また、狩猟の世界にも変化が現れています。女性ハンターを指す「狩りガール」という言葉が生まれ、狩猟に興味をもつ女性が増えた影響か、日本農業新聞(※2)によると、2017年度の大日本猟友会の会員数は前年度プラス528人の10万5,786人と増加傾向にあります(会員増は2年ぶり、最近40年で2回目)。

つまり、現在、「移住」と「狩猟」はブームの状態にある、と言ってよいでしょう。

11/15刊行の電子書籍『ひとり気ままな狩猟生活―東京のデザイナー、長野で猟師になる―』の著者は、東京から長野へ「移住」して、長野で「狩猟」をはじめた人物です。本書には、移住から狩猟をはじめて現在に至るまでの過程が書かれているので、近年ブームに沸く「移住と狩猟の実態」を垣間見ることができます

 

狩猟をする山を散策する著者狩猟をする山を散策する著者

② 東京で「普通に働いていた人」が「猟師」に変わるリアルな過程が面白い!


初めて鉄砲を撃った日、初めて獲物の命を自分で奪った日、初めて自分の手で解体して食べた日――。

猟師の家系に育ったわけではなく、それまで東京で普通に働いていた著者にとって、「猟師」の仕事は全てが新鮮で、初めてのことばかりでした。

自分の撃った弾が当たり、目の前で死んでいく生き物を見て、著者は何を思ったのか? とてもリアルな心の動きが描かれています。

 

著者が仕留めた鹿の肉著者が仕留めた鹿の肉

③ 著者がハマっている、1人で行う「単独猟」の魅力が満載!

著者は狩猟をはじめた初期は、知人の猟師のチームに参加して複数人による「集団猟」を行っていましたが、心理的な変化から、1人で行う「単独猟」へと移行していきます。

はじめてみたところ、単独猟の世界にどっぷりとハマっていく著者。自分で好きな道を選ぶことができる、休みたいときに休むことができる、コーヒーを飲みたいときに沸かして飲むことができる、猟装も人の目を気にせずルールの中で楽しむことができる、仕事と家庭と狩猟をよいバランスで行うことができる……。

著者にとっては良いことばかりだったという「単独猟の魅力」を存分に語ります。

※1
http://www.furusatokaiki.net/wp/wp-content/uploads/2018/02/db6c900774985e6ae7e38177bfc27ccf.pdf

※2
https://www.agrinews.co.jp/p44368.html


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  • 本書「はじめに」より

はじめに

 一九八一年、僕は福岡県北九州地方に生まれた。家のまわりは遊ぶ場所に困らないほどの自然に囲まれていたが、僕は外で遊ぶよりも家でゲームをしている時間のほうがずっと長い子どもだった。

 小学生の頃、「外で遊ぼう」としつこく誘ってくる友達のクニオ君に「俺はドラクエ5がやりたいんよ! 黙って隣で見ちょって!」と、ブチ切れたことがあった。今思い返すと、とんでもない奴だ。まぁ、その頃はとにかく外で汗をかくことが嫌いだったのだ。

 虫も嫌いだった。虫が嫌いなのは、なんとなくそのほうが上品なキャラが立って女子にモテると思ったからだ。小学生のくせに女子の目を意識するとは、我ながらちょっとどうかと思う。

 そういえばジャージも着ない子どもだった。ジャージを着てドッジボールをする友達を「ダセえ服着ちょんなあ」と内心笑い、僕はジーパンかチノパンを履いていた。お気に入りのチノパンの膝が破けたのがなんだかかっこよくてそのまま履いていたら、ある日おばあちゃんにアップリケをつけられて泣いた記憶がある。そうそう、髪の毛にもこだわりがあって……。

 と、話を続けていると終わらなくなってしまうが、要するに僕は、山や川で遊ばない、「小太りの中二病少年」だったのだ。

 見た目ばかりを気にするインドア派の少年はそのまま歳を重ね、地元の高校に入学、そして卒業をした。大学の進学先を決める際に、父から「日本の中心を一度見てこい」と言われ、その言葉のままに東京の大学へ進学。

 入学後は何の気の迷いか馬術部に入ってしまい、日本の中心「東京」を見に行ったはずが、一年中、厩舎のある「神奈川の田舎」で馬の世話をすることになった。そこで現在の奥様と出会った。当時僕は馬術部の別の美人と交際していたが、後輩だった奥様の吸血鬼みたいな肌の白さとモデルのような顔立ち、そして野良猫のような警戒心があるのに変な部分で抜けているところに惚れてしまったのだ。

