地元小学生とINSPiリーダーが西日本豪雨被害の町の歌を一緒に作詞作曲
仮設住宅に入る方たちに歌声を届けるためのクラウドファンディングをスタートしました。
NPO法人TOKYO L.O.C.A.L(代表理事:丸山慎二郎)は現在、アカペラグループINSPi(ワタナベエンターテインメント所属)のリーダー杉田篤史が2018年7月の西日本豪雨被害にあった愛媛県 西予市 野村町の小学生たちと一緒に作詞作曲した町の歌「のむらのうた〜がんばってみるけん 応援してやなぁ〜」に関するプロジェクトについて、A-port(運営:朝日新聞社)にてクラウドファンディングしています。
https://a-port.asahi.com/projects/nomurano_uta/
このプロジェクトは愛媛大学社会共創学部とコミュニケーションやチームづくりを学ぶハモニケーションワークショップhamo-labo(代表:杉田篤史)とNPO法人TOKYO L.O.C.A.Lの共同主催となります。
https://a-port.asahi.com/projects/nomurano_uta/
このプロジェクトは愛媛大学社会共創学部とコミュニケーションやチームづくりを学ぶハモニケーションワークショップhamo-labo(代表:杉田篤史)とNPO法人TOKYO L.O.C.A.Lの共同主催となります。
◆プロジェクトの目的
今回のクラウドファンディングでは、今年11月18日野村町にてINSPiリーダー杉田篤史が開催した「みんなでつくろう!のむらのうた」ワークショップでうまれた歌を、野村小学校合唱部の歌声にのせて仮設住宅に入居されている方や復興に向けて働く人々に届けるためのコンサート開催やミュージックビデオ制作を行います。
◆コメント
〈愛媛大学 社会共創学部環境デザイン学科 准教授 羽鳥 剛史〉
野村の町を訪れるたびに、緑豊かな自然、人々の元気な姿、乙亥相撲やシルク産業をはじめ、独自の文化に魅了されます。7月の豪雨はこの町に深刻な被害をもたらしました。でも、どんな災害が起こっても、いや大きな災害が起こった時こそ、野村の町が育んできた自然と文化を守り継いでいくことが大切ではないか。今回の取り組みに携わるにあたり、このような思いがありました。そして、野村の子供たちと歌づくりに取り組む中で、この思いは一層強くなりました。子供たちが一生懸命につむぎ出す言葉を聞いて、野村の町が大好きで、この町を大切に守っていきたい――そんな“野村魂”が感じられました。今回の取り組みは、このスピリットを一つのハーモニーとして歌い上げ、災害から立ち上がろうと頑張っているみんなにお届けする試みです。それはささやかな試みかもしれません。しかし、子供たちの声とみんなの思いが一体となるところから、復興に向けた確かな一歩が刻まれることを願っています。ぜひ、皆様の応援をよろしくお願いします。
〈アカペラグループINSPi リーダー・ハモニケーションhamo-labo 代表 杉田篤史〉
縁があって訪れた野村町。今年7月に大雨により大きな被害をうけた町のために、歌手としてできることを考えていたとき思い出したことがあります。2012年5月、岩手県陸前高田市気仙中学校に歌いにいったとき。INSPiコンサートのあと生徒会長がこんなスピーチをしました。「僕らの校舎は津波で流されてしまいましたが、校歌を歌うことで気仙中学校の生徒なんだと感じることができます。」形あるものはいつか壊れても、歌は残る。野村の子どもたちと町の楽しい記憶やがんばった思い出を歌にしてきました。これからこの歌を野村の子どもたちと練習して、仮設住宅に入られている方や日常に戻るために働いているみなさんに聴いてもらえるようコンサートを開きたいと考えています。「がんばってみるけん」と未来へ向かう野村のみなさんへ、少しでも応援になればと思います。ご支援のほどよろしくお願いいたします!
〈NPO法人TOKYO L.O.C.A.L 代表理事 丸山慎二郎〉
この度ご縁があり、西日本豪雨の被害にあった野村町のプロジェクトに参加させていただきました。【TOKYO L.O.C.A.L】は復興支援活動を始めて約8年経ちます。どんな事でも継続するという事がやはり一番大切ですが、それはとても大変なことでもあります。そこで、僕たちは【TOKYO L.O.C.A.L】というNPO法人を設立し、これからこのような活動を定期的に継続できる仕組みを作っていきたいと思っております。そして今回、野村町に伺って最初に驚いたのは、子供たち、住民の方々が皆さん笑顔だったことでした。多くの苦難があったはずのこの地域で、現地の人々から“希望”を感じたのです。僕らは多くの事はできませんが、野村町に更なる“希望”をもたらすことが出来たらと思いました。それはこの団体のチャレンジでもあります。「何かの為」に「何かをする」ことが、自分たちを成長させることに繋がるものだと信じています。そして、自分自身もそうでありたい、成長し続けたいと思っています。それが、未来に対する“希望”であり、これからの社会に対しての僕たちの役割かと思っております。今後も、野村町をはじめ、自分達が継続して出来る社会への恩返しをしていけたらと思っております。
◆クラウドファンディングについて
期間:2018年12月20日から2019年2月22日まで
コンサート:2019年3月2日(土)野村小学校にて開催予定
ミュージックビデオ:2019年4月上旬公開予定
〈webサイト〉http://a-port.asahi.com/projects/nomurano_uta/ (A-port)
◆「のむらのうた〜がんばってみるけん 応援してやなぁ〜」作詞作曲の様子
https://youtu.be/N1EfRpy1zNA
◆NPO法人TOKYO L.O.C.A.Lについて
TOKYO L.O.C.A.Lは被災地の復興支援イベントの開催、荒川区をはじめとする地域活性化、まちづくり応援を行う特定非営利活動法人です。設立して間もない団体ですが法人化される前より拠点の荒川区にて、2011年以来7年に渡って現在も継続している被災地復興支援イベント【ONEHEARTSHOWER】(現在まで34回開催) 等を行っています。自分たちの得意な分野である、デザイン、イベント開催や企画力を活かし災害を風化させず継続した復興支援活動を行っていきたいと考えています。
〈WEBサイト〉http://tokyolocal.me
◆ハモニケーションワークショップhamo-laboについて
アカペラグループ INSPi(インスピ)としてプロの歌手活動を17年行ってきた杉田篤史。人と人が音を重ねてハーモニーをつくる、いわゆる「ハモる」ことを通して、コミュニケーションやチームづくりのヒントになればと、アーティスト活動と並行して、ハモりのワークショップの活動を行ってきました。「hamo-labo」では各地で行われているワークショップに参加することで地域のコミュニティと繋がったり、仕事や家庭とは違う第三の居場所をつくる場となっています。今回のプロジェクトは、被災地での経験をもとに、地域の歌をつくることやみんなでハーモニーを届けた思い出が、子供たちをはじめとする町の人々の心の糧になればという想いから始めました。
〈WEBサイト〉https://www.facebook.com/hamolabo.jp/
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