妊活ジェンダーギャップ調査を発表 妊活に取り組む男女の4人に1人が「パートナーとうまく取り組めていない」と回答
~妊活に対する意識の違いから読み解く、“いっしょに、妊活。”をポジティブに進めるヒントとは~
【調査背景】
近年、日本では不妊を心配するカップルが増え、その割合は夫婦のおよそ3組に1組にのぼります※1。WHOの報告から不妊原因の約半数は男性にあることが分かっていますが、妊活の初期段階では女性だけが行動を起こしているケースが多い現状があります。排卵日予測検査薬『ハイテスターH』を販売する武田コンシューマーヘルスケアとスマホでできる精子セルフチェック『Seem』(シーム)を運営するリクルートライフスタイルは、「妊活は、パートナーといっしょに取り組むもの」という考えのもと、どちらか一方ではなく、男性も主体的に参加する新しい妊活文化醸成を目指しています。そこで、世界経済フォーラムより毎年発表される「ジェンダーギャップ指数※2」を参考にして、独自で妊活における男女間のギャップを共同調査。妊活や不妊に対する男女の意識の違い(ジェンダーギャップ)を明らかにするとともに、産婦人科医の宋 美玄(ソン ミヒョン)先生にわかりやすく解説いただきました。妊活に取り組むカップルのギャップを埋め、“いっしょに、妊活。”をポジティブに進めるヒントを発見します。
※1:出典国立社会保障・人口問題研究所「第 15 回出生動向基本調査」より
※2:各国の社会進出における男女格差を示す指標。経済活動や政治への参画度、教育水準、出生率や健康寿命などから算出される指数
【調査トピックス】
<実態>パートナーとの妊活
妊活に取り組む男女の4人に1人が「妊活をパートナーとうまく取り組めていない」。
<ジェンダーギャップ1>妊活を始めるきっかけ
妊活を希望したのは「女性から」が76.6%、「男性から」が19.7%。妊活を始めたきっかけも、女性の年齢や意向が強く関係。
<ジェンダーギャップ2>ストレスの感じ方
男性の60.0%、女性の70.5%が妊活でストレスを感じている。さらに掘り下げるとストレスの感じ方に男女で差が。
<ジェンダーギャップ3>自己およびパートナー評価
「妊活における取り組みは何点?」に対し、男性からのパートナー評価は80点。一方で女性の自己評価は50点と低い結果に。
<ジェンダーギャップ4>コミュニケーションの内容
妊活コミュニケーションにおいて、男性は「身体の状態」を、女性は「気持ちの状態」を共有したい。
<実態>大切にしていること
「妊活をする上で大切にしていることは?」に対しては、男女ともに「パートナーとの関係性を保てること」「妊娠に至ること」が上位に。
【産婦人科医 宋 美玄(ソン ミヒョン)先生からのコメント】
妊娠は最終的に女性の身体で起きることなので、女性のほうが高い当事者意識を持ち、具体的なアクションに対する意識も高く、また責任感も強いというのは、当然のことだと言えるかもしれません。しかし、妊娠は女性の身体だけではなく男性の精子があってできること。是非とも男性には “自分にできることをする”という姿勢で、妊活に積極的に参画してほしいと思います。もちろん実際に“妊娠する当事者”は女性ですが、“妊活の当事者”としては、男女は対等な立場だと思います。
▼調査結果・詳細は下記リンクよりPDFをご覧ください。
https://takeda-chc.co.jp/information/2018/11/assets/20181115/20181115.pdf
▼”いっしょに、妊活。”特設サイト
https://seem.life/campaign/hitester/
▼武田コンシューマヘルスケアについて
https://www.takeda-chc.co.jp/
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