 知り合った当初、奥様は僕と全く話をしてくれなかった。一年かけてやっと少し話をするぐらいにしかなれないほどの極度の人見知りの人だったが、奥様の扉を何とかこじ開け、交際に至った。その結果、二股のような感じになり、僕は「二股最低キザクソ男」として女子部員たちにひどく嫌われてしまったことも、今となってはいい思い出である。

 白い目で見られ続ける数年間を過ごした僕も、晴れて社会人になった。昔からの夢だった出版業界へ就職することができたため有頂天になっていた。希望した編集部ではなくシステム部門だったが、池袋のデザイナーズマンションに住み、休日は乗馬やデートを楽しみ、仕事も順調。それなりに満ち足りた生活だった。

 そんな日々が、あることがきっかけで全て崩れ去ってしまった。

 その後の詳細は本文に譲るが、簡単に書くと、僕は出版社を辞め、なぜかブックデザイナーになり、さらに長野県上田市に移住。そして、狩猟免許を取得して、散弾銃で獲物を狙うプロの猟師になった(僕の言うプロとは専業ではなく免許取得者のこと。だから僕は正確には「ブックデザイナー 兼 猟師」)。我ながら波乱万丈の人生である。

 なぜ、こんなことになったのだろうか? それを振り返るとともに、僕が今ハマッている、ひとり気ままに狩猟をする「単独猟」の魅力について存分に語っていきたい。

二〇一八年十一月 川端俊弘
 
  • 目 次

はじめに

1 東京のデザイナー、長野で猟師になる
 1・1 東京でデザイナーとして働く日々
 1・2 大地震と大雪
 1・3 長野県上田市に移住する
 1・4 阿部寛に似た猟師

2 素人、初めて狩猟に同行する
 2・1 見習い猟師としてチーム猟に参加
 2・2 里山はダンジョンだった
 2・3 孤独な冒険者、すぐに遭難する
 2・4 鹿一頭をもらう
 2・5 生きた鹿にもう一度会いたい

3 魅惑的な「単独猟」の世界
 3・1 初めて鉄砲を撃って仕留めた獲物
 3・2 自分ルールを貫きたい
 3・3 たった一人の冒険。単独猟デビュー
 3・4 首なし死体に思うこと
 3・5 獲物を撃つ覚悟が足りない
 3・6 一人で解体し、泣いた日

4 狩猟で獲った肉をおいしくいただく
 4・1 素人ジビエの楽しみ方
 4・2 冒険狩猟を楽しむ
 4・3 風呂場が肉でいっぱいに
 4・4 鹿の脚をかじる猫
 4・5 鹿を担いで家出した話

5 猟をするということ、僕から息子と娘に伝えたいこと
 5・1 狩猟のはじめ方
 5・2 あの目が怖い
 5・3 僕から息子と娘に伝えたい「命の授業」
 5・4 いつか家族で狩猟を楽しみたい

巻末コラム
 1 狩猟免許を取ろう
 2 危険人物ばかりの話
 3 精神疾患診断書を何度も出した話
 4 猟師はプロになってからがスタート
 5 デザイナー、「猟装」にこだわる

おわりに
 
  • 著者紹介
 


川端俊弘(かわばた としひろ)

 一九八一年生まれ。二児の父。出版社勤務を経て一からデザインの勉強をし、デザイン事務所 WOOD HOUSE DESIGN を立ち上げる。二〇一二年に長野県へ移住し、地方だからこそできる一生モノの趣味を求めて狩猟免許を取得。デザイン事務所を里山のふもとへ移転。二〇一八年中を目標に、狩猟採集やグリーン・ツーリズム活動を行うアウトドア団体「山学ギルド」を結成予定。
 
  • 電子書籍概要

タイトル:ひとり気ままな狩猟生活
     ―東京のデザイナー、長野で猟師になる―
著  者:川端俊弘
版  元:代官山ブックス
形  式:電子書籍(kindle)
刊 行 日:2018年11月15日
価  格:350円(税込)
 
  • 出版元

株式会社代官山ブックス
代表取締役 廣田喜昭

東京都渋谷区幡ヶ谷3-39-12 渋谷ウェストビル1階

ポリシーは「感覚と体験を伝える」

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株式会社代官山ブックス
hirota@daikanyamabooks.com
 
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