このメニューがなんと500kcal以下!?南房総ウェルネス食生活プロジェクトとは?
来訪者や地域住民を栄養面から健康にするヘルシーメニュー開発をすすめています
南房総市と足並みをそろえ、ヘルスツーリズムを推進する一般社団法人南房総健康ラボでは、地域が健康であることが、健康意識の高い来訪者も呼び込むことができると捉え、地域住民と来訪者にとって、カロリー、塩分量、PFCバランスなど健康づくりのために効果的な食に関するヘルシーメニュー開発を進めています。
◆南房総ウェルネス食生活プロジェクトとは?
健康の3要素とは、運動×栄養×休養。そのうちの「栄養」面から地域の健康づくりをはじめるプロジェクトが『南房総ウェルネス食生活プロジェクト』です。
南房総ならではの健康食が提供できるようにメニュー開発を進め、飲食店に来店した市民や観光客が「健康への気づき」メニューが提供できるしくみを構築していきます。市民・観光客の健康増進に一体的に取り組むことで、「市民の健康増進」「医療費削減」「観光振興・雇用創出」を図ることが目的です。
◆健康メニュー開発の基本的な考え方
・基本的には地産地消の食材を活用したもの、郷土料理・伝統料理を活用するなど「南房総ならでは」の物語のあるものとする。
・彩や料理の種類の多さで、見た目のボリューム感はあるものの、実際には低カロリー。そんな健康への気づきを与えることのできるメニュー開発を実施
・朝、昼、夕の3食で、1800kcal、塩分量8~9グラム、野菜350gを目標とする。したがって、1食当たりは600kcal、塩分量2~3g内、野菜120g程度で、PFCバランスの良いメニューを開発。
・出汁や麹を活用するなどの工夫で塩分量の少ない料理を開発
・ご膳、お弁当、プレートタイプなど提供の仕方は自由
◆健康メニューアドバイスの例
管理栄養士のアドバイスをもとに、カロリー、PFCバランス、塩分量を調整し、アドバイスを反映した料理を提供している。まずは、健康な食の考え方を理解し、お客様の健康ニーズに応じたメニューを提供していきます。
〈開発前メニューの課題〉
✕ 塩分が多い
✕ たんぱく質に偏っている
〈アドバイス例〉
・天ぷら:かけるのを普通の塩ではなく、山椒塩や抹茶塩などの風味塩を用いることで塩分減に
・なめろうご飯:冷や汁ではなく、お茶やお鍋のだしの方が塩分は抑えられる。
・塩味が強いので、しば漬けなしでも良い。
・酢の物:いか、たこ、あじのいずれかを減らし、糖質の多い野菜(根菜類やえんどう類、オクラなど)で補うことでたんぱく質減・炭水化物増
・海藻しゃぶしゃぶ:全体的な野菜量の不足が考えられる。わかめは増やすと塩分増につながるので、白菜、大根、ねぎ、きのこを増やす
◆ヘルスツーリズム食提供のポイント
- 来訪者が、その健康料理を語れるようになって帰れる、他の人にも話したくなる健康メニューを提供し、それが、結果、おもてなしになる。
- 五味・五法・五色といった考え方をもとに、味わいの広がり、調理方法でバリエーションを見せ、色合いを見せていく
- 演出を大切にする。華やかさと意外性を提案する。その地域の特色を出した地産地消の食材を使って季節感を演出する工夫を
現在は南房総市内10店舗でヘルシーメニューの開発を進めています。今後も協力いただける飲食店を増やし、来訪者や地域住民が、ヘルシーメニューを体験できる地域づくりを進めています。
旅行では食事を食べることも楽しみの一つです。その中でも健康への気づきへとつながるヘルシーメニューは、栄養面やカロリーを気にすることなく、新たな食の楽しみをもたらしてくれます。南房総へいらっしゃる際には是非一度体験してみてはいかがでしょうか?
※ヘルシーメニューは事前予約制となります。受付は一般社団法人健康ラボで行っています。(直接店舗ではご予約できませんのでご注意ください。)
※季節によってはご用意できない食材・メニューもございますのでご了承ください。
◆お問い合わせ
南房総健康ラボ(月〜金:9時〜17時)
メール:info@minamiboso-therapy.com
電話番号:080-4955-9717
▶︎潮風と森のささやき 南房総セラピー:https://minamiboso-therapy.com/
▶︎南房総でヘルスツーリズム:https://www.mboso-etoko.jp/cgi-bin/co_kaniHP/info.asp?uid=3534&p=12
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