「人の数だけ、備えがある。」東日本大震災におけるYahoo!検索のデータをきっかけに一人ひとりに合った防災情報を提案『Yahoo!防災ダイバーシティプロジェクト』始動

あなたに合った防災情報やグッズなどを探せる特設サイト、体験イベント開催URL:https://bosaidiversity.yahoo.co.jp/

ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)は、東日本大震災から8年となる中、復興支援に誰でも参加できる“4つのチャリティーアクション”と“復興支援イベント”を紹介する特集「- 3.11企画 - いま、わたしができること。」の一環として、一人ひとりに合わせた災害への備えを啓発するプロジェクト『Yahoo!防災ダイバーシティプロジェクト』を本日始動しました。
 現在、災害に備えるための一般的な防災情報は提供されていますが、東日本大震災が発生した後の「Yahoo!検索」のデータを分析すると、性別や年齢、生活環境によって一人ひとりの知りたい情報が違うことがわかりました。Yahoo! JAPANではその点に着目し、“その人だからこそ必要な、ダイバーシティを考慮した災害への備えを行うべきではないか”と考え、「人の数だけ、備えがある。」というコンセプトから『Yahoo!防災ダイバーシティプロジェクト』を発足しました。プロジェクトにご協力いただいている内閣官房震災ボランティア連携室の企画官であり、防災の権威である復興庁復興推進参与/ダイバーシティ研究所所長 田村太郎氏の監修のもと、一人ひとりに合った防災の備えを知ることができる仕組みを構築しました。

 『Yahoo!防災ダイバーシティプロジェクト』は自分に合った防災とは何かを考え、気づいていただくことで防災意識を啓発するコンセプトムービー、自分の特性やライフスタイルから一人ひとりに合った防災情報やグッズを探せる特設サイトや自分ならではの防災ブックを作成できる体験イベントを行います。


『Yahoo!防災ダイバーシティプロジェクト』とは

性別や年齢など一人ひとりによって必要としていた防災情報に違いが!
本プロジェクト発足に至った、東日本大震災時におけるYahoo!検索ワードデータの特徴

東日本大震災が発生した後の2011年3月11日(金)~17日(木)に宮城県、岩手県、福島県での「Yahoo!検索」の検索ワードデータを分析すると以下のようなことが判明しました。
たとえば「おむつ」や「粉ミルク」といった育児用品は、男女ともに30代が最も多く検索をしており、子育て世代が育児用品が不足し、入手できる場所を中心に検索していることがわかりました。また、「停電 トイレ」は女性が全体の 約6割を占めており、停電時のトイレの使用方法や流し方などが検索されたと思われます。また「充電器」については特に30代以上の男性が特に多く検索しており、世代間によって必要としている物品に違いがあることがわかります。
このように、性別や年齢や家族構成、生活環境によって一人ひとりの知りたい情報が違うことがわかりました。


「防災先進国・日本」で、多くの人が自分にあった備えができていない?
災害対応の専門家が監修 一人ひとりにあった防災を提案する「防災カード」

この度、ダイバーシティ研究所代表理事で復興庁参与の田村太郎氏の協力のもと、"性別""年齢""国籍"といった個人の特性や、ライフスタイルなどの多様性に添った防災情報やグッズを100種類以上の「防災カード」として提案し、自分ならではの防災ブックを作成できる仕組みを構築しました。

復興庁復興推進参与/ダイバーシティ研究所所長 田村太郎氏
地震や水害など、災害の頻度や規模が増すなか、一人ひとりの防災意識が高まっていないことに危機感を抱いていました。日本の防災訓練は避難するまでに 重きが置かれ、避難してからの生活にはあまり目を向けてこなかった。2016年の熊本地震では、亡くなった方の8割は避難生活での死者です。せっかく助かった命が、避難生活で失われてしまうのはなぜでしょうか。
災害時対応の基本は「スピード」と「ボリューム」です。救援物資は同じものが 大量に届きます。非常持ち出し袋の中身もみんな同じ。
本当は一人ひとり必要なものは異なるはずなのに、公平性や効率性が重視されると一人ひとりのニーズに対応することができなくなるのです。

みんなに必要なものをたくさん届けるこれまでの防災では、多くの人が取り残されてしまう。そんな課題を感じていたため、私は『Yahoo!防災ダイバーシティプロジェクト』に賛同し、監修させて頂きました。一人ひとりにフォーカスして必要なものを考えるのは、公平・平等を旨とする行政は不得手です。「検索」という機能で世の中のトレンドを知る民間企業のヤフーさんだからこそ取り組める内容だと思います。

