世界初のWindows用重ね書きメモアプリ「AxelaNote」β版を6月14日よりリリース
PC画面上に表示されている文書作成・閲覧ソフトの「上で」「半透明で」動く、重ね書きメモアプリです。
株式会社TransRecog(本社:東京都港区、代表取締役:小林 敬明、以下TransRecog)は、Windowsアプリ「AxelaNote」のβ版を、2018年6月14日よりリリースいたしました。AxelaNoteは第113回かわさき起業家オーディション(川崎市)にて、かわさき起業家賞を受賞しております。
▼AxelaNote製品紹介 https://www.transrecog.com/axelanote/
▼ダウンロードページ 同上
以下は紹介動画です(1分13秒)。
■AxelaNoteの特徴
AxelaNoteを使うと、Acrobat Reader DCで表示した文書上に、キーボード、ペン、マウスなどで自由に書き込みができるようになります。
文書の表示が絶対に崩れず、文書を一切変更せずメモが書けます。メモは文書と別ファイルで保存できます。しかも純正ソフトを一切改造しない、世界初の製品です(特許出願中)。
文書が書き込み禁止でも、印刷禁止でも、注釈禁止でもメモが書けます。さらにPDF化できます。
使い方は簡単。Acrobat Reader DCで文書を表示して、AxelaNoteを起動するだけです。
■AxelaNoteの主な効果
◇生産性向上を実現
紙出力がなくなるので、生産性向上とリモートワークが実現できます。
◇情報漏えい、紙資源の無駄遣いを防止
個人情報漏えいの47%は紙媒体から発生しています。
◇IT業界、出版業界に嬉しいプレーンテキストへの書き込みが可能
プレーンテキスト形式※のソースコードにコメントを書けます。(※バージョン1以降にて対応)。
◇効率的な学習を実現
文書とメモが分離できるため、講義や研修のノート取りに利用できます。
◇改ざん抑止を実現
改ざんと疑われるような加筆・修正を、文書そのものとは別で管理可能です。
■背景
オフィスや教育現場のIT化は進んでいますが、生産性向上に効果のあるペーパレス化はいまだ発展途上にあります。調査(*1)によると紙への印刷理由の第一位は「紙で提出・保管・配布する規定があるから」でしたが、規定は法律や社外が絡むため簡単には変えられません。また、移行の手間を考えると既存の電子データや書式も変えられません。一方別の研究(*2)によると、文書を効果的に分析・理解・校正するためにはメモを書き込むことが必須であり、しかもそれはオリジナル文書と区別がつく必要であるが、文書そのものに書き込むことは一般的に嫌われることがわかっています。
そこでこれらの、既存の環境をできる限りそのままにするという前提条件と、書き込みに期待する要件を満たせば、ペーパレス化の促進に貢献できると考え、重ね書きメモアプリケーションを開発いたしました。
■今後の展開
順次、Webブラウザ、テキストエディタ(ソフト未定)、Word、PowerPoint、画像閲覧ソフトとの連動に対応いたします。
■AxelaNoteについて
アプリ名:AxelaNote
価格:全機能無料(期間限定)
対応OS: Windows7/8.1/10(32bit/64bit)
対応連動ソフト: Acrobat Reader DC(2018.011.20040で動作確認済み)
入力デバイス:キーボード、マウス、画面入力(但しタブレットはWindows7未対応)
URL:https://www.transrecog.com/axelanote/
■会社概要
商号: 株式会社TransRecog(首都大学東京発ベンチャー)
代表者 : 代表取締役CEO 小林 敬明
所在地: 〒105-0004 東京都港区新橋5-23-1
設立: 2017年11月
事業内容: ソフトウェアの製造・販売
資本金: 500万円
URL: https://www.transrecog.com/
(出典)
*1 柴田 博仁:ペーパーレスオフィスはなぜ来ないのか?紙はどこで使われるのか?, 日本画像学会論文誌, Vol 56, No.5, pp.537-544 (2017).
*2 Abigail J.Sellen, Richard H.R.Harper:ペーパーレスオフィスの神話―なぜオフィスは紙であふれているのか?, 創成社 (2007).
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