関西の学生を対象としたスタートアップコミュニティを新規設立
〜第一回コミュニティイベントを実施! 第二回開催は5月13日(土)に決定〜
2023年4月20日、株式会社京都銀行(頭取 土井 伸宏)、栖峰投資ワークス株式会社(社長 関 兵馬)、一般社団法人京都知恵産業創造の森(理事長 塚本 能交)は、スタートアップに興味を持つ関西拠点の学生のための「共闘Startup Community(スタートアップコミュニティ)」を設立し、4月22日に第一回コミュニティイベントをKOINにて開催いたしました。
同コミュニティでは、関西在住・在学の25歳以下の学生を対象にスタートアップへの興味を創発・深化する取組みや同世代間のコミュニティ形成を通じて、スタートアップがより身近な存在としてキャリアの選択肢に含まれる、そのような機会を提供します。将来的なスタートアップ創出に向けた若年層ネットワークの構築やスタートアップエコシステムの関係人口増加に長期的に寄与することを目指します。
<ポイント①本コミュニティの目的>
京都を拠点に「スタートアップ」や「起業」を支援してきた3社では、スタートアップに興味を持つ学生をさまざまな形でこれまでサポートを実施してきました。その中で、学生を対象に支援を行う際には「起業準備をサポートする」だけではなく、時間軸を長く捉えて「スタートアップに興味があり続ける限り関係し続ける」姿勢を持ち、長期視点でスタートアップの未来を担う可能性のある人材に出会いの機会や学びの機会、コミュニティ提供を通じて関わりを続けることでスタートアップエコシステムの関係人口を育て、日本のスタートアップ創出がより活発になることを願い、このたび連携してコミュニティを設立するに至りました。
<補足:なぜ長期視点での関わりが必要か>
例えば「スタートアップに興味がある」という大学3回生Aさんがいたとします。夏休みを利用して社会人とともにスタートアッププログラムに参加して学び、ビジネスアイデアをコンテストで発表するなど起業準備活動をしていく中で就職活動の時期がきます。就職に興味がさほどなくても一応登録した就職サイトで、自身のやりたいことをすでに事業として行う企業からオファーがきて内定をもらい、就職前に長期インターンをするため上京することとなり、自身の起業準備活動をストップする–––。これまでの「起業準備をサポートする」という名目での関わりでは、このようにして支援機関と学生の関係性が途切れてしまいます。しかしながら、このような学生が就職して数年経過したのち「スキルや実績、自身がついた今、再度スタートアップにチャレンジをしたい」「スタートアップの共同創業を誘われ迷っている」「業務でスタートアップと協業することになったので関わり方に関してアドバイスがほしい」といった相談を受けることがあります。スタートアップ意欲が実際のアクションにつながるまでの期間には個人差があります。
下記図のような未来が起こるきっかけに同コミュニティが寄与できればと考えます。
<ポイント②何をするのか>
スタートアップに興味を持つ25歳以下の学生(大学生や高専生、専門学校生、高校生等を想定)を対象に、①MEET UP〜互いの興味や知見をシェアする機会、②GROUP LERNING〜スタートアップの基礎知識が学べるゼミ、③COMMUNITY〜オンオフ問わずリアルタイムで情報を交換・取得できる場を提供します。
<補足:コミュニティ形式で提供する理由>
スタートアップに興味を持つことも挑戦することも日本ではまだマイノリティとされる今、事務局を通さずとも個々人のタイミングで相談ができる仲間がいることほど当事者にとって心強いことはありません。また、スタートアップを自身が興す以外に、スタートアップに転職する、協業するといったキャリア上の選択肢はいくつもあります。個々の学生が自身のキャリアを形成していく中でスタートアップと関わりを持つことになった際、コミュニティに所属していることでなめらかに情報収集ができる環境を長期にわたって維持します。
<第一回MEET UP開催のお知らせ>
スタートアップへの興味をきっかけに学内外に存在する起業部や起業サークルに参加したり、長期インターンという形式で実際にスタートアップで働いたり、VC等の支援側に入って活動している関西の学生を3名お招きし、4月22日(土)にKOIN(四条烏丸近く)にて第一回MEET UPイベントを開催しました。
当日は20名超の学生をはじめ、30名が集まり、互いの活動をシェアするなどの交流会を実施しました。
<第二回MEET UP開催のお知らせ>
次回は5月13日(土)にKOINにて開催します。学生の皆様奮ってご参加ください。
また、イベントやセミナー実施のお知らせは下記のSNSを中心に行います。ぜひフォローください。
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