このプロジェクトに非常に価値があると感じるのは、災害が起きたときの「困りごと」を一人ひとりのレベルまで落とし込み、どのような備えが必要かを自分の特性に合わせて逆引きできるようになっている点です。今回の仕組みに登場する困りごとや備えのヒントは、私たちが過去の被災地で見聞きしたことと、子育て世帯や外国人など特定の立場の方々へのアンケート調査などをもとに構成されています。災害を経験したことのない人に「自分ごと」として気づいてもらう上で、このプロジェクトは非常に有益なものだと思います。
すべての課題がカバーできているわけではありませんが、このプロジェクトを通して、防災に必要なものは何か、 また地域に暮らす多様な人々の存在にも気づくきっかけにしてもらえればと思います。

■防災カード一例


あなたは自分にあった防災ができていますか?一般の方々で検証
自分に必要な防災とは何か?を考え、気づいていただく防災意識に訴えるコンセプトムービー

本ムービーは、6組の‟妊娠している方“‟高齢の方“‟車いすを使う方“‟日本語がわからない方“という年齢、国籍、ライフスタイルなどが異なる方々に、「あなたの災害に対する備えを教えてください」と問いかけるシーンからスタートします。それに対して、世の中に広がっている汎用性のある防災グッズばかりが選ばれます。そこから被災地で起きていた実態を知り、改めて「あなただからこそ必要な備えとは何か」を考えていただく防災意識に訴えかける   ムービーです。
▽Yahoo!防災ダイバーシティ コンセプトムービー URL:https://youtu.be/dmCzHYo7lnU
▽Yahoo! JAPAN BOSAI DIVERSITY Movie (英語版) URL:https://youtu.be/mvxt8LSNUng

 


自分にあった防災がきっと見つかる!
特設サイトにて自分の属性や趣味などを選択するとあなたに合った防災情報を提案

 体験型サイトでは、自分の特性やライフスタイルに合わせ用意されたタグを選ぶと、100種類以上の防災カードを  もとに導き出された一人ひとりに合った防災情報が提案されます。
▽特設サイトURL:https://bosaidiversity.yahoo.co.jp/

ご自身の特性やライフスタイルについて当てはまる項目を選択   あなたに合った防災を提案

自分にあった防災を見つけて、自分ならではの防災ブックが作成できる体験イベントも開催
 3月7日(木)から3月9日(土)までの3日間にわたり六本木ヒルズ大屋根プラザにて、自分にあった防災を見つける「Yahoo!防災ダイバーシティ体験イベント」を開催します。
自分の特性やライフスタイルから、一人ひとりに合った防災情報やグッズが書かれた防災カードを選択してファイリングし、自分ならではの防災ブックを作成できる体験型イベントです。

【イベント概要】
■イベント名:Yahoo!防災ダイバーシティ体験イベント
■日程:3月7日(木)~9日(土) 11:00~18:00 ※3月7日のみ12:00~18:00
■場所:六本木ヒルズ大屋根プラザ (東京都港区六本木6-11-1)


ご賛同者 一覧
■ご賛同者
-内閣官房参与 福島復興再生総局事務局長:岡本全勝様
▽内閣官房参与 福島復興再生総局事務局長 岡本全勝 賛同者コメント URL:https://youtu.be/NxIHwXcgB8o
-内閣府政策統括官(防災担当):海堀安喜様
▽内閣府政策統括官 (防災担当) 海堀安喜 賛同者コメントURL:https://youtu.be/9aX3daVc1Hw
※50音順表記

アンバサダー 一覧

▽Yahoo!防災ダイバーシティ  アンバサダー コメントムービー (ロング) URL:https://youtu.be/TvQg0wXsdgI
▽Yahoo!防災ダイバーシティ  アンバサダー コメントムービー (ショート) URL:https://youtu.be/1rNzUIED3kg


■アンバサダー
- アイドル:猪狩ともかさん
- サッカー選手:岡崎慎司さん
- サッカー選手:香川真司さん
- 俳優:要潤さん
- レーシングドライバー:佐藤琢磨さん
- タレント:スザンヌさん
- フリーアナウンサー:滝川クリステルさん
- タレント:ぺえさん
- シンガーソングライター:ピコ太郎さん
- 動画クリエイター:ミスターヤバタンさん
- チェアスキー選手:村岡桃佳さん
※50音順表記

ご賛同者からのコメント

内閣官房参与 福島復興再生総局事務局長:岡本全勝様
東日本大震災の経験から、さまざまな災害弱者の方がおられて、
それぞれの条件に合った対応をしなければならないことがわかりました。
このプロジェクトのように、従来のモノとお金の支援だけではなく、企業が事業で
持っているノウハウを提供してもらえるのは非常にありがたいです。
このプロジェクトを、ぜひ自治体や関係者で活用してもらいたいです。

内閣府政策統括官(防災担当):海堀安喜様
災害が多い日本で、このプロジェクトは一人ひとりで必要な防災の準備が
違うということを再認識していただく重要な取り組みだと思います。
特に検索データを活用している点は有益。被災者の実際のニーズを汲み取ることができる大きな意味を持っている。「公助」はもとより、「自助」、「共助」を組み合わせていく必要があると思います。

アンバサダーからのコメント

猪狩ともかさん
私は車いす生活なので、車いすが足の代わりになってくれています。
震災が起きた時に、瓦礫や倒木の枝を踏んで車いすのタイヤがパンクしてしまったら、
自分の足がなくなってしまうことと同じです。
なので「車椅子のメンテナンスセット」を防災リュックの中に用意したいと思います。

岡崎慎二さん
僕は兵庫県出身なので、阪神淡路大震災を経験しています。
日本は震災が非常に多い国なので、防災意識が高く、水や乾パンなど誰にでも
必要な物は、準備されている方が多いと思います。
しかし、ヤフー防災ダイバーシティプロジェクトが提唱する、"人それぞれ備えるべき
防災がある"というのは、今まであまり考えられてこなかったことであり、多様化する
世の中で最も大切なことだと感じました。
これを機に、多くの人が自分や大切な人を守るための防災について考えて欲しいです。

香川真司さん
個性があることは素晴らしいことです。
その個性を認め合い、尊重できる社会が理想ですが、
災害時にはその人それぞれに大切な個性もリスクにもなりえるということに
今回、初めて気付かされました。
もしもの時にあなたの個性が災害のリスクにならないために。
みなさんも是非、自分にだからこそ必要な防災を考えてみてください。

要潤さん
避難所に物資を届けに行った際、避難所でのみなさんの過ごし方がそれぞれ
違ったことを目の当たりにし、このプロジェクトに賛同しました。
避難所ではお子さんが退屈な時間を過ごしストレスをためることが多いようです。
私も2児の親ですが、趣味の手品でストレスを緩和できたらと思い、私自身の
防災グッズは「トランプ」です。

佐藤椓磨さん
人それぞれ個性があるように、防災にも個性がある。すごく素敵な言葉だと
思います。
ヤフー防災ダイバーシティプロジェクトを機に、自分や大切な人を守るための
防災を皆が考えることができればたくさんの人を守ることに繋がります。
皆さんも自分だからこそ必要な防災を考えてみませんか?

スザンヌさん
私は小さな子どもがいるのですが、2016年の熊本地震が起きた時は
仕事で子どもと離れた場所にいたので、災害が起きた時にどうするかというのを
家族と話し合っておくのは大事なことだと感じました。
私は小さな子どもがいるので備えておきたい防災グッズは「ぬいぐるみ型リュック」です。

滝川クリステルさん
私は東日本大震災の時に助けた大型犬を飼っています。震災が起きた時に、
その子が瓦礫やガラス片などで足を怪我しないように「犬用の靴」を
用意しています。
環境や個性によって多様性があるように、防災にも多様性がある。
私は犬を飼っている人を代表して今回のプロジェクトに賛同させていただきました。

ぺえさん
私は同性愛者です。
震災が起きた時に、「パートナーシップ証明書」があれば、
入院手続きや仮設住宅への申込みなどの手続きがスムーズになるので、
防災グッズとして準備しておきたいと思います。

ピコ太郎さん
私のプロデューサーの古坂大魔王さんに最近お子さんが生まれたばかりですが、 
災害時には妊婦の方、お子さんに必要なものとして 排泄物から出る感染症を防ぐ
上で役に立つ「簡易トイレ」をおすすめしたいと思います。

ミスターヤバタンさん
東日本大震災の時は、ノルウェーにいて震災をまだ経験したことが
なかったので、TVを見てすごくショックでした。
僕はノルウェー人なのでニュースを見たときに難しい漢字が多く困りました。
なので、僕は「翻訳機」を用意しようと思います。

村岡桃佳さん
東日本大震災が発生した時、当時通っていた中学校校内にいました。
その際に段差などがあり移動が困難でした。
その経験から「おんぶ帯」を防災グッズに取り入れたいと思います。これがあれば、
他の人に抱えてもらい移動することが可能になるからです。
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